まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

奈良・京都・伊勢神宮の旅 ⑬ 伊勢神宮/内宮

長かった旅行シリーズも最終章に近付きました。今日は、伊勢神宮・内宮(皇大神宮)参拝時の様子です。
伊勢の神宮の内宮の参道口にある長さ101.8m、幅8.42mの木造の「宇治橋」(うじばし)です。
聖界と俗界との架け橋といわれる宇治橋は、五十鈴川に架けられた和橋(純日本風)木造反り橋。
宇治橋の外側と内側に立つ鳥居は、外宮・内宮それぞれの旧御正殿の棟持柱(むなもちばしら)が使われています。
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「宇治橋」のすぐ横に設けられた《木除杭》 (きよけぐい)です。
五十鈴川の増水等で、流木などが橋脚に衝突して損傷しないように、上流側に数本の杭が立てられています。
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宇治橋を渡った先全てが聖域です。 内宮は、皇室の御祖先の神である天照大御神がお祀りされています。
「垂仁天皇の26年(紀元前4年)に、五十鈴川の川上にご鎮座された《日本人の総氏神》。二十年に一度神殿を建て替える《式年遷宮》が千三百年余り続いている。前回は平成25年10月2日に行われた。」と書かれています。
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伊勢神宮ではこの聖域を《神苑》と言ってます。玉砂利の参道を「御正殿」(正宮)方面へ進みます。
内宮内は基本的に「宇治橋」も含め右側歩行です。(外宮は左側歩行。手水舎も左側でしたね)
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第一鳥居を潜ると、右側に「五十鈴川御手洗場」(いすずがわみたらし)が見えてきました。
手水の起源は、聖域を訪れる際に周辺に流れる河川や湧き水で身を清めていた事に始まりました。ここはその名残の一つです。丁寧に“お浄め”をしているお二人さんがいました。 (僕達ではありませんよ。ちょっと若いもの。バシッ!一寸かい?DSC00449 (750x612) (2)


滝祭神(たきまつりのかみ)は、御手洗場(みたらし)のすぐ近くに鎮座する五十鈴川の水源の神様です。
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第二鳥居を潜り、向かう途中に鎮座する「風日祈宮」(かざひのみのみや)です。風の神をまつる別宮です。
鎌倉時代の2度にわたる※元冦(げんこう)の時、神風を呼び、日本を守ったといわれる神様です。お礼を言いました。wwwDSC00455 (750x513) (2)


このような立派な杉木立や低木の林の中の参道を進むと、
DSC00456 (544x750)


やがて茂った木立の中に「御正殿」(ごしょうでん)が見えてきます。
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「御正殿」(正宮)の前には、30段程の石段があります。これを静かにのぼり、板垣南御門に進み、
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生絹の御幌(みとばり…御幕(おんまく)とも呼ばれる)の掛けられている外玉垣南御門前で参拝をします。
「正宮」を参拝した後は階段を下りず、左(西)へ下っていきます。(正宮は南を向いています)
「御正殿(正宮)」は撮影禁止ですので、拡大したものです。
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やがて、「荒祭宮」(あらまつりのみや)に出ます。
「荒祭宮」は、数ある内宮の別宮の中でも御正宮と同じ年に遷宮が行われる最も格式の高い別宮。
天照大御神の《荒御魂(あらみたま)》(神の特別な働きをする状態、または神が現れる状態)をおまつりしています。
困った時に助けてくださる神様、長生きさせてくださる神様と地元では昔から信仰が厚いお宮です。
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「神楽殿」(かぐらでん)御饌殿の前を通り、宇治橋に戻ってきました。
参道沿いにある銅板葺、入母屋造(いりもやづくり)の大きな建物。神楽を奉奏する神楽殿、御饌(みけ)を供えて神さまにお祈りする御饌殿、お神札・お守り・神宮暦・御朱印の授与などを行っている神札授与所が並んでいます。
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「神楽殿」の裏手に建っている「御饌殿」です。
DSC00465 (750x523)
こうして、内宮への参拝を終え、僕達は最初に渡った「宇治橋」に戻って来ました。
予定より早く戻って来たので、1時間程自由時間ができました。  「さて何処へ行こう 風が吹く」 山頭火
その後の事は次回にでも。それでは又、元気な笑顔でお会いいたしましょう。 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 元寇(げんこう)とは、日本の鎌倉時代中期に、当時大陸を支配していたモンゴル帝国(大元ウルス)およびその属国である高麗王国によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称です。 詳しくはこちら→「元寇」
1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役 (こうあんのえき・1281年)と言います。
特に2度目の弘安の役において日本へ派遣された艦隊は、元寇以前では世界史上最大規模の艦隊と言われています。
主に福岡県北部沿岸が戦場でした。その時の鎌倉幕府執権は北条時宗です。
時宗はその後、元寇の戦没者追悼のためと禅を広げるために中国僧の無学祖元を招いて創建しました。
円覚寺では元寇で戦死した日本の武士と元軍(モンゴル・高麗等)の戦士が、分け隔てなく供養されています。
余談ですが、時宗の墓はその円覚寺(鎌倉)に、妻の覚山尼の墓は直ぐ傍の「東慶寺」にあります。
円覚寺と東慶寺は、僕のブログにリンクしてありますからお時間のある時にでもどうぞ。
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  1. 2016/03/02(水) 00:00:00|
  2. 旅行
  3. | コメント:8
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コメント

