まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

再びの・・・「銀河丸」

8月24日の夕刻、空き地に咲いた花に水をやりながら、何気に海を見ると白い船が夕陽を浴びて赤く染まっていた。
「練習船だ~!」と、両手に持っていたバケツをその場に置いて家に急いだ。
しかし、カメラを持って浜に出た時は既に陽は半島の山影に落ち、赤く染まった船体はその色を失いかけていた。
もう少し早く気が付けばと残念に思った。
銀河丸1


残照の中に浮かぶ船は、航海練習船「銀河丸」だった。
銀河丸 2


「海王丸」の記事に最近姿を見せなくなったと記した途端に「お待たせしました」とばかりタイミング良く姿を現した。
銀河丸 3


久しぶりの「銀河丸」に一人、否、一羽「久しぶりだな~」と特等席で眺めているのは「アオサギ」
銀河丸 4

左の特徴ある山は、一番奥アンテナの見えるの高い山が金毘羅さんの大麻山、
手前ラクダのこぶのように見えるのが73番札所「出釈迦寺」のある我拝師山。
銀河丸5

今日の夕焼けはどうかなと、「海王丸」を追いかけた燧灘、瀬戸内航路方面へ向かった。
荘内半島側に回り込んだこの地点で期待していた程の夕焼けではなかったので家に引き返した。
高い山は荘内半島の「紫雲出山(352m)」。
銀河丸6

夕飯を終え、一休みして二階の自室に戻ると、「銀河丸」の灯りが皓皓と輝いていた。
赤橙色の本土の灯りとは違って、眩しい程く光って見える。
銀河丸8夜景


全船省電力のLDE電球を使用しているのかも知れない。人影は全く見えない。
皆、何をしているのだろう。就寝の時刻ではない。自室で勉強したり、家族に手紙でも書いているのだろうか?
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明けて翌朝、「銀河丸」はと外を見ると、朝日に照らされていた。船首が瀬戸内航路の方を向いているので、
“出航”とも思ったが、人の動きもなく、錨も降ろされているので出航はあるまいと一安心。
110 - コピー (750x402)


雲は多く出ていたがこの日も暑くなりそうだ。
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この様子だと今日も雨は全く期待できない。天から見放されたかと思う程、梅雨明けからの酷暑が続く。ついに、薩摩芋、キュウリ、オクラにも被害が出始めた。海水温も下がらない。今朝の漁はどうだったのだろう。
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島の常夜燈も(江戸時代からの常夜燈です)「銀河丸」に負けじと省電力。正に太陽光発電だ。 バシッ! 
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九時過ぎ、出航の汽笛が鳴った。 「海王丸」の時は遅れたので、早々浜に出て見たら、
もう「銀河丸」の姿が見えない!  バシッ!海洋記念館の方見てどうする。海はもっと右だよ。
翌日2


失礼しました。最近方向感覚も怪しくなってきたもので・・・。  未だいました。!
でも、「銀河丸」は出航とは真逆を向いている。しかも錨も降りたまま。
翌日1


きっと潮の流れで向きが変わったのだろう。それはよくあることで何の不思議もない。
それでも念には念を思い、先回りして待つことにした。
135


それを見ていたアオサギは、「それでは私も」とばかり飛び立った。 バシッ!嘘だろ。
「はい、“創り話”です。僕が近づいたので逃げたのです。」
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六島の見えるこの竹の浦の集落まで来て暫く「銀河丸」を待っていたが、結局現れずしびれを切らして帰ることに。
翌日5


今日の出航はなく、ここで研修や訓練をしてもう一泊するのだろう。
翌日6


よく見ると船の船首と船尾に大勢集まっている。二手に分かれ、訓練の説明が始まったのかも知れない。
翌日7
長々最後までお付き合い頂きありがとうございます。
それでは又、明るい笑顔でお会いいたしましょう。
  明日は台風の影響で雨が降る可能性が30%だそうです。でもそれは本土の話。
すぐ前の本土に雨が降っているのが見えている時も、島は晴れていることが80%くらいあります。
多分又島には降らないで台風は行ってしまうんでしょうねえ。
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  1. 2016/08/28(日) 08:40:00|
  2. 船、港
  3. | コメント:2
<<「隣の花は赤い」 | ホーム | 久しぶりの「海王丸」②>>

コメント

>もう少し早く気が付けばと残念に思った。
いやいや・・・
背景がもう少し暗く成れば最高でしたが、船体が夕日に照らされてベストショットですねぇ~・・・!!!
  1. 2016/08/29(月) 20:08:22 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

我楽多さん
ありがとうございます。
まさか、この日粟島沖にやってくるなんて誰も知らなかったと思います。
日本丸や海王丸、練習船の航海予定等は公開されていて、お気に入りにも登録しているのですが、
毎日チェックするわけにもいかないですからね。
夕陽に照らされていた「練習船」きれいだったですよ。
夕日は、本土と島のわずかな間から差してくるので、
船体に日が当たっている時間はほんのわずかです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメ Mさん
ありがとうございます。
いろいろな船が出入りしていますから飽きないですね。
船酔いが激しいので、乗るのは躊躇しますが、見るのは大好きです。
小さい頃の夢は「船長さん」中学生の頃は「汽車の運転手」か「学校の先生」でした。www
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMKさん
ありがとうございます。
あのアオサギが曲者でして・・・www僕とは仲が悪いのです。www
水不足は本当に深刻な問題でした。
年配者ばかりですから畑の水やりが出来なくなり、「今年は無理」と諦めた人も多いです。
台風の影響で雨が降ったのは島にとっては大助かりでした。これで少しは息を吹き返した作物もあったに違いありません。

チュー公=ペスト、あやつ=ペスト・・・・
気が合いました。ご主人によろしくお伝えください。
  1. 2016/08/30(火) 22:31:03 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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