まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

志々島の大楠  1

前回はブイブイ人形の《寅さん》が出てきましたが、
今日はその寅さんの映画 男はつらいよ「寅次郎の縁談」 のロケ地となった志々島へ行った時の話です。
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「志々島」にはこの定期便「つばめ」乗って行くのですが、桟橋で知人と話をしているうち11時発の船は出てしまいました。
あわてて「お~い」と手を振っていると、他の人が携帯電話で連絡してくれ、船が気付いて引き返してくれました。
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「寅さん」そのものを演じてしまい、恥ずかしい思いをしました。でも島だったから引き返してくれ、事なきをえました。
船は4分遅れで粟島港を出港。 GW中は子ども連れの釣り客が多く、黒鯛、やキス等をたくさん釣っていました。
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東京に住む娘夫婦も一緒だったので、恥ずかしい所を見せてしまい大失敗。
船が引き返してくれた事に娘たちは「信じられない」を連発して感激していました。
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「どや、島は暢気で良い所でしょう。島民は皆《あったかいんだから~》」と島のアピールをしました。www
そうこうしているうち、船は「上新田港」に入って来ました。
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「上新田港」の浮き桟橋です。GWで、皆知らない顔の人たちばかりです。
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上新田港を出て、約15分、志々島の港が見えて来ました。
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粟島港を出て、約30分で志々島に到着です。
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船の出港時刻の都合で、島にゆっくりする時間はありません。
桟橋を後にすぐ「志々島の大楠」を目ざします。
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すぐに 島の歴史などを紹介した手作りの解説パネルが民家の壁に貼られています。
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映画「男はつらいよ《寅次郎の縁談》」「機関車先生」のロケの記録なども展示されていました。
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ここを過ぎ、路地を左折すると、島唯一の商店があります。ここら路地の階段や山道を20分程登ります。
島を訪れた人のために親切に用意してくれた《亀甲竹の杖》を借りて行く事にしました。
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歩き始めると、直ぐに衝撃的な光景が目に飛び込んできました。
その時カメラに収める事、又、先刻まで其れをブログに載せることをためらっていましたが、
DSC04012 (750x498) (2)
この現状は、地方の過疎化が進んでいく現状である事を知って頂こうと、思い切って掲載しました。
関係者の皆様には不快な思いをさせてしまう事があるかと思いますがご容赦下さい。他意はありません。
 写真は島唯一のお寺。 住職さんも居られないそうです。
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小さな島ですから、このようなきつい階段は仕方ありません。
広くはありませんが良く整備され、とてもきれいな歩き易い道でした。
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かってはこの階段の道々にも子どもたちの歓声が響いていたのでしょうねえ。
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「志々島の大楠」までは誰もが迷わぬように、山道に入っても要所要所にこのような亀さんの道案内がされて、
迷子になることはありません。
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やがて、楠の倉展望台との分岐を右に下ると 「志々島の大楠」 です。
圧倒的な存在感で迫ってきます。
資料■三豊市詫間町「志々島(ししじま)」の大楠(おおくす)。香川県の天然記念物に指定。
樹齢1,200 年以上で根元の周囲は12.2m高さ約40m。
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今日の話はここまでです。この続きは次回にいたします。
それでは、また、元気にお会いしましょう。 
*******************************************************************************************
資料■
詫間港(三豊市)の北西約5.5kmの海上にある標高100m余りの島。温暖な気候と漁場に恵まれ、かつては畑作と漁業で生計を立てていました。鯛や椿の宝庫で「黄金の島」と呼ばれていたとされています。後に回船業も盛んになり、瀬戸内海交通の要の1つとして数えられていました。島名の由来には、十握剣(とつか)を納めているため神霊島、京都の紫宸島、西行法師が行脚の途中でこの島を見て「獅々に似たる島」として獅々島と名付けたなどの諸説があります。
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  1. 2015/05/10(日) 01:35:00|
  2. お出かけ
  3. | コメント:9
<<志々島の大楠  2 | ホーム | 上新田の春>>

コメント

急傾斜地に石垣の島なんですね。過疎化は残念です。
さすが瀬戸内の島!今でも船が引き返してくれるんですね。こちらでも、JRではない某電車が待ってくれたという話を時々聞きますが、島だと本当に困りますものね。あったかいです。
  1. 2015/05/10(日) 07:28:03 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015/05/10(日) 23:34:25 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

