まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

一寸、一休み = 庭のスズメの昔話?

昨年11月25日に、島の畑に遊びに来るスズメ達を紹介しました。
今日は、横須賀の庭に遊びく来るスズメ達です。
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朝起きて窓を開けると、メジロのように直ぐに傍に寄ってくることはなく初めは木の枝の上から様子を見ています。
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庭石の上に市販の≪野鳥のエサ≫を置き、チョッ、チョッと鳴き声を真似ながら離れると
待ってましたとばかり食べに来ます。初めはこのエサは大丈夫かなと疑っていますが。www
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未だ警戒心を解きません。いつでも飛び出せる態勢でエサを啄みます。
僕が怖いのか、ヒヨドリの襲来が怖いのか分かりません。
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危険のないことが分かると、安心して仲間達を呼びます。まるで斥候(せっこう)役です。
斥候(せっこう patrol)または戦闘斥候(せんとうせっこう combat patrol)は、本隊の 移動に先駆けてその前衛に配置され、進行方面の状況を偵察しつつ敵を警戒する任務 を言います。
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木の上の仲間たちも、その様子をみて安全を確認したら、下りて来て食べ始めます。
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メジロ同様、争うことは殆どなく、仲良く食べています。
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見ているうちにスズメの舌はどうなっているのかと思い、撮ろうとしましたが上手に撮れません。
(メジロのような竹筆みたいな舌ではなく、小さく先が二つに分かれているそうですが・・・)
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「さっきから何撮ってるの」と盗撮の疑いを掛けられたので、覗き見するようなことは止めました。www
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そのうち一羽増えましたが、すぐに一羽は飛んでいきました。
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孫も面白そうに見ていたので、ついつい余計なことを言ってしまいました。
「スズメが三羽いました。一羽飛んで行ってしまいました。残ったスズメの数は?」
 −  =≫の答えが正しく返ってくるかなと、ドキドキしながら待っていると、
いつの間にか孫はいなくなりました。 ポケモン探しはあんなに夢中でやるのにね~。www
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そう言えば、僕も小さい頃勉強が始まると、いつの間にか眠ってしまう癖があったそうです。www
家系でしょうか、チャカまでも暇さえあればいつでもどこでもこうやって眠ってばかりです。www
時折、にこっと笑ったり、悲しそうな顔をする時もあります。夢でも見ているのでしょうかね。
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爺様もスズメを見ているうちに、うとうととこんな夢を見てしまいました。
むか~し、昔、ある村に心優しいお爺さんとお婆さんが住んでいました。
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ある日、お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。お爺さんが山を歩いていると、
可愛い雀がマサカリ担いだ村の子どもたちにいじめられ、泣きながら歩いて来ました。
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「可哀そうにと、お爺さんは家に連れて帰って、スズメの子を大事に大事に育てました。
月日が経ち、雀の子は美しいスズメに成長しました。その噂を聞いた街の若者たちが、
「僕のお嫁さんになってください」と大勢やって来ました。
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しかし、スズメは日ごと悲しい顔をして、爺さんとお婆さん見つめる日が多くなってきました。
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「婆さんや、うちの娘はわしのお嫁さんになりたいと悩んでいるんと違うんかのう?」
バシッ!んな、訳ないでしょう!何だったら自分で聞いてみたらどう。」とお婆さんに叱られました。
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そう言われたお爺さんは、スズメにそっと「わしの嫁さんになりたいのかい」と聞いてみました。
そうじゃなくて・・(ガクッ!j爺様)もうすぐやってくる満月になったら、私は月に帰らなくてはなりません。」
そう言ってスズメは泣きました。お爺さんも泣き泣きお婆さんにその話をしました。
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そう言えば、スズメは数日前から「私のしていることを決して見ないで下さいね」
と言って、葉陰に隠れて何かを始めていました。
「見ないで」と言われたら見たくなるのが人情。お爺さんとお婆さんはこっそり見てしまいました。
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スズメは盛んに自分の毛を整え、きれいにしていました。
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あれ~、嘴(くちばし)を身体の奥に差し込んでいる。何をする気だろう・とお爺さんは固唾(かたず)をのんで見ていると、
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な、何と、スズメは自分の羽を抜いているではありませんか。お爺さんは、
「嫁入り衣装でも織るんかのう?うちは貧乏で晴れ着も作ってやれなんだ。」と悲しがりました。
欲張りなお婆さんは、「今まで世話になったお礼にと、私に似合う着物を作っているんだろう。でも、配色が汚いねえ。」と相変わらず欲張った事を考えていました。
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 自分で自分の毛を抜いてしまう行為は<毛引き症>と言って、一種の自傷行為で、インコの<毛引き>は良く知られています。僕もストレスで<毛引き症>になってしまったのかなあ。でも自分でむしった事など一度もなかったのになあ。・・・バシッ

とうとう、大事に育てたスズメが月に向かって旅び立つ日が来てしまいました。お爺さんは
「こんな可愛い孫連れて、きっと帰って来ておくれ。」と、涙ながらにいつまでも見送っていました。
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隣でお婆さんが、「さんざ世話になっておきながら、私には何もくれなくて、大した娘だよ。
あんな娘、放っておきな。爺様もいつまでも女々しく見送ってないで、早く山へ行って仕事仕事。」
と、大きな声を出したところで、爺様は目を覚ましました。
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「夢でも見ていたようですね。時々悲しそうな顔したりしていましたよ。」と婆様がi言いました。
爺様は、「今、夢か現(うつつ)か、妙な夢を見ていた。三太郎(浦島太郎、桃太郎、金太郎)の話だったり、舌切り雀きだったり、最後はツルの恩返しの夢だった。」と、お茶を運んできてくれた婆様に答えました。
欲張りな婆様の夢を見たなんて言えませんもんねえ。舌切られたら大変だ。www
それでは、又、元気な笑顔でお会いいたしましょう。諸事情でUP時間が遅くなり失礼ました。

