まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

雨上がりの散歩

6月7日、夜半の雨は激しかったな~と思いながらぼんやり外を眺めていると、
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赤手ガ二がまるでシオマネキ(潮招き)のように手を振って、ちょっと他所の様子を見に行かないかと誘って来る。
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昨日は一日机に向かっていたのでいささか腰も痛くなった。
気分転換にちょっと歩いてくるかと、雨の合間を縫って近所を回ってみることにして玄関を出た。
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さて、どちらへ行こう…。この路地を右に下れば海。4_201607211512502b1.jpg


下屋のある路地を左に行けば畑へ出る。迷う事・・・数秒。
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そうだ、たまには普段通らないこちらの道を行こう!そう思い立って選んだのが、アガパンサスの咲く上に向かう路地。(相変わらず、思い付きで動いてしまう癖が治らない)
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寄らば大樹の陰ではないけれど、紫陽花の木に咲く?アガパンサス 。・・・不思議。
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思い首を休めているのか、キンカンの木に咲く?アジサイ。不思議。
何の不思議はない。島の花たちは互いに寄り添って生きているだけ。www (バシッ!咲き場がなく仕方なく・・という見方もできる)wwwDSC03631 (750x579)


こちらに来たらついでに、異常はないかと幼馴染みの家の様子も見ておこうと立ち寄った。
ここは大人たちに≪縁台将棋≫を教わった路地。夏も風が通り抜けて涼しかった。
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異常なしを確認した後、我が家に戻り、コーヒータイム。再び出発。
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お隣さん宅の柏葉アジサイも雨を受け、「もう雨は良いです」と深く首を垂れている。
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空き地のヤナギハナガサは≪奴踊り≫のように風に揺れている。
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50m程行くと突き当たる。左へ下れば海。右へあがれば石垣の美しい坂道に出る。
簡易舗装された道の下には情緒あふれる石畳が敷かれて居る筈だが・・再びその姿を現すことはないだろう。
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映画のロケ地に選ばれたり、写真家に頼んでこの石垣のある風景をポスターにでもしたら、きっと人気スポットになるだろうに・・・。
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遍路道に通じるこの坂道に来た時は、いつもそんな事を思いながら通る。
DSC03450 (750x563)

石垣の隙間のあちこちに根付いているのはベコニア。
昔はイタドリが自生していて男の子は争うように登って食べたものだが、今は子どものいない島となった。
DSC03448 (750x563)


石垣の坂を上って見晴らしの良い所へ行きたいけれど、心臓がパクパク騒ぎ出し無理も出来ないので引き返して浜に出た。

DSC_0026 - コピー (750x500) - コピー

まだ雲は低く棚引いている。少し明るくはなったがこの雨は当分続くだろう。

DSC_0017 (750x364)
それでは又、元気な笑顔でお会いしましょう。
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  1. 2016/07/22(金) 00:00:00|
  2. 粟島散歩
  3. | コメント:4
<<夢の中へ ~西浜の夕景 ①ただ今、準備中。 | ホーム | やっと、梅雨が明けました>>

コメント

優しさ、

喜多さん お早うございます、
赤手ガニに魅了 此れ迄の人生では観ることは無くちょっと嬉しい驚き 梅雨の時期の粟島も情緒たっぷりですねぇ
喜多さんの紹介の素晴らしさと 粟島の柔らかな自然が微笑んでる 昔日の人の趣きのある家屋や瓦 諸々 石垣に咲くベゴニア 石畳みの小径を想いなんと豊かな中での日々
何時からか何処かで大切な?を失った、自然体の花々が豊かな日常を語る
島遍路時は家族への小さな働きで参加出来ませんが一度は訪れたい第一候補地です
喜多さんの まほろば 本当のまほろば 粟島を知り得た幸いにも有り難く感謝です。
  1. 2016/07/22(金) 07:46:40 |
  2. URL |
  3. umi925 #uBX3JtyA
  4. [ 編集 ]

umi925 さん
ありがとうございます。
少年期を過ごした島。この年(73歳)になると何もかもが愛おしく感じられます。
赤手ガニ・・・棒きれ一本と壊れたやかん(カニの入れ物)を持って良く追いかけていました。
今いるカニはその何代目位になるんでしょうかねえ。・笑・
当時は僕ら子どもたちが近づくと、はさみをあげて威嚇しながら逃げ回っていましたが
今では、逃げることもなくじっと僕の出方を見ています。
どうやら≪僕の怖さ≫は伝言されてなかったようです。・笑・
島に子どもがいなくなってから、人を外敵と思わなくなったんでしょうねえ。・笑・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMさん
島は、何処もかしこも思い出の詰まった場所。
しかも長い年月で嫌な思い出は浄化され、どこへ行っても昔のことが懐かしく思い出されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMKさん
都会では瓦屋根の家が少なくなりました。
こちらはどこを見ても粟島産の瓦屋根です。
粟島は船員養成の島でしたが、瓦の生産も盛んで窯元も沢山ありました。
  1. 2016/07/22(金) 23:41:57 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

石垣のある道。良い雰囲気ですね。夜中に、簡易舗装を引っぺがしに行きたい気分です。ま、石畳の道を保存されていると思えば・・・。
  1. 2016/07/23(土) 17:03:55 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

ややさん
我が集落にはまだいくつかの情緒ある石畳の坂道がありましたが、
バイクでの郵便配達やプロパンガスの運搬、
高齢化していく住民の安全等を配慮して
全てセメントの坂道にしたと聞きました。

≫ま、石畳の道を保存されていると思えば・・・。
確かにそうですね。何十年、何百年後の人たちが掘り返してびっくりするかも知れませんね。www


  1. 2016/07/23(土) 23:43:40 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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