まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

島四国(島内88ヶ所巡り)

東京の桜から舞台は瀬戸内の粟島へ。
この日4月29日(昭和の日)は、島で一番の賑わいを見せる「大師市=島四国」の日です。
子どもではありませんが、この日は今年一番の早起きをしました。
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資料■「大師市=島四国88カ所巡り」
北前船で栄えた粟島では、文政10年(1827)に粟島の持船が88隻となったことから、船主に1船1基の石仏寄進を呼びかけて88カ所を建立し、島四国88カ所が始まりました。
毎年旧暦の3月21日には「大師市」といって、島の人々がお菓子などのお接待をしてお遍路さんをお迎えしていましたが
今年から、子どもたちもお参りできるよう毎年4月29日( 昭和の日)に開催さすることになりました。

この日は「島四国」ですから、その準備のための5時起きです。
我が集落は《3番札所》~《9番札所》までが管轄。その中心3番札所で朝6時半から当番です。
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3番札所は山中の林にあり、巨岩に囲まれた島の札所随一という険しい難所にあります。
遍路道(山道)は何日も掛けてきれいに掃除してお遍路さんをお迎えします。これも昔からの《おもてなし》。
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崩れかけた急勾配の狭い階段を上らなければならない遍路さん泣かせの札所です。江戸時代からの遍路道で、
昔の人は背も低く足も小さかったのでしょう、一段一段の階段が低く、足の乗せ場も狭いので注意を要します。
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お堂は巨岩(花崗岩)に囲まれ岩の間のに石仏が祀られている岩屋です。その厳し故に有難い雰囲気があり、www 
「島四国」一番の人気札所です。(否、《ところてん》のお接待を出す札所にはかないません。www)
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今日は、この3番札所にお参り頂いた方々の様子等を紹介します。
(あっ、うち等だ~と思われた方は、そっと一報下さい。記念写真としてお接待代わりに差し上げます。)
四国遍路の装束と言えばこのような姿を連想しますが、決まりはありません。四国88ヶ所巡りのお遍路さんと同じです。
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本土の須田港発6時20分の始発定期便(船)から参拝者は満員になるくらいです。臨時便もあります。
3番札所に最初に来られた方は6時50分でした。後は間断な く老弱 老若男女 元気に上って来られます。
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一人で来られる人も、(病気平癒のお礼参りでしょうか・・・)
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お二人で来られる人たちも、(将来の夢の願掛けでしょうか・・・内緒だったらごめなさい。www)
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友達同士で来られる人たちも、(受験合格のお礼報告でしょか・・・)皆目的はそれぞれです。
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お孫さん(と言っても成人ですが)を案内して、粟島《ふるさと劇団》の団長さんもやって来ました。
このお墓はのう・・・と説明されているんでしょうか・・・。
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昔は舞台での立ち回りで息を切らせた事もなかったが・・・最近はさっぱりじゃ・・と言いながら上がって来ました。
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勿論、ご夫婦で来られる方も、(植物観察も兼ねて・・・)
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皆楽しげな会話を交わしながら札所を回られています。
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その昔、ワンダーフォーゲル部にでもいたのかな?それとも今流行の登山女子?息が合ってます。
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一家団欒の家族連れさんも一生懸命上って来ました。
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こんな可愛いシェルターもおばあちゃんやんを案内していました。頑張れ!頑張れ! (お婆ちゃんへの声援です。www)
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お孫さんを連れて一族で来られた常連さんもやって来ました。先頭はお孫さんと嫁さんたち。
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息切らせ、よろよろしながら後に続く爺ちゃん。おっとと、と言ってる傍から躓いた。(見栄張って杖持たんから・・www)
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あ~危なかったと一呼吸。否、十呼吸。後に続くのは若手の付き添い役。でも、還暦済み。きつい! 
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山道は下りの方こそ慎重に。お参りの後は、こちら側から下ります。階段もしっかり作りました。
今年は雨でなくて良かったです。去年は雨が降り、大勢転びました~。 www (バシッ!笑い事か) 

