まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

奈良・京都観桜旅行  19/20  建仁寺

醍醐寺を出て、我々が次に向かったのは京都最古の禅寺「建仁寺」(けんにんじ)でした。
「建仁寺」は臨済宗建仁寺派の大本山です。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は源頼家、開山は栄西です。
近くに、良く知られている秀吉・寧々ゆかりの高台寺や≪八坂の塔≫の法観寺は建仁寺の末寺があります。
正面、「向唐門」の後方にそびえているのは≪法堂≫(はっとう)です。
_DSC9332 (750x498)

「建仁寺」と言えば、すぐに思いつくのがこの俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」だと思います。
こちらは≪風神≫。
_DSC9340 (750x636)

こちらが対を成す≪雷神≫です。展示されているのは極めて精密な複製品で、原本は京都国立博物館に寄託されています。
_DSC9341 (750x580)

「風神雷神図屏風」の横に、書家の金澤翔子さんの作品「風神雷神」が展示されていました。
_DSC9343 (750x499)

こちらは方丈の≪礼の間≫にある海北友松筆による「雲龍図襖」(複製品)です。
_DSC9327 (750x488)

_DSC9329 (750x373)

次の≪衣鉢の間≫には、く海北友松の「琴棋書画図襖」(複製品)がありました。
_DSC9346 (750x422)

_DSC9348 (750x360)

こちらは≪竹林の七賢人≫の襖絵。 ≪七賢人≫と言えば、≪ギリシャの七賢人≫の事を思い出しますが、
こちら中国・三国史時代の≪竹林の七人≫の名は知りません。
_DSC9334 (750x429)

日光東照宮の陽明門にもこの≪七賢人≫の彫刻があった気がします。古の七賢人は、近年、諸国の声に聞く耳を持たず、南シナ海で強引な海洋進出を強めている故国の事をどんな思いで話し合っているんでしょうかねえ。
_DSC9335 (750x493)

そんなつまらないことを思いながら、方丈の南側の枯山水の前庭に目を移しました。
こちらは清々しい風景で、心も洗われます。
_DSC9349 (750x498)

_DSC9338 (750x498)
いつまでも眺めていたい気もしますが、時間の制限もあるのでゆっくりはできません。
左に見える花頭窓のある回廊を渡って方丈を後にします。
_DSC9351 (750x498)

方丈の南側の枯山水の前庭≪大雄苑≫の風景。≪向唐門≫の後ろの建物は「法堂」。
_DSC9325 (750x488)

庭園南東部から見た方丈のこけら葺きの屋根です。 
「創建当初は、こけら葺きの屋根だったが、1736年の大修理で瓦葺きになった。
室戸台風で倒壊し、こけらぶきで再建したが、1962年の修理で防火のため銅板葺きになった。
栄西800年大遠諱(おんき)を記念して、屋根のふき替え修理が完成し、こけら葺きに戻したそうです。
_DSC9324 (750x498)

花頭窓から方丈を覗くと、・・・何と黙ってみんなスマホを見てた・・・。
(^^♪ 指をまるめて のぞいたら 黙ってみんな 泣いていた・・・。 (三橋美智也『お下げと花と地蔵さんと』)(バシッ!)
179 (626x750)

まさか、♪~(´ε` ) ここで口笛を吹く訳にもいかないし・・・自分だってよく見ないで写真ばかりだものね。
そんな事にはっと気付き、肩をつぼめて向かったのは「法堂」(はっとう)でした。www (バシッ!洒落かい)
178 (561x750)

暗い堂内に入ると、真っ先に目に飛び込んできたのは、初めて見る天井の「双龍図」でした。
_DSC9308 (750x433)

目が慣れて来ると堂内全体が良く見えて来ます。
_DSC9305 (481x750)

建仁寺の「法堂」は、本尊を安置する堂(仏殿)と講堂にあたる堂(法堂)を兼ねた宗様仏殿建築です。その本尊釈迦如来坐像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。
_DSC9306 (716x750) (2)

 法堂の天井画「双龍図」は、平成14年(2002)に建仁寺創建800年を記念して、
日本画家の小泉淳作画伯が約2年の歳月をかけて取り組んだ100畳以上もある壮大な作品です。
互いに絡みあうように「阿吽」の双龍が描かれています。
_DSC9302 - コピー (750x498)
気も急いて、駆け足で回った最後の見学場所だった「建仁寺」でしたが大満足でした。
それでは、長い長い≪京都の桜の桜見物≫でしたが、これにて終了です。
では又、明るい笑顔でお会いいたしましょう。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
余談ですが、未練がましく・満足出来なかったのは、この日の昼食でした。
今でも夫婦間での笑い話。www面白可笑しく記したい所ですが・・長くなりそうなので失礼。
お詫びと言っては何ですが、最後まで我慢してお付き合い頂いたお礼です。
買ってきた土産ではありませんから恐縮がらずにどうぞ。
 禅寺の龍の天井画 ※龍は仏教を守護する八部衆でもあり「龍神」ともいわれます。
そのため禅寺の本山の多くでは法堂(はっとう)の天井に龍が描かれているそうです。 
 
スポンサーサイト
  1. 2017/06/04(日) 11:00:00|
  2. 高野山・京都

プロフィール

喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

いいなって思ったらクリックしてください

最新記事

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリ

春 (3)
粟島遠望 (6)
未分類 (156)
桜 (12)
ノスタルジア (3)
茶華・鳥 (32)
えっちゃんの花畑 (9)
木の花 (14)
春の花 (7)
横須賀 (110)
横浜 (19)
鎌倉 (33)
東京 (52)
奈良 (47)
高野山・京都 (24)
海員学校 (4)
船、港 (41)
城の山より (10)
西浜 (18)
島の人 (7)
下新田 (9)
姫路 (3)
花畑 (6)
詩歌 (3)
旅行 (23)
紫陽花 (17)
草花 (106)
三浦半島 (7)
夜景 (10)
花散歩 (39)
粟島散歩 (99)
小動物 (35)
家族 (20)
お出かけ (102)
年中行事等 (52)
朝の風景 (20)
夕景 (10)
日々の出来事 (19)
香川 (27)
粟島 (2)
奈良・京都 (1)
愛媛 (6)
黒川/財田駅周辺 (21)
徳島 (21)
三豊市(山本町,財田界隈) (18)
香川のお寺や神社 (88)
紫雲出山 (14)
高知 (11)
島の桜 (9)
お寺 (0)
島の春 (9)
庭の花 (55)
来島者たち (35)

検索フォーム

RSSリンクの表示