まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

徳島/大歩危舟下り

余りの暑さにやって来たのは徳島県三好市にある観光の名所、V字に切り立った大歩危峡。
下に観光遊覧船が見えますが、ひと時の涼を求めてこの船に乗るために思い立ってやってきました。
大歩危川下り 016 (750x500) (2)

こんな激流を見ると、何か流れに身を任せて流れてみたいですね。
見ているだけで体も揺れ、ラフティングを楽しんでいる気分になります。www
大歩危川下り 017 (750x552) (2)


そんな高まった気分で≪大歩危舟下り≫の乗船場に下りて行きます。
大歩危川下り 018 (750x561)


≪大歩危川下りセンター≫から施設内を通り、5分くらいで乗船場に到着しました。
大歩危川下り 020 (750x462)

乗船場にはこんな魚が群れて泳いでいました。係りの人に聞くと「ウグイ」だと教えてくれました。
傍には≪ウグイのエサ≫が100円で売られていました。道理でこの大群。言ってみればこのウグイも又怠けものですね。www
大歩危川下り 025 (750x315)

いよいよ「舟下り」の始まります。左上に見えるのが「大歩危川下りセンター」の建物です。
1,2枚目の写真はここの駐車場から撮ったものです。
大歩危川下り 027 (750x472)


早速船頭さんの説明が始まりました。
「大歩危峡を形成しているのは、砂岩が変成してできた砂質片岩(さしつへんがん)
表面は風化が進んでいて淡い青灰色だが、中には鮮やかな緑色をしています。
岩質は硬くこの砂質片岩で出来た分厚い地層が波状に曲がりひびが入って、浸食されて大歩危峡が生まれました。
遊覧船からは国指定天然記念物「含礫片岩(がんれきへんがん)」が見られます。云々・・・。」
大歩危川下り 029 (750x500)


「はい、左手をご覧ください。」と言うので左手を見るとしわくちゃの手。?バシッ! (自分の手を見てどうする)
「ライオンの姿に見えるところから≪ライオン岩≫と言われています」との説明に慌ててカメラを向けるも失敗。
大歩危川下り 030 (750x521)


そんなに早く、説明されても覚えきれないよ。もっとゆっくり説明してくれないかなあと思っていたら、
「はい、ここから下流は狭く激流ですからこの船はここから引き返します。」 えっ、もう折り返し?早っ!  
※前方の鉄橋の壊れたような建造物はラフティングボートを昇降させるクレーンで、
ここから先は小歩危のラフティングコースになっていると、同行の青年が教えてくれました。
大歩危川下り 031 (750x510)


時計を見たら出発して15分。舟下り遊覧船はゆっくり方向転換をし、エンジンで遡上していきます。
大歩危峡を流れる吉野川は日本一の激流と呼ばれるラフティングスポットのはずだが、・・・?
もう少し激しく揺れ流されるスリルが欲しい!!と思いましたが、料金と楽しむ時間が違いますからね~。
大歩危川下り 033 (750x459)


大きな岩の上で「カワウ(川鵜)」が「カワウそう(可愛そう)」と笑っていました。 バシッ!駄洒落かい!
大歩危川下り 034 (750x501) - コピー


遊覧船は静かに緩やかな流れを上っていきます。  バシッ!それ、嫌味かい。
いつもは丸印の岩が隠れているが、今年は雨が降らないので水位もずいぶん下がっているとの事です。
大歩危川下り 036 (750x472)


ふと崖の上を見上げると、とんでもない危ない所に何やら古い建造物が見えてきました。聞くと、
「あそこをJR四国の土讃線の汽車が走っています」と青年は言う。電車じゃないの?とに聞くと、
「徳島県は日本の47都道府県で唯一ディーゼル機関車しか走っていないのでみんな≪電車≫とは言わず≪汽車≫と言っている」と言われました。本当かなと思い、帰って検索したらそうでした。→ 「都道府県で唯一電車がない徳島県」 
大歩危川下り 038 (750x500)


それにしても、こんな急峻な崖っぷちに電車を走らせるの日本の鉄道技術の高さを改めて知らされました。
勿論 ディーゼル機関車で走らせますから、この区間には電車を走らせる電線はないそうです。
大歩危川下り 039 (750x512)


上流を見ると、同じ大歩危舟下りの遊覧船が下ってきます。
写真でもと徐(おもむろ)に構えていると、意外に速く、あっという間に間近に来ていました。
大歩危川下り 044 (750x500)

はや、発着所が見えて来ました。
舟に乗る場所がこの流れですから、期待してしまいますよね~。www
大歩危川下り 045 (750x511)


到着です。30分の≪大歩危川下り≫でした。
大歩危川下り 046 (750x500)


大歩危峡の奥は、以前写真を撮りに歩いた吉野川の源流である梶ヶ森(1400m)なんだなあ~と思いながら、
激しい流れや岩間から散り落ちる小さな滝を見ていました。
※ 吉野川の源流は「瓶ヶ森」では・・の指摘がありました。ありがとうございます。確認しましたらその通りでした。
船頭さんの説明の中で、「上流」と言ったのを僕が「源流」を聞き間違えたのかもしれません。失礼しました。
大歩危川下り 019 - コピー (750x553)


その横で同じように激流を眺めていたのは、僕が遠くへ写真を撮りに行く話などすると、「その時は僕が運転しますから」
と(僕の運転では心配なんでしょうねえ。www)運転を買って出てくれるバイクでのツーリングを趣味とする青年と、
同じくバイクいじりの好きな高校生でした。二人の会話は車音痴の僕には意味不明です。www
大歩危川下り 051 (563x750)


