まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

奈良・京都・伊勢神宮の旅 ⑫京都~伊勢神宮/外宮

23日から西日本は台風並みの冬の低気圧に見舞われ、鹿児島にも雪が降ったとのニュース。
そんな中、奈良(では一時雨が降りましたが)、京都は好天候に恵まれ快適に旅を続けました。
25日は、快晴の京都から高速移動で伊勢神宮まで行きました。今日はその時の様子などです。
流石にここ鈴鹿山系の山は雪が降ったようです。
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「甲賀」と言えば《忍者》を連想します。そう、この辺りの山懐のどこかに 《甲賀流忍者の里》 があります。
島への行き来は、この新東名をいつも爆走しているので、ゆっくり、しかもこの目線の鷹さで景色を眺めるのは初めてです。この辺りは国道1号線と並行する山中で、《忍者の里》と《茶》も有名なので興味もありました。 
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滋賀県の茶生産の歴史は古く、日本茶業発祥の地と言われ、そこで作られたお茶は総称して「近江茶」と呼ばれています。
特に甲賀市信楽町の山の斜面を利用して栽培される「朝宮茶」は、古くから全国5大銘茶(朝宮、狭山、宇治、静岡、大和)のひとつに数えられています。

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滋賀県と三重県の県境にある国道1号線鈴鹿峠方面です。高い山は高畑山でしょうか?
鈴鹿峠は、箱根峠に次ぐ「東海道の難所」と言われた峠です。箱根同様、関所もあり、山賊も良く出たとか・・・。
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かっては世界を席巻した《亀山ブランド》の工場や、江戸に近く《入り鉄砲に出女》等に目を光らせた箱根の関所より取調べが厳しかったといわれている《関の関所》等の説明を聞いているうちにバスははや 「伊勢神宮・外宮」 に到着です。
この外宮は、食物・穀物を司る神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)がお祀りされています。
豊受大御神は、伊勢神宮 外宮の主神様で、食べ物の神さまとして天照大御神の大御饌( おおみけ…食物)の神として伊勢神宮に祀られる神様です。元々は丹波国の神様で、衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神だそうです。
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早速、手水舎で身を清めて参詣です。向こうに見えるのは第一鳥居。
因みに、ガイドさんからこんな作法の話がありました。
「鳥居をくぐる時は一礼し、外宮は左側通行、内宮は右側通行となっています。真ん中は《正中》と言い、神様の通り道と言われている場所ですから我々は端を通ります。それに応じて禊を行う手水舎も外宮は参道の左、内宮は右に設けられています。」
なるほど、ここは外宮ですから手水舎も左側にあります。
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こちらは、手水舎の背後にある「せんぐう館」、勾玉池の中に設けられた「奉納舞台」です。
「せんぐう館」はこちらは、手水舎の背後にある「せんぐう館」、勾玉池の中に設けられた「奉納舞台」です。
「せんぐう館」は、20年に一度天照大神に新しい社殿にお遷りを願う おまつり「式年遷宮」の博物館です。
御装束神宝の製作工程や外宮正殿の原寸模型が 展示されています。
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いよいよ「豊受大御神」がお祀りされているお社までやってきました。
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御正殿(ごしょうでん)です。
 「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」という日本古来の建築様式を伝える御正殿。
檜の素木を用いて高床式の穀倉の形式から発展したものといわれ、現在まで脈々と受け継がれています。
屋根は萱葺きで、9本の鰹木(かつおぎ)がのせられ、先端の千木(ちぎ)は内宮の御正殿とは異なり垂直に切られています。
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「御正殿」に参拝し、引き続き三つつ別宮(多賀宮、土宮、風宮)に参拝する為に引き返します。
御池の傍に、外宮最大のパワースポットと言われている《三つ石》があります。
正式名称は「川原祓所」 (かわらはらいしょ)と言い、伊勢神宮の式年遷宮の時に神宮祭主や奉仕員を祓い清める場所で、
この石の上に手をかざすと温もりを感じるとか。僕も腱鞘炎で痛めている右手をかざしてみました。・・・・微妙。www
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同じくパワースポットの一つ、《亀石》と言われる石の橋を渡り、この御池から長い階段を上って行きます。
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最初に「風宮(かぜのみや)」です。
風の神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をおまつりする別宮。
鎌倉時代の2度にわたる元冦(げんこう)の際に神風を起こして日本を守ったとされています。
風雨の災いを免れ五穀豊穣をもたらす農業の神としても信仰されています。
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次は「土宮(つちのみや)」です。
外宮宮域の地主の神で、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りする別宮。
宮川の氾濫を防ぐ、堤防守護の神としても知られています。
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最後は、一番高い所にある「多賀宮(たかのみや) 」です。
 外宮の別宮の中でも御正殿と同じ年に遷宮が行われる最も格式の高い別宮。
豊受大御神(とようけおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)をおまつりしています。
約100段の石段を上った檜尾山(ひのきおやま)上にあり、高い所におまつりされていることから、
昔は高宮とも書かれていました。
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参拝を終えた我々は、近鉄特急宇治山田駅傍の割烹「大喜」で昼食をとり、その後、伊勢神宮/内宮」へ向かいました。
内宮に様子は次回にでも。それでは、内宮にて元気に元気にお会い致しましょう。