五十鈴川で

お久しぶりです!
五十鈴川でお浄めをしていた夫婦です(*^^*)
素敵に写真を撮っていただきましてありがとうございました!
ブログ教えて頂いてから
旅のお写真見るたびに
私もそこに行ったかのよう気持ちになってます。
これからもブログ楽しみにしております!
また、いつか旅先でお会いできる日がありますように(*^^*)
  1. 2016/03/02(水) 10:59:40 |
  2. URL |
  3. たあこ #-
  4. [ 編集 ]

内宮も懐かしいですねぇ~・・・
宇治橋の木除杭は、私は何だか判らず宇治橋の袂に居た守衛さんみたいな人に聞いて木除杭だと言う事がわかりました・・・
私が行った時には、物凄い混雑で参拝も中々順番が回ってきませんでした・・・
  1. 2016/03/02(水) 19:16:07 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

ご無沙汰してます!

お疲れ様でした。奈良~伊勢までのご旅行を拝見させて頂きました。
こうして拝見してると、行けてない場所っていっぱいですね。
でも、今では行きたくても行けない!若い時には、行って見たいとは
思わなかったのに、この年になってから思うものなんですね。
今日は、久々にチャリンコに跨って市内を爆走して来ました。たまには、
車の力を借りずに・・・。これもまた良しでした。

  1. 2016/03/02(水) 22:33:31 |
  2. URL |
  3. ken #-
  4. [ 編集 ]

たあこ さん
ありがとうございます。
余りにも清々しいお二人さんだったので・・・。
撮らせて頂きました。ありがとうございました。
年寄りな者で、やっと御手洗場まで辿り着きました。
お待たせしました。・笑・笑・
その後、楽しい旅を続けられたようですね。
良かったです。
どこかで、またお会いできたら良いですね。
ご主人様に宜しくお伝え下さい。
どうぞ、お幸せに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多さん
木除杭、旧橋の名残かなと思いながら見ていたら、
タイミング良く、ガイドさんの説明がありました。
近年は、どこに行くにも、事前に下調べしていくことがなくなったので、
ガイドさんがいると助かります。
時期的に今回の旅行はどこも空いていて、
待ち時間はありませんでした。
といっても、添乗員さんがいち早く手配をしてくれたお陰ですけどね。


  1. 2016/03/02(水) 22:40:13 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

Kenさん
ありがとうございます。
やりたいこと、行きたい所は年齢によって違ってきますからね。
旅行も、若い頃はいろいろ欲張った日程を組んでがむしゃらに走り回っていました。
今回の旅行は、ゆったりした日程で、添乗員さんが全て面倒を見てくれたので
大変楽でした。
自転車であちこち行かれた様子。たまには仕事から解放された気分も大切です。
横須賀も、今日はサイクリングをしたくなるような暖かい一日でした。
  1. 2016/03/02(水) 23:06:31 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

鍵コメMOさん
いつもありがとうございます。
ブログ自体、自分の備忘録という気持ちで綴っていますので、
そのように言って頂けたら一緒に旅行しているようで嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMさん
天気にも恵まれて、良い旅行ができました。
晴れ男・・・そうです。旅行や行事の日は殆ど晴れです。
雨具使用の旅行や各種行事、スポーツ(観戦も含め)スポーツ試合等、
晴れの確率は(多分)95%以上だと思います。www
彩色していない鳥居はここだけのものではなく、日本各地に沢山あります。
ただ構造は伊勢神宮は他の神社と違います。
  1. 2016/03/03(木) 01:42:49 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

お疲れさまでした。
↓からずっと良い夢旅気分で拝見しました。
良い出会いもあり、
楽しい旅になりましたね。
  1. 2016/03/03(木) 09:40:40 |
  2. URL |
  3. aunt carrot #Hzu7QKvo
  4. [ 編集 ]

aunt carrot さん
おはようございます。
河津桜もはや葉桜になりました。早いですね~。
昨日、今日は春うらら・・って感じの天気です。
手付かずぼうぼうのwww庭の整理をぼつぼつやり始めました。
しばらくほったらかしにしていたので、
笹の根がはびこってお手上げ状態です。

旅は思わぬ出会いがありそれも又旅の楽しみかも知れませんねぇ。
とても好感の持てるご夫妻でした。

  1. 2016/03/04(金) 10:10:40 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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