まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

ぶらり、北鎌倉の寺へ  4  「明月院」 ②

本堂(方丈)にある丸窓は《悟りの窓》とも呼ばれ、「明月院」の象徴的な光景で誰もがカメラを向けるところです。
で、僕も・・www
DSC00706 (750x498)

少し引いて格子戸を入れると、全く違った印象に・・・でもないか。www バシッ! 
パッと悟りの境地でも開けたら良いんですけどねぇ。
DSC00709 (750x498)
※普段はこの《悟りの窓》を通して後ろの庭園が見えますが、ハナショウブと紅葉の時期のみ特別公開されます。
そうなると、もっと覗いて見たくなるのが人情です。望遠鏡で覗いていても・・・この時季何もありません。www
DSC00718 (750x498)
月の夜など、ウサギがぴょんと跳ねて出てきそうな雰囲気です。
この明月院は別称「ウサギ寺」とも謂われています。実際ウサギも飼っていて境内にも置物が置かれています。
DSC00719 (750x498)


本堂(方丈)の前はよく整備された《枯山水》の庭園。正面の枝垂れ桜の咲く頃は見事だろうと思います。
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《枯山水》の砂紋(さもん) もしっかり描かれていました。 石の白い模様が滝のように見えます。
DSC00749 (750x498)


本堂(方丈)の丸窓やこの格子戸の風情は、荒ぶる鎌倉武士のイメージより平安貴族の雅な趣向にピッタリです。
DSC00734 (750x562)


境内には茅葺屋根の開山堂(宗猷堂(そうゆうどう)や
明月院開山堂 (619x750)
※■明月院の開山堂は、1380年頃に建てられた「宗猷堂」が、のちに「開山堂」 と呼ばれるようになりました。
堂内には、明月院開山の密室守厳(みっしつしゅごん)の木像 と、最明寺・禅興寺・明月院の歴代住持の位牌が祀られているそうです。


「開山堂」の傍に《鎌倉十井(じっせい)》のひとつ「瓶ノ井」(つるべのい)があります。
DSC00733 (750x626)


「瓶ノ井」の後ろの崖を掘りぬいた墓室の「明月院やぐら」があります。中央の宝篋印塔は上杉憲方の墓とされています。
■間口7m、奥行6m、高さ3mにも及び、鎌倉に現存する《やぐら》の中では最大です。
明月院やぐら


こちらは「花想い地蔵」さんです。境内に咲く四季折々の花を抱いて(生けて)います。
お地蔵さんの顔がはっきりしませんが、実際は目鼻立ちのすっきりしたお顔です。
花想い地蔵
この日お地蔵さんが抱いていたのは総門近くで咲いていたこのバラのようでした。
このバラも一枚しか撮らなかったので、もっと撮っておけば良かったと悔やんでいるところです。 
DSC00688 (750x562)


別名「アジサイ寺」と言われる「明月院」の紫陽花は、9割近くが日本古来からの品種「ヒメアジサイ」と言われてます。
勿論、この時期に花はありませんが、境内に3000本もあるという紫陽花の一本だけが咲き残っていました。
DSC00744 (750x585)


花はかなり痛んでいましたが、訪れた人たちへの《おもてなし》だったのでしょうか、一生懸命咲いていました。
「明月院ブルー」の輝きを眼に焼付け家路につきました。
DSC00747 (750x563)


総門を出て、北鎌倉駅に向かう途中、小さな橋の上でこんな可愛い動物を見つけました。
「人生航路まだまだ長い。急いで行く(逝く)ことないですよ」と教えられたようでした。
DSC00758 (552x750)
それでは、長くなりましたが、「ぶらり北鎌倉の寺へ」のお話は、これにて終わります。
では、又、元気にお会いいたしましょう。 
お陰様で《帯状疱疹》の痛みは大分和らいできました。
******************************************
資料■ 「明月院のあじさい」
鎌倉を代表するあじさい寺として知られる明月院。総門から中門にかけて続く参道の左右には見事なヒメアジサイが、品の良い神秘的な雰囲気の青い花を咲かせる。咲き始めの6月初旬には薄水色だった花びらは、花が大きくなるにつれて深い幻想的な青色へと変わっていく。この言いようのない美しさは明月院ブルーと呼ばれ、賞賛さている。
境内で見られる約3,000株の紫陽花を愉しむには、6月には8時が開門となるため早めの時間に訪れたい。北鎌倉駅から明月院へ続く道のりの明月院通りにもヤマアジサイが多く咲き誇り、途中散歩ものんびり歩きたい。
資料■ 「鎌倉十井」 
資料■ 「明月院やぐら」 
資料■ 「枯山水の砂紋」 
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  1. 2015/02/20(金) 00:00:00|
  2. 鎌倉
  3. | コメント:7
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コメント