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皆さん気をつけてくださ~い。ゆっくり、ゆっくりね~。
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お爺ちゃんも下りて来ました。ゆっくりね~。おっと、・・心配で写真も撮っていられない。 (バシッ!撮っているじゃん!)074 (750x500)
お前、何怖がっとん?大丈夫や。早くせんかい。
あんた、見てないで、手ぐらいちょっと貸してくれたらどうなん。よその女(ひと)だとすぐ手を出す癖のに・・。
あほ、言うな。人前で恥ずかしいわい。
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あっ、さっきの可愛い親子連れさんだ~。気をつけてね~。
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無事、下まで降りて行きました。良かった良かった。
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こちらも可愛いシェルターさん達が。おばあちゃんの手をしっかり持って・・・。あれ~?逆かな・・・?www
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おっと、お母さん、そっちじゃないですよ。そっちは大蛇の巣ですよう。
ちっちゃいお遍路さんの持っている棒は、手作りの《肩叩き棒》。これもお接待で頂いたそうです。
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と、言うわけで、今日は「島四国」前編でした。後編はまた次回に。
それではまた、元気な笑顔でお会いいたしましょう。
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  1. 2015/05/01(金) 01:38:00|
  2. 年中行事等
  3. | コメント:9
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コメント

こんにちは

早朝からのお役目 お疲れ様です^^
たくさんの方々が 思い思いの願いを込めて
登ってこられるんですね
それにしても 急な石段ですね
私にはとても登れそうもありませんが・・・(汗
思いの強さが 頑張りにつながっているんでしょうね
  1. 2015/05/01(金) 15:27:04 |
  2. URL |
  3. ユウスケ #ZvWJaGwQ
  4. [ 編集 ]

ユウスケさん
ユウスケさん ありがとうございます。
小さい頃はここは集落の男の子の遊び場でした。
棒を持って飛び回っていましたからね~。
今になって、よく怪我もせず遊んでいたと思います。

今年から休日に実施する事にしましたから、
大勢の方が足下が悪い中、お参りに来られました。
何しろ階段が思いのほかきつくて上まで上れなくて、下で拝んで帰えられる方もいます。
3番札所は水等を含め、荷物は全て背負い籠に入れて上げ下ろしします。
3番~9番札所は全て山の中の普段使っていない道ですから
この日だけの道作りも年々きつくなります。草もすごいですからね。
竹も道を塞ぐようになってきました。
筍とりだけが唯一のごほうびです。www
  1. 2015/05/01(金) 18:19:53 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

いやぁ~私が4/28に瀬居島へ言った時
大師市の用意をしていました・・・
お接待やお砂踏みの用意、参拝道の草刈やら道普請やら・・・
皆さん大変ですが、力を合わせて楽しそうに用意をしていました・・・
此れもお大師様の功徳なんでしょうねぇ~・・・
  1. 2015/05/01(金) 19:37:30 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

我楽多さん
ありがとうございます。
瀬居島も船乗りの島として歴史がありますね。
粟島と違って陸続きですから若者の流出もさほど無く、活気もかなりあるのではないかと思います。
やはり、子ども、若者がいないのは致命的です。
あと10年もすれば粟島はどうなるんでしょうかねえ。島人も百人切るのではないかと・・・。
勿論僕はいませんからね~。
「島四国」もあと何年出来ますかね。寂しいですね。


大師市は我々が小さかった頃は学校も半ドンでした。

  1. 2015/05/01(金) 20:03:53 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

 また、島四国の時期になりましたか。朝早くからの準備でたいへんなのですね。しかし、小さな子どもからお年寄りまでたくさんの方が来るようで、準備したかいがあったのではないでしょうか。上り下りの階段はたしかにたいへんそうですね。
 新しい職場にもようやく少し慣れてきた気がします。ゴールデンウィークとなり、あしたは休日出勤ですが、それ以外は休むことができるので、ちょっと一息つくことができそうです。
  1. 2015/05/03(日) 00:15:04 |
  2. URL |
  3. ラムダ #-
  4. [ 編集 ]

