まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

瀬戸内国際芸術祭2016 (粟島会場巡り 3)

今日は旧・国立粟島海員学校から旧・粟島小学校を回ります。
DSC05384 (750x563)

旧・国立粟島海員学校の校庭に聳え立っているのは、ANDNA(岩田とも子、松田唯)さんによる
アートプロジェクト「粟島船の航海」のうちの一つ「貝のマスト」です。
DSC06150 (563x750)


近寄って見ると、作品名の通り、船に見立てた朝礼台、マストに海で拾った貝がびっしり貼りつめられています。
良く見ると、人の顔やスクリューの形をした粟島が(丸印)デザインされていました。
DSC06150 (3) (750x554)

次に向かったのは、旧・粟島幼稚園。左にチラッと見えるのは旧・粟島小学校。
DSC05393 (750x489)

エントランスから始まり、中庭や教室、壁面全てが白と黒による独特の空間構成で占められた、
エステル・ストッカーさんの作品「思考の輪郭」です。
DSC05135 (750x498)

こちらの部屋は、壁面全て黒く塗られ、木組みのオブジェが配置されています。
エステル・ストッカーさんのアイディアが軽やかに遊離し、独自の思考がのびのびと空間を駆け巡っている・・・?
対になるもう一つの部屋は、白黒の配色が真逆な空間が広がっています。
DSC05133 (750x498)

僅かにその意図するところの輪郭が分かったような気がするが、現代芸術に対する僕自身の思考のエッセンスになったかどうかは確かではない。その出口(解答)さえ見つからないまま部屋を出てきました。
DSC05134 (750x493)

僕にとっては難解だったが、エステル・ストッカーさんの他の作品も見てみたいなと思いながら、
次に向かったのが、直ぐ上に建つ旧・粟島小学校。
DSC05098 (750x498)


この会場の内外には、ムニール・ファトゥミさんの作品「過ぎ去った子供達の歌」が展示されています。
こちらも又、エステル・ストッカーさんの作品同様、校庭と教室に展開するインスタレーション(※)です。
DSC05095 (750x487)

旧・粟島小学校の校門横に設置されていた、空(未来)を指差す指す3人の子どもの銅像を活用した作品で、
この学校を巣立って行った子どもたち(自分)への追憶がテーマになっているようです。
DSC05414 (750x498)

 こちらは、実に素直で分かり易い(※)作品です。子どもたちが背負ったランドセルが少々新しいのが気になるが・・www
※ 難解な作品が芸術性が高く、平易な作品が芸術性が低いという意味ではありません。時として我々はそのような錯覚に陥りがちです。 (ともすれば、アブストラクトアートは作者自身そんな錯覚を持っている人が少なくないように思えます。現代詩と同じです。)DSC05140 (750x543)

何故か全ての時計が4時8分を指しています。その意味するところは・・・?
時間がないので、小学生になった気持ちで一緒に教室を走り回りましょう。wwww
DSC05141 (750x498)

ダメダメ、ここは校長室です。叱られます。 ここでも4時8分?。
DSC05144 (750x498)

この教室には時計がない?
まさか放課後になったから、窓から飛び出して遊ぼう!…って意味ではないですよね?
DSC05145 (750x498) - コピー

いえいえい、ちゃんと後ろの黒板に・・・。ここでも4時8分?。
ソロバンの玉の位置も、意味を持っているんでしょうね。
DSC05142 (750x628)

ここでも4時8分? 気になって今夜は眠れそうにありません。
DSC05397 (750x371)

懐かしい校歌が聞こえてきましたので、二階の音楽室に行ってみました。 時計は???www
DSC05412 (750x498)

音楽室から見えた港のある島の中心部です。遠くに見えるのは四国本土(丸亀、多度津方面)です。
旧・国立粟島海員学校は右端のエメラルドグリーンの建物です。
DSC05400 (750x516)

5年間通った通学路。左へ下ると海辺の道。真っ直ぐ進むと、お寺や墓場経由の山野辺の道。
どちらの道でもよく寄り道をし、大きな声で歌を歌いながら通った。歌は「高校三年生」「学園広場」「仲間たち」・・
(バシッ!お前、そんなに若いか!)失礼しました。これらの唄は大学生の頃流行った歌でした。
本当は(^^♪若い血潮の 予科練の七つボタンは 桜に錨・・・の「若鷲の歌」。正に「過ぎ去った子供達の歌」
DSC05404 (645x750)

実際、当時を思い出し、小さく口笛を吹きながらふと下を見ると・・・。
当時の自分達を思い出させる小学生の列。 旧・幼稚園の壁面には見てきたばかりの作品の一部が見えています。
DSC05402 (750x562) (2)