まさしく日本の美ですねぇ~!!!
最近は外国人もこう言う日本の美に引かれて観光にやって来るそうですが・・・
特に紅葉狩りとか花見は好評だそうです・・・
  1. 2015/02/20(金) 19:06:36 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

小雨の降る真冬に行って、すんご~く寒かった記憶があります。普通の天候ならこんな感じなのですね。普通の天気の時に行きたかったぜ。
  1. 2015/02/20(金) 20:06:15 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

我楽多 さん
ありがとうございます。
50年程前はこれほど整備されていませんでしたが、
《これは多くの寺院がそであったようにこの明月院も近年良く整備されました。
明月院の境内は国の史跡指定を受けています。
☆ 「ミシュラン・グリーンガイド」でも「寄り道する価値がある(★★)」と二つ星の評価を得ていますからねえ。
鎌倉は外国人(欧米諸国)の観光客が沢山見えます。
この日も、3組ほどの観光客がガイドブックを持って見学していました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やや さん
ありがとうございます。
鎌倉は横須賀に比べてもかなり寒いですからね~。
鎌倉が行きでも横須賀は雨。横須賀に雪が降ったら、鎌倉は大雪です。www
そんな寒いときに鎌倉へ・・・。でも遠いですから
「天気がいいから鎌倉辺りにでもぶらっと行ってみるか・・」
なんてことはできませんから仕方の無い事ですね。
お近くの「足立美術館」の日本庭園はミシュランで日本一の称号が付けられていますね。
鎌倉にはあのような行き届いた庭園を持つ寺院はありません。
また京都とも違う味のある寺院庭園が多いです。
どちらかと言うと奈良の寺院庭園に近い・・・そんな気がしています。
  1. 2015/02/20(金) 21:54:51 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

悟りの窓

今日は。。

明月院は駅から近くでも有り、尋ねた鎌倉の数少ないお寺の一つです。

その頃から花気違い。
アジサイに目が眩んで「悟りの窓」の画像は有りません。

今は鎌倉行は叶いませんが、思いは募ります。

疱疹痛その後は如何ですか。

カミさんの履歴観ましたら、2か月服薬しています。
ホークダンス(週2回)に出られるまでに、更に1カ月。
今はめったに「痛い」は口にしません。

個人差はあるのでしょうが、北さんは私はご回復は速いと予感しています。
楽観的な御性格ですし、いまだ体力がありますし。。。
そうあって欲しいと願ってもいます。P。
  1. 2015/02/21(土) 18:23:24 |
  2. URL |
  3. ijin #7ozVZe.w
  4. [ 編集 ]

明月院にうっとり。

 鎌倉のお寺にすぐ行ける環境が、とてもうらやましいです。紫陽花が一本だけ咲いているっていうのが、何故か禅宗的な気がしました(適当なこと言ってスイマセン)。「紫陽花が一本!そもさん!」とか聞かれて、「かーつっ!」とか聞こえてきそうな。「悟りの窓」もいい雰囲気です。
  1. 2015/02/21(土) 18:27:47 |
  2. URL |
  3. 犬の知人 #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは!
明月院の悟りの窓ですか、
春、秋にはいい写真が撮れますね、
丸い障子と思いましたが円形に抜かれた壁のようなものかな?
  1. 2015/02/21(土) 22:19:09 |
  2. URL |
  3. 尾張小牧 #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます。

尾張小牧 さん
ありがとうございます。
障子は丸窓の後ろ側にあります。
普段は開けて丸窓の向こうの景色が良く見えるようにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
犬の知人さん
ありがとうございます。
他の花はみな枯れたり切り戻しされたりしていましたが、
一本だけ未だ青さを残したまま咲いていました。
この時季訪ねて来る人のために懸命に頑張ってくれているのかと思うと
愛おしくなり(笑)、あちらからこちらからと、4枚も撮りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ijin さん
ありがとうございます。
東慶寺ばかりでなく浄智寺にも行かれていたのですね。
東慶寺、明月院は《花の寺》として人気がありますから
花を撮られるのには良いですね。

帯状疱疹ですが、ここ数日で急速に痛みも和らいで来ました。
胸部~腹部~右脇~右背中と右腕にかけて神経を刺すような痛みでしたが、
今は右胸~右脇下にかけてしびれるような痛みに変わりました。
神経でなくこちらの痛みは我慢できます。
体の方も痛みに慣れてきたのでしょうか、
昨夜は、痛さで夜中(決まって3時頃)目が覚める事もなく、
朝まで良く眠れました。
19日は桜を撮りに津久井海岸まで車で行ってみました。
時々痛みはありましたが運転に支障はなく、
我慢できない痛みではありませんでした。
明日は、神経ブロックの注射を予約していますから更に痛みも和らぐと思います。
この調子で行きますと、春には島に行け、畑仕事も出来るのではないかと思っています。
  1. 2015/02/22(日) 16:46:18 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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