まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

鎌倉・雪の東慶寺 2

家を出る時は迷っていましたが、横須賀駅の雪を見て鎌倉行きを決めました。
その雪の中で眠っている友の傍に行って、一言だけでも声を掛けてあげようとやって来たのです。
東慶寺境内 - コピー (600x421)

♪「今日鎌倉へ行って来ました ・・・ 今日のあの町は人影少なく 想い出に浸るには十分過ぎて・・・」♪
さだまさしに歌われた  「縁切り寺」  は静かな雪の中です。
立礼茶室の「白蓮舎」には人影もありません。
DSC02029 (600x482)


写真が趣味と言う青年は、折角の珍しい雪の境内をゆっくりカメラに収めたかったに違いないだろうに、
(僕に気遣って)まだ雪かきに手が回らない高い階段を登って、墓苑まで付いて来てくれました。
雪は想像以上に多く、崖上から太い木の枝が雪の重さに耐え切れず折れ落ちていました。
この雪では、閉門も仕方ありません。
DSC02030 (600x416) (2)
■ 右側のヤグラは、第五世・後醍醐天皇皇女の用堂女王の墓所です。
用堂尼入寺以後、松ヶ岡御所と称され、 寺格の高い尼寺としてその名を馳せるようになりました。


禅をZENと海外に伝えた明治の高僧で、東慶寺中興の祖と言われ、建長・円覚両派の管長を兼任した
男僧代二世・釈宗演(しゃくそうえん)禅師の墓も雪に覆われていました。
DSC02034 (450x600)


その釈宗演の墓の近くにある、父(井上禅定)の墓の隣に友は眠っています。
時には、≪千の風になって あの大きな空を吹きわたっている≫時もあるだろうが・・・(バシッ!)
彼は、去年の夏に古希を待たず遷化しました。 ※その時の記事はこちらです→ 「追想・友を送る」  9/22,9/26,9/29
DSC02035 (486x600)


石碑の頂部に引っ掛かっていた木の枝は払いのけましたが、雪はどうする事も出来ず、引き返して来ました。
向こうの山中に「円覚寺」はあります。
DSC02036 (600x399)


この雪では、水仙も福寿草も雪の中で震えています。
DSC02037 - コピー (2) (600x544)


「シナマンサク(支那満作) 」が黒い塀に映えていました。
DSC02040 (600x422)


出会いとは不思議な縁です。友は若い頃から写真が趣味で、その頃は撮った写真を自分でプリントしていました。
そんな彼に代わって、今は、先刻まで全く知らなかった青年と二人カメラを肩に白梅を見ています。
DSC02039 (499x550)


ほんの短い時間であったが、色々な話をしながら北鎌倉駅まで引き返してきました。
 下りホームの傍の民家の門に咲いていた紅白の梅です。
DSC02044 (448x600)


「では、お元気で」と別れを告げ、青年の≪これからの人生が楽しいものであれ≫と祈りながら帰って来ました。
DSC02045 (490x600)


それにしても、横須賀線の何とトンネルの多いことか。(R16も同様です)
DSC02050 (600x399)


こんなトンネルを幾つも潜って、
DSC02053 (453x600)


間もなく横須賀に到着です。  ひどいボケようです。ポイントで電車が揺れたと思ってください。www
DSC02058 (452x600)


改札口を出て直ぐ左折。日米の艦船を横目に、ヴェルニー公園を進み、
DSC02063 (600x399)


京浜急行「汐入駅」近くに戻ってきました。
DSC02066 (600x391)


この日は、朝から孫達と雪遊びをし、午後から鎌倉へ・・大層充実した一日でした。
それでは、又、元気でお会いいたしましょう。



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  1. 2014/02/26(水) 00:00:00|
  2. 鎌倉
  3. | コメント:7
<<梅林 | ホーム | 鎌倉・雪の東慶寺 1>>

コメント

こんにちは。

別れた友あれば、知り合う青年もあり。
いい一日を過ごされたようですね。
青年との短いお付き合い、日本の「和」を感じました。
  1. 2014/02/26(水) 12:06:40 |
  2. URL |
  3. masa #-
  4. [ 編集 ]

正に一期一会ですねぇ~・・・
雪の友の墓参りも、青年との出会いも、雪との出会いも、同じ出会いはもう二度と無いでしょうねぇ~・・・
  1. 2014/02/26(水) 13:09:06 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

とてつもなく暑い夏に亡くなった友に、降り積もった真っ白な雪の中を鎌倉まで会いに行かれたのですね〜〜
私もまだまだ残る雪の中を遠い知人を「送って」きました。
あの世とやらで、40年間ずっと待ってたひとに、K姉ちゃんもやっと会えた事でしょう。
「倶会一処」さまざまに生きていても、いつか人は同じ場所で再会するものですね。
  1. 2014/02/26(水) 14:35:43 |
  2. URL |
  3. ふうちゃん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは、
今回は雪が多くて大変だったでしょうね
  1. 2014/02/26(水) 21:30:06 |
  2. URL |
  3. 尾張小牧 #-
  4. [ 編集 ]

masa さん
おはようございます。と、言っても早くはありませんが・・・www
昨日は病院へ行って慣れぬ検査をして疲れたのか早寝してしまいました。
人はこうして色々な出会いと別れを繰り返し生きています。
願うらくは良き出会いと良き別れを・・・
改めてそう思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多写楽さん
おはようございます。
人それぞれに偶然的な出会いは日々経験していますが、
それが≪一期一会≫といえるほどの“運命的な出会い”はそうそうあるものではないように思います。
その“かいごう”を大事にしなければただの
“出会い”に終わってしまいますからねえ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふうちゃん
おはようございます。
深い雪に誘われるようにね。行ってきました。
色々な思いを抱いて行かれたのですね。
K姉も喜んで迎えていると思いますよ。
僕が小さい頃淡い恋心を抱いた優しい人でしたからね~。 バシッ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
尾張小牧 さん
おはようございます。
雪の日に出かけることは先ずないですからね~。
見慣れている景色も雪模様になると、まるで違った景色に見えます。

  1. 2014/02/27(木) 10:20:35 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは~♪

雪の中、友のお墓参り・・・なかなか出来る事では。。。
お疲れ様でした!
  1. 2014/02/27(木) 22:54:23 |
  2. URL |
  3. ken #-
  4. [ 編集 ]

Kenさん
わざわざこんな雪の日に・・と、自分でも思いますが、
あの大雪を考えたら、さぞ鎌倉は寒かろうと思うと居てもたってもいられなくなった。
それに、自分の身体の事もあったりして、なかなか行けなかったものだからねえ。
もう、半ば勢いです。www


  1. 2014/02/28(金) 00:44:49 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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