ややさん
ありがとうございます。
小さな島ですから広い平地がありません。
昔は花作りと漁業のさかんな島でした。
過疎化は残念ですが、この時代、小さな離島の宿命です。
粟島の10年後の姿と重なって、複雑な思いでした。

地方の地方の山間部へ行くといまだに好みの場所で乗り降りさせてくれるバスがある話を聞きますが、
そんなところで老後はのんびり生活するのが良いですね~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメACさん

ありがとうございます。
ACさんの経験談も、昭和の良き時代のお話ですね。

今は運転手さんも車掌さんも居ない電車が走る時代ですからね~。
そんな電車に乗ったら僕などドキドキして落ち着けません。
もっとも、人とコンピューターとどちらが信用できますか?と聞かれると・・・
人間と答えたいですが・・・返答に困ります。www

  1. 2015/05/11(月) 00:44:23 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015/05/11(月) 13:36:20 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

鍵コメ A さん

この大楠、「寅さんの縁談」「機関車先生(坂口憲二主演)」の映画のロケ地になって以来訪ねる人が一気に増えました。
それまでは地元の人だけだったのですが・・・。
「鶴瓶の家族に乾杯」で更に人気が高まったようです。

二階のわが部屋からは志々島が間近に見えますが、
大楠は裏側なので見えません。
大楠の生えている辺りはパワースポットでみんな何か《気》を感じると言っています。
僕は臆病な性か、一人や二人では何か怖くて行けません。www


  1. 2015/05/11(月) 15:07:55 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

志々島は過疎化で緑に飲み込まれている様ですねぇ~・・・
私が以前(と言っても10年ほど前ですが)訪れた時は、もっと活気が有ったように思いますが・・・
その時は、「機関車先生」のロケ地を回りましたが、こんな大きな楠が生えているのなら見に行きたかったなぁ~・・・
  1. 2015/05/11(月) 18:53:41 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

我楽多 さん
過疎化の波は瀬戸の島々に音を立てて打ち寄せています。
粟島も決して例外でなく、やがてはたどる道。
心寂しいですが仕方ありません。
個人がどうあがいても、どうなるものではありません。
「志々の大楠」県の銘木でもあることですし、
是非天気の良い時に訪ねてみて下さい。
  1. 2015/05/12(火) 14:46:31 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

喜多さん

ここ神戸は、今は雨風は小康状態です。
そちらは大丈夫ですか?
喜多さん お久しぶりです。お邪魔します。

志々島の大楠に今年は会いに行こうと思っていたので、この度のアップは絶妙のタイミングでうれしいです。
昨年粟島に行ったときは梵音寺のタブノキの存在に圧倒されました。そして喜多さんのブログで拝見していた風景を見て感動しました。まだまだ見尽くしていませんが。

昔 小学生だったころに、伊砂子の浜から見た陸続きだと思っていた山は、今 考えると「粟島だっ
たかも」と思うようになってきました。
この路地はこんなにせまかったんやとか、住む人が変わっても風景は同じやなあとか・・・。
あっ、関西弁が・・・(^_^.)

だれもいなくなった故郷ですが、やっぱりいいですねえ。
  1. 2015/05/12(火) 17:52:30 |
  2. URL |
  3. yumi #-
  4. [ 編集 ]

yumi さん

今日は朝から風も吹き波も高くなってきたのでいよいよ台風接近かなと構えていました。
貨物船もぞくぞく家の前の¥に避難してきました。
でも、夕刻には風も雨も止み波もなくなりました。

梵音寺のタブノキ程度で圧倒されるような人は、
「志々島の大楠」見たらその圧倒的な存在感に気絶してしまいますよ。www
残念ながら粟島のタブの木は、比較になりません。
文句無く、ふるさとは良いものでしたが、だんだん寂しくなっていく故郷を見るのは辛いものがあります。
また、50年もの間疎遠になっていた身には、時に自分の故郷に対する(浄化させた)思いとのギャップに冷ややかな思いが走る時もあります。

《ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの・・・》 室生犀星の苦悩が良く分かります。



  1. 2015/05/12(火) 21:35:40 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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