まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

四国八十八ヶ所霊場八十五番札所「八栗寺」

四国八十八ヶ所霊場八十五番札所「八栗寺」
「五剣山・八栗寺」は天長6年(829)弘法大師により開創された。 五剣山の中腹、375mのところにある。
きょうは、源平合戦屋島の戦いの舞台の地でもある牟礼「八栗寺」の様子など。
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こんな可愛いケーブルカーに乗って、遥かな高みへ・・・・。
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接近する対向ケーブルカーとも、神業と思える程上手にかわし、いよいよ涼しい雲上の旅へ。・・・
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と思ったら、5分程でひまわりの咲く山頂ケーブル駅に到着。   暑い! ( バシッ!修行が足りん!)
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正面の「八栗寺本坊」を左に進んで行くと、
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やがて右手の木立の中に朱色の「多宝塔」が見えて来る。
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その隣は「大師堂」。団体のお遍路さんたちが参拝中。あれ~、横の日陰から参拝? 何と失礼な所為・・・・・。
と思われるかも知れないが、お遍路さんたちは正面を外して脇の方で参拝することが多い。
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次にお参りする人のために、正面(良い場所)を譲るため・・・と、何かの本で読んだことがある。
その所作は何処の霊場でも見られる。《人を思い遣る優しい心》・・・日本人の奥ゆかしさの素晴らしさ・・・忘れまじ。
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そんな事を思いながら、鳥居を潜り「本堂」前に出る。  正面は「聖天堂」※下記参考資料参照
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「八栗寺本堂と五剣山」 
寺伝によれば、大師修行の折、天から降った五本の剣を山に埋めて鎮護とした事から《五剣山》と名づけられ、また、大師が入唐求法の成否を占うために植えた八個の焼き栗が、帰朝後全て生長繁茂していた事から《八栗寺》と名づけられた」
との案内板があった。
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本堂の背に険しい岩山が迫っている情景は、どこか結願寺「大窪寺」と似ている。
参拝を済ませ、「二天門」を通って新しい名所?に行ってみる事に。
「二天門」は、金剛力士像(仁王像)でなく名前の通り、色彩豊かな《持国天》と《多聞天》が安置されていた。
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表参道の遍路道を登ってくると、ここでお大師さん(弘法大師)がようお訪ね下さった」と迎えてくれる。
僕は思いつきのドライブ参拝だから、そのお言葉を授かる資格はないが・・・と、話題を変えて、
それにしてもこの暑さ、お大師さんがかわいそう。菅笠を載せてあげたいが生憎僕は持ち合わせていない。 
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ここからは屋島南端と人口42万の高松市街が一望できる。
昨年の夏、無事“歩き遍路”を結願させた友人たちは、この景色をどんな思いで眺めたのだろう。
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振り向くとお大師さんは本堂、五剣山の方を見ている。
■・・現在は崩壊の危険があるため登山禁止。中央の三の峰の中腹に弘法大師を祀った岩窟があるという。
ふと、時計を見ると午後も大きく過ぎている。お大師さん(空海)が「何か食うかい?」と言われた気がした。  バシッ!
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小腹も空いた感じ。ケーブル駅に来る途中、元は作り酒屋だったという有名チエーンの「うどん屋」があった事を思い出す。
こちらにいる時のお出かけ昼食は《うどん》が定番だが、せっかく牟礼(むれ)町まできたのだから、
《あの店》に行ってみようと、ケーブルに乗った。
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ケーブルカーは、上りと同じ5分で着くという。僕なら車でも歩きでも断然下りが速いが・・。不思議。 (バシッ!)
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それでは又、元気な笑顔でお会いしましょう。  
■ 資料   *********************************
【八栗寺】真言宗大覚寺派に属し、四国霊場85番札所
■山号:五剣山
■本尊:聖観世音菩薩
■御詠歌:「煩悩を胸の智火にて八栗をば 修行者ならでたれか知るべき
■成立:奇岩が山頂に並列し独特の山景をみせることで有
名な五剣山(366.2 メートル)の南面中腹に位置する。眼下に八国を見渡せたことから、八国寺とも称した。
草創は空海を開基とし、延暦年中(782~806)に遡るといわれるが、山岳仏教が盛んとなる平安時代前期頃としてよいであろう。
天正年間(1573~1592)の兵火で焼失。文禄3年(1573)無遍上人が本堂を再建。寛永2 年(1625)に生駒正俊が制札を下し、
山林竹木の保護等を命じている。また高松松平家の尊崇厚く、高松藩初代藩主・頼重が本堂を再興し、
さら3代藩主・頼豊が主要伽藍を整備し、今日に至る。古くから五剣山を中心とする山岳仏教の霊場で、
この地方における修験道の拠点であったとみられる。
『五剣山八栗寺千手院記』によれば、五剣山内には中峰に鎮守蔵王権現・奥の院その他多数の仙窟などがあり、
行場跡なども伝えられていた。
本堂北側の崖下にある中将坊と呼ばれる小祠の神体は天狗で、金毘羅山の金剛坊、白峯山の相模坊と並んで讃岐三大天狗といわれる。
聖天堂には空海自作と伝える勧喜天が祀られ、「八栗の聖天さん」として広く信仰を集めている。

■八栗寺本堂:大規模な三間堂。観音堂ともいう。境内の一番奥に建ち、背後はすぐ山の斜面が迫る。
寛永19年(1642)に高松藩初代藩主松平頼重が再興。さらに宝永6年(1709)、3代藩主松平頼豊が本堂ほか現在みる主要伽藍を整備した。この整備は、宝永4年の地震によって堂舎が傷んだ
ためであろう。
屋根は昭和53年に銅板葺に替えられたが、もとは桧皮葺であったという。
■八栗寺 二天門
宝永6年(1709)建立の仁王門。棟札には「奉再興讃州三木郡五剣山観音堂并二天門等」とあり、観音堂(本堂)とともに建てられた宝永期の建築群の一つであることがわかる。
■八栗寺 聖天堂礼堂
歓喜天(大聖歓喜自在天)を祀り、「八栗の聖天さん」とよばれて商売繁盛の守り本尊となっている。
この歓喜天は延宝5 年(1677)、摂津の勝尾寺以空上人が四国行脚の時、堂宇を建てて祀ったという。
建物は江戸時代(18世紀初)のもので、流麗な屋根の曲線が特徴的。規模は本堂よりやや小さいが、
様式的に酷似し、建立年代が近いことを示す。
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  1. 2015/08/28(金) 00:00:00|
  2. 香川のお寺や神社
  3. | コメント:3
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  1. 2015/08/28(金) 15:47:55 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

ん~八栗寺は、初詣でしか行きませんから、こんな晴天の八栗寺は初めて見ました・・・
しかし八栗寺と山田屋は、どうしても初詣のセットになりますねぇ~・・・
  1. 2015/08/28(金) 18:35:45 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

鍵コメさん
ありがとうございます。
いや~、お互い大きな被害もなく良かったですね。
最近朝夕はめっきり秋めいてきました。あと少しの辛抱ですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多さん
ありがとうございます。
後から地図を見たら讃岐牟礼駅から145号線を登っていけば
車で八栗寺まで行けそうですね。
八栗寺で初詣ですか?いいですね。

本土に行った時のランチは“讃岐うどんの美味い店探し”でしたが、今回は特別、ブログ先のお店に行きました。
  1. 2015/08/28(金) 23:53:57 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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