小学生たちはすぐに正門を入ってきました。早速、作品に興味津々です。因みに草に埋もれているのは体育倉庫。
DSC05407 (750x498)

五つボタンの制服姿も懐かしい。早速カメラ女子?達による記念写真のようです。 (卒業文集に載ると良いですね~)
DSC05410 (750x564)


その後、子どもたちは見学を終わり、僕より先にこの坂を下って行きました。
DSC05416 (498x750)


次の会場への途中、猫を可愛がっている小学生たちに追いつきました。
≪校外学習≫で島にやって来た近くの小学生たちでした。
子ども達と別れて僕は旧・粟島中学校へ(粟島芸術家村)へ向かいました。
DSC05417 (750x562)
旧・粟島中学校へ(粟島芸術家村)の作品群は又、後日。
それでは又、元気な笑顔でお会いいたしましょう。
*********************************************
(※)インスタレーション ( Installation art) とは
1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。
ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、
場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
********************************************
 Kさん、もう少し待ってください。どうしても💻の操作が上手くいかず送れません。 


スポンサーサイト
  1. 2016/11/09(水) 06:50:00|
  2. 年中行事等
  3. | コメント:4
<<瀬戸内国際芸術祭2016 (粟島会場巡り 4) | ホーム | 瀬戸内国際芸術祭2016 (粟島会場巡り 2、)>>

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2016/11/09(水) 17:24:20 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

粟島の瀬戸芸も中々良いものが有りますねぇ~・・・
でも本当は幼稚園や小中学校がこんな会場ではなく、本来の用途で子供たちの声で満たされている方が良いんですが・・・
何だかせつない感じもします・・・
  1. 2016/11/09(水) 18:32:40 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

鍵コメOさん
ありがとうございます。
≪あした浜辺を さまよえば昔のことぞ しの(偲)ばるる
風の音よ 雲のさまよ寄する波も 貝の 色も≫
「浜辺の歌」ですね。「アザミの歌」同様みんなで良く歌いましたね。
木枯らし1号が吹きましたか。
こちらは未だですが、急に寒くなりました。
先週から炬燵の番人となりましたよ。www
子どもたちの黄色い帽子を見つけた時が一番ホッとして嬉しかったですね。
あと一ケ月もしないうちに、今度は東京湾の海を眺めながらの生活に戻ります。
こちらの荘内半島、そちらの三浦半島どちらとも好いところで幸せです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多さん
「瀬戸内国際芸術祭」が終わり、いつもの静かな島に戻りました。
≫本当は幼稚園や小中学校がこんな会場ではなく、
本来の用途で子供たちの声で満たされている方が良いんですが・・・
島の人も皆同じ思いだと思います。
来場者も口々に同じようなことを漏らしていました。
学校やお寺や神社等は、本来子どもタッチの歓声が流れ、
地域の中でも照り輝いていなければならないところですからね。
廃校、廃園等が何か文化的なイベント会場となること自体は良い事ですが、
思いは複雑です。
  1. 2016/11/09(水) 23:42:16 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

鍵コメMさん
いつもありがとうございます。
何を意味しているんでしょうねえ?
未だに気にかかっています。www
会場に作品説明はなかったような気がします。


  1. 2016/11/09(水) 23:52:41 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

いいなって思ったらクリックしてください

最新記事

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリ

春 (3)
粟島遠望 (6)
未分類 (156)
ノスタルジア (3)
桜 (12)
茶華・鳥 (32)
えっちゃんの花畑 (9)
木の花 (14)
春の花 (7)
横須賀 (110)
横浜 (19)
鎌倉 (33)
東京 (52)
奈良 (32)
高野山・京都 (14)
海員学校 (4)
船、港 (41)
城の山より (10)
西浜 (18)
島の人 (7)
下新田 (9)
姫路 (3)
花畑 (6)
詩歌 (3)
旅行 (23)
紫陽花 (17)
草花 (99)
夜景 (10)
花散歩 (39)
粟島散歩 (99)
小動物 (35)
家族 (20)
お出かけ (102)
年中行事等 (52)
朝の風景 (20)
夕景 (10)
日々の出来事 (19)
香川 (27)
粟島 (1)
愛媛 (6)
徳島 (21)
高知 (11)
お寺 (0)
三豊市(山本町,財田界隈) (18)
黒川/財田駅周辺 (21)
島の桜 (9)
香川のお寺や神社 (88)
島の春 (9)
紫雲出山 (21)
三浦半島 (7)
庭の花 (55)
来島者たち (35)

検索フォーム

RSSリンクの表示