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  1. 2017/03/12(日) 12:15:45|
  2. 茶華・鳥
  3. | コメント:6
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コメント

こんばんは。

お話がとっても楽しかったわ ♫

お伽話の合体のさせ方がとても見事で
全く違和感ないですね。


雀さんの毛づくろい
雀が羽を咥えていましたね。

昔話のヒントって
こう言うシーンから思いついたのかしらん?

眠れない夜は 自作自演も楽しいですね ♪

それから 喜多さんは 昔 兵隊さんだったのですか?
  1. 2017/03/12(日) 20:53:16 |
  2. URL |
  3. 優 #-
  4. [ 編集 ]

優さん
ありがとうございます。
話を楽しんで頂きありがとうございます。
ブログ作成中にとんだハプニング等があり、
何度も中断しながら書いて行ったので、
話の筋書きがごちゃごちゃになってしまいました。www
スズメもストレス抱えて生きているんでしょうねえ。
自分の羽を自分で抜いてしまう(毛引き)なんて、可愛そうです。

≫喜多さんは 昔 兵隊さんだったのですか?
多分、≪斥候≫という言葉からそう思われたのだろうと思います。
戦争の真っただ中に生まれましたから招集されずに済みました。
唯、≪斥候≫という言葉は、種々の書物や大人の会話等から聞き覚えたものです。
(我々世代の間では)今でも日常会話の中で出て来る言葉で、僕も多分無意識に使っていると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメMKさん
ありがとうございます。
スズメは人家の傍でないと生きていけない野鳥なのに、人になかなか馴れない鳥ですね。
焼き鳥にされる恐怖がDNAに刷り込まれているんでしょうかねえ。www
子どもの頃、≪スズメ獲り≫は遊びの一つで、良くやりました。
捕まえて“どうこう”するのではなく、捕まえる楽しさと、捕まえた数を競う遊びでした。
ですから、捕まえると、その場で放します。
釣り人が、純粋に釣ることだけを楽しみにし、釣った魚はリリースする…それと同じです。

遊びも随分時代とともに変わりましたね。
今の子どもの遊びには頭も手先の動きも付いていけません。www
日本の昔話・・・孫も好きでYouTobeで良く見ています。
郷里の粟島は≪浦島太郎伝説の地≫ですしね。
そう言えば日本の昔話に“あやつ”は出てこないですね~。www
  1. 2017/03/13(月) 14:31:44 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

いやいや・・・
中々良く出来た三太郎物語ですねぇ~・・・
喜多さんはauなのかな???
それともガラケー???
  1. 2017/03/13(月) 18:27:35 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

我楽多さん
ありがとうございます。
「三太郎」と言えば、我々世代のほとんどの者が思い起こすのが
阿部次郎が著した『三太郎の日記』だと思います。
今は「三太郎」と言えば人気のauのコマーシャルですね。
あれはなかなか面白いコマーシャルで好きです。www

僕は今の小型の携帯電話(アンテナ付の)が出た時から
ずっとauです。
(今はauですが、昔から会社名が三回くらい変わったと思います)
しかし、仲間の誰よりも早く携帯電話にしたのに、
今は仲間の誰よりも遅れているガラ系です。www
仲間からは「お前、未だそれなの」と言われますが、
「これのどこが悪い?」と開き直っています。www
どうせ僕が使える機能は電話とメールだけですからね~。
特段不自由はしていませんし。
あっ、旅行やどこかへ出かける時だけは、カメラが重いので
そんな時はスマホはいいな~と思います。
  1. 2017/03/13(月) 22:12:57 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

おはようございます。
「すずめとじいさま」のほっこり童話、
これ、当方の年中幼稚園の孫に絵をみせながら
語って見ようと思います。
なかなかの文才、恐れ入りました。
  1. 2017/03/19(日) 10:44:36 |
  2. URL |
  3. ろまんすぐれー #-
  4. [ 編集 ]

ろまんすぐれー さん
ありがとうございます。
小学1年、幼稚園年中組の孫たちも、
≪昔話≫を見たり聞いたりするのが好きですね~。

雀は、一年中人の傍で生活しているので一番身近な鳥でしたね~。
子どもたちは、良く捕まえて遊びました。www
庭に、粟や麦、ご飯粒等を置き(パンはなかった)、
つっかえ棒で“ふるい”を斜めにかぶせて雀を待つ。
雀が餌を食べ始めたらタイミングよく
(”つっかえ棒”に結んだ糸を引っ張り)
“ふるい”を落として雀を獲る。
空気銃で撃ち落として食べていた大人もいましたね~。
そんなことで、スズメは人を怖がるようになったのかも知れません。www

ミックス童話・・・最近は頭の中もミックス状態です。・笑・
“幸せ”と言っちゃあ“幸せ”ですが、煽りを食らう嫁さんなどは
迷惑しているんでしょうねえ。・笑・笑・(笑い事ではないかwwwほら又。)
  1. 2017/03/19(日) 15:04:21 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #a4rcLQY6
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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