誰しもがふるさとを持ち、そのふるさとの山河は母なる愛が如くに僕たちを包み込む
≪石を持て追われる如くふるさとを出た(注1)≫ 啄木も≪ふるさと≫への思慕の切なさを何首も詠んでいます。
今でこそありませんが、僕も若い頃はこの≪ふるさとの山や海や畑≫が何度も夢の中に出てきました。

(注1)≪石をもて追はるるごとく ふるさとを出でしかなしみ 消ゆる時なし≫ 石川啄木『一握の砂』より
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- 2010/07/25(日) 00:00:37|
- 粟島遠望
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無事、粟島に戻りました。夜明け前に粟島行きの港に着いたので、粟島を間近に眺望できる荘内半島、紫雲出山に行きました。
展望台に着いた頃、辺りはまだ薄暗く、粟島はよく見えませんでしたが、時間が経つにつれ薄っすらとその姿を現し始めました。
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- 2010/04/01(木) 00:00:26|
- 粟島遠望
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弘法大師(空海)は、このこの夕景を眺め育ちました。粟島とは丁度対岸にあたるここ海岸寺≪屏風ヶ浦≫の浜は、「弘法大師」(空海)の故郷です。
以前は生誕地と言われていましたが、今では「善通寺」が通説となっているようです。大師の母、玉依御前(たまよりごぜん)がこの地に大師出産のため、産屋を設け、大同2年(807)大師が七堂伽藍の「海岸寺」を建立しました。別院には「大師産湯の井戸」が残されています。
大師は14,5才の頃までこの地で育ったと資料にあります。大変な神童で、当時の都・長岡京の大学に学びました。
そこが僕と大きく違うところです。 バシッ!

比べるな!

粟島の落日です。外から眺めるのもいいものです。
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- 2009/10/10(土) 00:00:11|
- 粟島遠望
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粟島に渡る前に、ちょっと見せたい景色があります。
荘内半島・紫雲出山の麓にある「浦島フラワーガーデン」です。
四季折々に咲く花もいいですが、ここから見る景色もお勧めです。
海の向こうに見えるのが粟島です。
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- 2009/04/15(水) 13:53:48|
- 粟島遠望
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