お遍路の二日目、⑫番札所「焼山寺」から別格霊場②番「童学寺」に向かう途中、
この日の宿である《神山温泉》近くで、
「雨乞の滝」の小さな案内板を見つけた。
未だ時間に余裕があったので、折角だからと立ち寄ってみることにしました


案内板とカーナビを頼りに民家の間をぐんぐん山の中へ分け入って行くと、いくつもの駐車場がった。
人気の滝なのだろう。一番上部の駐車場に車を置き、こんな杉木立の坂道を10分程歩いていくと、
5分程で水音が聞こえて、程なくすると木立の間から《うぐいすの滝》という小さな滝が現れた。

この辺りではウグイスが多く生息しているのか、それとも水の流れがあちこちでメジロの様に
チチッ・チチッと忙しく飛び交う様
(さま)を言っているのか良くわからないが美しい滝だった。

初夏に来ると左側の崖に多く自生していた《イワタバコ》が見られたのに・・と少々残念だった。

然程歩いてもいないのに息切れがしてきて足も重くなった。
じっと静止してカメラを構えられなく、木に寄り掛かりながら撮ったので・・・この始末。


《雨乞の滝》迄には《不動滝・ 地獄淵・もみじ滝・観音滝》等々の滝もあるというが、
どれがどの滝なのかは分からない。名が記された木札は2,3見かけたが情けない事に明確には覚えていない。

途中《地獄淵》との木札があったので、見てみたい・・とも思ったが、息切れや足元もふらついていたので、
疲れた爺様が写真を撮りに行く場所ではないと諦めました。誰だって“”地獄の淵“”は見たくはないですしね。
ここは名札のない小さな流れでしたが、近くまで安心して行けるところだったので・・・岩に腰掛けながら

。www

こちらは《不動の滝》だったような・・・。

20分程で《雨乞の滝》の滝に到着しました。駐車場に車が2台あったので、誰かいるだろうと思いましたが
誰もいなかったので少々不安になり、直ぐに引き返しました。熊が出たら・・・、
イノシシが突進でもして来たら・・・、身をかわす機敏さなどとっくに失くしていますからねえ・・。www

滝への道途中で足が痛くなり、ベンチで待っている
(置いてきたwww)嫁さんのことも気になるので直ぐに退散。
《雨乞の滝》は、雄滝、雌滝があるらしいけれど、事前勉強していなかったので気づかなかった。


帰りも撮りやすい流れを探しながら降りてきました。
途中、足でも痛めたり、川の落ち込んでいないかと心配してで足を引きづりながら上がって来た嫁さんと合流。

こっちが《不動の滝》だったかな?・・最近こんなことばかりで、ぼやく爺様に、優しい婆様からきつ~い一撃。
「以前からですよ。それでも生きてこられましたから大丈夫ですよ」。

けなされているのか、励まされているのか???。www
そんな話をしているうちに駐車場に戻って来ました。1時間程の寄り道でした。

さて、「次はどこのお寺っだったかなあ?途中で何かするとすぐ忘れちゃうよ。」と問うと、
「カーナビに聞いて下さい」との返事で、「日本一枝垂れ桜がきれいな町」と書かれた看板を見ながら「童学寺」に向かいました。


それでは、皆様にとって今日も穏やかな良き日でありますように。
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- 2020/11/12(木) 08:54:18|
- 徳島
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