まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

粟島暮色 

弘法大師(空海)は、このこの夕景を眺め育ちました。
粟島とは丁度対岸にあたるここ海岸寺≪屏風ヶ浦≫の浜は、「弘法大師」(空海)の故郷です。
以前は生誕地と言われていましたが、今では「善通寺」が通説となっているようです。大師の母、玉依御前(たまよりごぜん)がこの地に大師出産のため、産屋を設け、大同2年(807)大師が七堂伽藍の「海岸寺」を建立しました。別院には「大師産湯の井戸」が残されています。
大師は14,5才の頃までこの地で育ったと資料にあります。大変な神童で、当時の都・長岡京の大学に学びました。
そこが僕と大きく違うところです。 バシッ!比べるな!
粟島の落日です。外から眺めるのもいいものです。
仁尾八朔人形まつり 178


夕映えの【海岸寺/四国別格20霊場別格札所・海岸寺奥の院】二重塔
何かバランスの無い物足りなさを感じるのは、塔の上に高くそびえる相輪がないためだと思います。
高さ11メートルの塔の頂部には相輪の代わりに宝珠が載せてありました。
写真を撮ろうと構えていたら、突然背後から大きな音と立てて予讃線を走る電車が通過しました。
僕はびっくりして、危うくカメラを落とすところでした。
仁尾八朔人形まつり 180


 予讃線/海岸寺駅付近
「そうだ!あそこだったら《電車と海と夕日のマッチング》が撮れるかもしれない」と思いつき、この場所に急いで来ました。
残念ながら丁度「特急」が通過する最中で、カメラを出している間に電車は行ってしまいました。
次の電車を待っていると粟島に帰る最終便に間に合わないので、後ろ髪を引かれる思いで帰ることにしました。
 ここは、鉄道ファンにはしびれる撮影スポットかもしれません。
場所は、多度津から詫間に向かう海沿いの道で、海岸寺を過ぎ、パッと海が開けたたすぐの高架線の上です。
仁尾八朔人形まつり 182


大師の故郷「屏風ヶ浦の浜」
再び、駐車していた屏風ヶ浦の浜に戻り、須田港を目指して急ぎました。時間がありません!嫌な予感がします。
仁尾八朔人形まつり 176


予讃線「津嶋ノ宮」駅付近
なのに・・・途中で粟島の島影を見つけ、急停車。草を分け分け予讃線の線路内に下り1枚撮りました。
ここは海岸寺~詫間の間にある「津島ノ宮」駅付近から見た夕景です。右の島が粟島です。
この「津島ノ宮」駅は年に一度、8月4,5日津島神社の祭礼時だけ臨時営業されるという珍しい駅です。
左から伸びている橋の先が津島神社です。津嶋神社は子どもの守護神として知られています。
仁尾八朔人形まつり 187


荘内半島に落ちる夕日
またまた荘内半島に落ちる夕日と粟島のビューポイント。急停車、はい、パチリ、はい、発車。その間10秒。船便の出る時刻との争いです。後はビューポイント処ではありません。景色も目に入らず、港までビュービュー爆走です。
(みなさん、何か意地悪なことを期待しているでしょう・・・。残念でした・・・僕にはこれがあります)
荘内半島と重なって一続きのように見えますが、手前右側の島が粟島、高い山は城の山(222m)です。
仁尾八朔人形まつり 185


粟島暮色
須田港到着。どうにか午後七時の最終便に間に合いました。寒い思いをしなくて澄みました~。
夕暮れの中に消えていく粟島。旅行先でこんな景色を眺めたら、「いいな~」と、逗留(滞在)したくなりますが、
住んでいる身となると「あそこへ帰っていくのか~」と思うと、ちょっと複雑な思いがします。
仁尾八朔人形まつり 192


では、また明日。

津嶋神社についてはこちらをご覧下さい。→こちら
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  1. 2009/10/10(土) 00:00:11|
  2. 粟島遠望
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

北さんお早う御座います、

弘法大師和讃の中にありますね、
「・・・宝亀五年の六月に 玉藻よるちよう讃岐潟 屏風が浦に誕生し・・・」
この辺りはほとんど丸暗記しています、
土地勘がないので判らなかったのですが、何となく理解出来ました、
北さん家の対岸当たりに位置するのですね、
リタイヤ人生の楽しみにゆっくりお参りしたい思いです。
  1. 2009/10/10(土) 09:02:17 |
  2. URL |
  3. Digital_Photo 花遊悠 #-
  4. [ 編集 ]

有難や、有難や・・・

花遊悠さん
いつも有難うございます。
いや~、久しぶりです「弘法大師和讃」。
「おん歳七つのその時に 衆生のために身を捨てて~」
小さい頃近所の人たちが良く集まってご詠歌を唱えていました。僕は最後の「南無大師遍照尊」チ~ン
とだけやってお菓子を貰っていました。

光明真言和讃だけは今でも空暗記で・・・
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに
はんどま じんばら はらばりたや うん・・・」繰り返し。ははは、門前の小僧です。
昨日はお寺の草取り日、朝早くからお年寄りに混じって木々の枝払いをしました。やはり気持ちがいいものです。
  1. 2009/10/10(土) 22:19:52 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

津嶋神社は子供の頃8月のお祭りになると、大きな花火があがっていました。それを粟島の人達は防波堤に座って眺めていたものです。粟島が夕日に赤く包まれ、だんだん暮れて行く中を家路に着く時の不思議な寂しさ、やるせなさは、いったいなんなのでしょう。不思議な気分にさせられます。
  1. 2009/10/10(土) 22:21:02 |
  2. URL |
  3. ふうちゃん #-
  4. [ 編集 ]

ふうちゃん
粟島から本土の明かりを眺めていると(町の明かりと比べてしまい)寂しいな~とおもいます。
本土から粟島の灯りを見ると、あまりの寂しさに帰りたくないな~と思います。
1,2,3,4と街灯が数えられるのですから。
  1. 2009/10/10(土) 22:37:32 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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