二人は音を立てて流れる川を見入っているが・・・何を思っているのだろう・・・。将来のことかな?
二人とも好い嫁さんを貰って、幸せに暮らすんだよ。空の上から応援しているからね。
二人を見ているとふと、和泉式部の≪沢の蛍≫伝説の歌を思い出しました。
「奥山に たぎりて落つる 滝つ瀬の 玉ちるばかり ものな思ひそ」
≪奥山の滝のしぶきをあげて飛び散る水玉のように、魂が散り散りになって消えていく程(死んでしまう程)深く思い悩む事はないのだよ≫という意味です。
大歩危川下り 058 (750x320) (2)


大歩危の舟下りを終え、国道32号線を走り、徳島~香川の県境の猪ノ鼻トンネルを抜け、財田の≪道の駅≫で解散。
≪道の駅≫や観音寺のゆめタウンで食料品を買い、19:05発の最終便で帰って来ました。
大歩危川下り 086 (750x540)


港に向けて走っている間、大きな塊の雲が見事に焼けていましたが、
港に着いた時にはすっかりその色を失っていました。日の落ちるのも随分と早くなりました。
左・荘内半島の紫雲出山、右・粟島
大歩危川下り 089 (750x491)


島の灯りも間近に見えて来ました。 楽しい一日でした。
大歩危川下り 091 (750x483)
それでは又元気な笑顔でお会いいたしましょう。 

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  1. 2016/08/21(日) 12:20:00|
  2. 徳島
  3. | コメント:6
<<久しぶりの「海王丸」 ① | ホーム | 何処から雲が出て来て・・・>>

コメント

 そちらの暑さはいかがですか。こちらは一時期ほどではなくなりました。
 川下りは、思ったよりは短かったようですが、涼しげでいいですね。わたしは、ラフティングはやったことがあるのですが、こういった川下りはやったことがなかったと思います。
  1. 2016/08/21(日) 23:11:49 |
  2. URL |
  3. ラムダ #-
  4. [ 編集 ]

ラムダさん
ありがとうございます。元気でやっていますか。
こちらは梅雨明け以来、雨という雨は降らず、あとはカンカン照りです。
もう一か月半、酷暑続きです。今日も35度を超えました。
今も(午前1時)30,3°あります。
こんな暑い夏は初めてです。目の前が海ですから気持ちは涼しいですが
73の老人が海に飛び込んだら笑われますからね~。
何処の畑も水不足で野菜も枯れています。
それにイノシシが2,3年前から本土から泳いで来て居座ったようです。
被害が次第に出始め、今年は人数の少ない集落の芋畑は全滅です。
我が家は、島の中では中心部なので被害はまだありませんが、
時間の問題だと皆覚悟しています。

川下り・・学生時代に父たちと一度乗った覚えがありますがそれ以来です。
ラフティングに比べたら眠っているようなものです。www
長瀞や保津川には行っていませんか?保津川下りは、トロッコ電車と舟を組み合わせると良いかもしれません。     
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
拍手コメYさん
ありがとうございます。
Yさんの山寺歩きに比べたら・・・超、涼しいと思います。www
ここから先へ行くと祖谷のかずら橋、二重かずら橋があり、良い温泉もありますが、
今回はそちらの方までは足を延ばしませんでした。
他所で降っている雨を島の上空から降らせて欲しいです。
井戸の水位も下がってきている気がします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
拍手コメMさん
ありがとうございます。
涼し気な水辺の植物園の花たちに見入ってしまいます。
湖水を渡る風は気持ちがいいでしょうねえ。
海の風は湿気や塩気を帯び、カラッとしていません。
川下り・・・30分でしたが、川の流れを身近に見ての舟下りでしたから楽しかったです。
欲を言えばもう少し揺れて欲しかった・・・。www
鵜飼のように、縄で縛ってもらい舟と一緒に流れて行きたい気分でした。
そういうの何処かでやってないでしょうか?やってみたいですね~www
  1. 2016/08/22(月) 01:30:50 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

えっ!徳島県って電車じゃぁ~無いの???
てっきり電化されていると思いましたが・・・
しかし吉野川の源流は瓶ヶ森の近くじゃぁ~無かったと思いますが・・・
  1. 2016/08/22(月) 20:18:52 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

我楽多さん
≫吉野川の源流は瓶ヶ森の近くじゃぁ~無かったと思いますが・・・
舟下りの船頭さんの説明に「この吉野川は遠く梶ヶ森から流れてきています」
との説明があったので「そうなのか~」と鵜呑みにしてしまいました。
ありがとうございました。
  1. 2016/08/22(月) 21:13:53 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

喜多さん 様

○ 大呆けが大歩危峡で舟下り暇ぼけ色ぼけ嫁女に惚けて  鳥羽省三

 お元気なご様子、なによりの事と存じます。
 吾輩も何となく呼吸だけはしていますからご休息の程を。
  1. 2016/08/23(火) 09:54:03 |
  2. URL |
  3. 鳥羽省三 #5wp0qRG2
  4. [ 編集 ]

鳥羽省三さん
お久しぶりです。一応元気そうで何よりです。
こちらもそこそこ元気でやっています。
こちら梅雨明け以来雨らしい雨が降らず、
今日、本土では40mm/を超える豪雨がありましたが、島にはポツリとも飛んできません。
今日も35度超え、畑の作物も大きなダメージを受けています。
  1. 2016/08/25(木) 22:50:24 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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