ラムダさん
ありがとうございます。
当日の朝はただ早いだけで、大変なのはそれまでの道作りです。
我が集落の札所は、
この島四国《大師市)の日以外、人が通らない山道にありますから、
木の枝や落ち葉、草、竹などで道が荒れ、山道の清掃をしなければなりません。
ですからこの荒れた山道を僕の同級生の女性ら二人だけで冬の間、何日も掛けてやってくれています。
僕は春まで横須賀ですからこの大変な道作りはしません。
島に帰るとすぐに清掃に行きますが、今年も殆ど落ち葉を掃く程度で帰ってきました。
今年も全コースを彼女ら二人で(不平や不満など行った事もなく)やってくれていました。
都会では考えられない事で、頭が下がります。
僕は、3番札所の下りの道に階段をちょこっと作っただけですから全くやらないことと同じです。

新しい職場にも少し慣れてきたようですね。
大変な任務ですが体調を崩さないよう頑張ってください。
たまの休日、リラックスしてのんびり心身ともに休める様心がけてください。


  1. 2015/05/04(月) 00:01:54 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

淡島には輝かしい歴史がある

>北前船で栄えた粟島では、文政10年(1827)に粟島の持船が88隻となったことから、船主に1船1基の石仏寄進を呼びかけて88カ所を建立し、島四国88カ所が始まりました。<

粟島には、そのような輝かしい歴史があったのですね。
88か所を整備するには相応のお金が要りますね。
メンテの費用もありますし。
繁栄の島ですね。

私の祖先の住んだ備前岡山は、瀬戸内でも奥まった片上湾の中です。
小さな漁で繁栄の歴史は聞きません。

88か所は真言宗ですか。そうでしょうね。

これだけ多くの訪問者。
真剣な巡礼もあるでしょうが、
リクリエーションを兼ねたグループもあるでしょう。

>人前で恥ずかしいわい。<

これが私たちの若いころの普通の気持ち。

新婚の頃、アパート住まいで、銭湯に行く時、闇の場所に来た時、
カミサンが腕組をしに来ました。
暗闇は短く、すぐ電灯の光にさらされます。
恥ずかしからよせ!!

前出の若い二人うは嬉しさを隠しきれずに、手を取り合っています。
時代の流れでしょうか。

今も昔も変わらないのは母と子のつながり。。
孫を思う爺婆の想い。

当番番所での朝早くからのおもてなし、ご苦労さまでした。
楽しい話の進行ありがとうございます。
  1. 2015/05/06(水) 17:39:50 |
  2. URL |
  3. ijin #7ozVZe.w
  4. [ 編集 ]

島四国楽しかったです!

喜多 様
おはようございます!

久し振りに粟島に行きました。
一年振りかな・・・・? 最近、物忘れが酷いから~?
今回、初めて3人目の孫連れで行きました。
理由(1番目、学校行事。2番目、喘息で入院中でした)

私は、島四国の中で3番札所が一番好きです。
今回は、1番~3番で、お参りは終わりました。

久し振りの喜多さんにもお逢いできたし3番札所にも、お参りも出来たし、
山羊にもあったし、孫の友達も出来たし、トコロテンも戴いたし、讃岐うどんも戴いたし、
孫は、初めて乗る船にも泣かずに乗れたし、

お天気も、少し曇っていて、歩くには丁度良かったです。 
年に一度の盛大な行事、お疲れ様でした v-424

写真、ステキに撮って戴きありがとうございました。

また、来年、私に元気があればお参りさせていただきます。 v-422

その時は、よろしくお願いいたします。 v-435
  1. 2015/05/14(木) 07:35:08 |
  2. URL |
  3. 山 さくら #5xSVASEs
  4. [ 編集 ]

山さくらさん

おひさしぶりでした。階段を登っている時、
札所の中から「頑張れ、頑張れ」の声援を受けてお孫さん一生懸命登っていましたね。
ほほえましかったです。
お兄ちゃんたちの姿が見えなかったのどうしたのかな?と思っていました。
来年も29日ですから、みんなそろってお参りできると良いですね。
3番札所は誰もが雰囲気があって良いと言ってくれます。
  1. 2015/05/14(木) 22:21:43 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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