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 NHK大河「真田丸」は以外も人気があるようです。その真田氏と甲賀望月氏の関係について。
戦国時代に名を馳せた真田氏、そして戦国時代に忍者として活躍した甲賀望月氏、実は、多くの共通点があります。君主豊臣氏のために、江戸幕府の徳川家康と戦い、大阪夏の陣で活躍した真田幸村、君主六角氏のために、室町幕府の足利義尚と戦い、鈎の陣で活躍した望月出雲守、ともに当時天下を治めていた主流勢力である幕府側が、彼らの巧みな戦略戦術により、劣勢を余儀なくされました。その後、真田氏の英雄伝説は、「真田十勇士」として、甲賀望月氏は、「甲賀三郎伝説」、各種忍者読本として、多くの人々に語り継がれていきます。
実は、真田氏も甲賀望月氏も先祖をたどると、同じ信州長野の名族・滋野氏(後に望月・海野・根津に分流)になります。滋野氏は、元来、星の神を奉じ、犬飼・馬飼・鷹飼に通じる呪術集団から誕生した武芸の家です。つまり、真田氏の真田丸に代表される巧妙な戦略戦術の源流と、甲賀望月氏の甲賀流忍術の源流は、同じ起源なのです。非常に興味深いところです。
尚、望月三郎、望月出雲守に代表される甲賀望月氏旧邸が「甲賀流忍術屋敷」として、現在公開しています。これまで時代劇などで見て抱いていた、どこか人間離れした忍者のイメージも、きっと大きく変わるはずです。「甲賀流忍術屋敷」で、戦国時代に活躍した本当の忍者の姿を、体感し、歴史の深さに思いを馳せていただければいかがでしょうか。 → 甲賀忍術屋敷 

 滋賀県での茶
滋賀県での茶業は、延暦寺の開祖・伝教大師(最澄)が唐時代の中国からお茶の種子を日本に持ち帰り、
大津市の日吉茶園に植えられたことが始まりとされています。
現在では、県南部の甲賀市を中心にお茶が生産されています。
甲賀市土山町は、お茶栽培に適した気候風土であり、県下一の生産量を支える広大な茶畑が丘陸一帯に広がります。
主なブランドに「土山茶」、「朝宮茶」、「政所茶」などがあります。
「土山茶」は、南北朝時代に常明寺の僧・純翁が京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って寺で栽培したのが起源と伝えられています。
「朝宮茶」は標高400m程の山間部で昼と夜の気温差が激しく、また霧が発生しやすい気候風土がお茶の栽培に適しており、日本でも最上質の香りがよく美味いお茶が生産され、お茶の愛好家では一番人気のあるお茶で「お茶の宝石」と言われています。
「政所茶」は、茶摘み歌でも「宇治は茶所、茶は政所(まんどころ)…」と歌われ、宇治茶と並ぶ茶どころとしてその名は全国的に知られています。石田三成が小さい頃 に秀吉に茶を出して見出された茶は政所茶だったそうです。
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  1. 2016/02/28(日) 00:30:00|
  2. 旅行
  3. | コメント:4
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コメント

 その後、お身体はいかがですか。
 伊勢神宮はいかがでしたか。わたしも、30年近く前に行ったのですが、細かいことは忘れてしまいました。
 目は、左目の手術から1か月が過ぎ、目薬の回数も減り、いろいろな制限がなくなり、ほぼ通常に戻りました。車運転用のメガネも作りました。メガネの枠よりも薄いレンズというのは、何十年ぶりのことだと思います。
  1. 2016/02/28(日) 23:50:25 |
  2. URL |
  3. ラムダ #-
  4. [ 編集 ]

いやぁ~伊勢神宮は懐かしいですねぇ~・・・
此処へは朝早く行きましたが、清清しい空気に包まれて、何らかのパワーを頂いたような感じがしました・・・
外宮も内宮も清々しい空気に包まれて正にパワースポットに相応しい感じがしました・・・
お参り後は、きっと良い運を授かっている事でしょうねぇ~・・・
  1. 2016/02/29(月) 18:11:13 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

ラムダさん
ありがとうございます。
最近は《もぐらたたき》の状態で、Aを叩けばBが顔出し、
Bを退治したらCが代わって出てくる・・・。
ラムダさん達に医療費の負担を掛けていて心苦しいです。www
伊勢神宮へは一度は行かねば・・・とずっと思っていましたから、
これでホッとしました。これも終活の一つです。www

目の方も徐々に回復しているようで安心しました。
春には劇的に良く見えるようになると思います。
メガネにも慣れ、どこか遠出のドライブでも行かれると良いですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMさん
いつもありがとうございます。
出発する時は天気が心配でしたが、好天に恵まれ良かったです。

島への行き来はいつも新東名~伊勢湾岸道路ルートですから、
この日バスの通った、草津IC~信楽~土山~亀山Jcまでは見慣れた景色でした。
今回はバスなので視点も高く、手前の景色も良く見え
(こんな所を走っていたのか~)など、ゆっくり見ることが出来て良かったです。
このあたりはやはり雪がかなり降ったようで、
休憩地土山SAは雪が積もっていました。
雪の上を歩いたのは2年ぶりでした。



  1. 2016/02/29(月) 18:36:50 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

我楽多さん
ありがとうございます。
健康でみんなの世話になりながら《お伊勢さんへのおかげ参り》ができました。
》外宮も内宮も清々しい空気に包まれて正にパワースポットに相応しい感じがしました・・・
同感ですね。
何か体もシャンとしてきたように思います。
  1. 2016/02/29(月) 18:49:11 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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