まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

再びの・・・奈良5、 法起寺②

翌朝はろまんするれーさんたちの「池に映る塔の姿も良いですよ~」というアドバイスを受け、
朝食前に「法起寺」傍の農業用用水地まで行きました。今日は、早朝の≪法起寺界隈≫です。
_DSC9887 (750x498)



朝食前、ホテルを出て真っ先に向かったのは法起寺の先にある小高い丘の入り口。
残念ながら日の出には間に合いませんでした。
_DSC9885 (5) (750x563)

日は既に山の端を越え、法起寺がシルエットとなって映し出されていました。
_DSC9885 (4) (750x579)
撮影ポイントを探す時間の余裕もなく、にょっきり塔が顔だ出したこの丘からの日の出を撮るだけで、
法起寺の夜明け

草の上に降りた朝露がきれいだと思いながら、焦りに焦って下の用水地に駆け下りて行きました。www
昨夕、ろまんすぐれーさんたちから「法起寺」を入れた日の出の撮影ポイント場所だと教えられていた所です。
時既に遅く、一人の方は既に来られていました。
_DSC9890 (750x498)

挨拶もそこそこに、とりあえずは水面に映る塔と朝日を取り入れ、2分で7枚の写真を撮り、再び丘の方へ駈けて行きました。www何と落ち着きのない人だろうと思われたに違いない。www
(今にして思えば送電線を積極的に取り入れた写真を1枚撮っておけばよかったと反省。)
_DSC9892 (750x548)

父、聖徳太子の遺志を継ぎ「法起寺」を建て、その後天皇の後継者争いで蘇我蝦夷・入鹿 父子等に殺害された
山背大兄王(やましろのおおえのおう)は、この丘をどんな思いで歩んでいたのだろう・・・。
_DSC9898 (750x489)

天皇最有力候補とされていた山背大兄王は、蘇我蝦夷・蘇我入鹿親子により即位を妨げられた。1度目は叔父である蝦夷が推古天皇の遺言により、田村皇子(舒明天皇)を擁立したことによる。2度目は641年舒明天皇没に、古人大兄皇子を擁立する入鹿に斑鳩宮を襲われ、斑鳩寺(法隆寺)において一族共に自害した。
_DSC9895 (750x514) (2)

儚く光る草の露を写しながら、ふとそんな悲運な山背大兄王の事を思いました。
そして、父聖徳太子の病気平癒を願い、山背大兄王が建立したと伝えられる「法輪寺」へ向かいました。
「法起寺」から「法輪寺」は直ぐ近くにあります。
016 (750x401)

あっという間に斑鳩町三井にあるその 「法輪寺」 に到着しました。
この寺は、聖徳太子所縁の三つの井戸のあるところから、別名「三井寺」とも呼ばれています。
「三井寺」と言えば、琵琶湖の丘に建つ「三井寺」(園城寺・おんじょうじ)の事かと思いますが、
その滋賀の「三井寺」は、境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯 に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから「御井(みい)の寺」と称され、後に「 三井寺」と通称されるようになったそうです。
_DSC9909 (750x521)

初めて
この塔を建てた棟梁は、誰もが知るあの「西岡常一」氏です。
薬師寺金堂、同西塔などの再建を手がけたのも同氏です。飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後世に伝えるなど「最後の宮大工」と称された人です。NHKの薬師寺金堂再建に関し『プロジェクトX』で紹介された時に非常な感銘を受けました。
_DSC9910 (750x575)

ここまで来たら、折角だから≪斑鳩三塔≫(法起寺・法輪寺・法隆寺)を撮ろうと、法隆寺に急行しました。法隆寺へ行く途中にある池から五重塔が見えるのですが、楽をして後方の丘の上からの覗き見は性に会いません。www
_DSC9912 (750x575)

先ずは傍まで行って礼拝をしてからと思い、南大門迄行きました。勿論、早朝ですから開いていません。この奥に≪中門≫があり、その中に≪金堂≫≪五重塔≫≪講堂≫等が並び建っていますがここからは見えません。
_DSC9913 (750x455)



未だ観光客も来ていないので法隆寺の伽藍(がらん)はどこ見てもガランガランです。 (バシッ!)
この築地塀の先は≪東大門≫があり更にその先には「夢殿」があります。
_DSC9916 (750x472)

「法隆寺」との銘の入った瓦があった筈と見回しましたが見つからず、諦めて大池の方(法輪寺方面)へ戻って行きました。
_DSC9917 (750x498)

≪五重塔≫の横に見える工事の覆いは、2016年2月から始まった法隆寺中門の修復工事の覆いだと思います。
工事終了予定は平成30年(2018年)12月のようです。
019 (750x497)

池の遊歩道?から見るこの寺院・民家の屋根が混然一体とした様は大好きですが上手く切り取れません。
中央奥に見える特徴のある屋根は「夢殿」です。
021 (750x494)
その後、池は一周せず車に戻りました。さて、6時半( ^ω^)・・・これからどうしょう。
この後、どこをふらつくのやら・・気楽な一人旅。
それでは又、明るい笑顔でお会いいたしましょう・・・。 
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  1. 2017/06/23(金) 12:30:00|
  2. 奈良

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喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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