気候温暖な
三浦半島の中央部に広がる三浦台地
(※① 海岸段丘)は、東京・横浜の大消費地に近いこともあり、大根、キャベツ、スイカ、イチゴ、メロン、ミカン等々野菜づくりが盛んなところです。

東光寺の「ヒマラヤ桜」を見に行った帰り、寺の裏側一体にに広がる
三浦台地に上がり、左右に見える東京湾や相模湾の景観を眺めながら
帰って来ました。今日はその三浦台地から眺めた景色等の様子です。
(撮影日12月22、1月12,14日)
標高50m程の三浦台地からは、東京湾と相模湾が良く見えます。
勿論富士山はどこからでもよく見えます。

富士山の手前の峰々は、伊豆半島へと伸びる箱根の山々。

この辺りは箱根への入り口、小田原市街地だと思います。写真左の方、
小田原から湯河原、熱海方面へ少し下った石橋IC
(料金所)の少し先は、
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」の一場面となる
「石橋山の合戦」のあった所です。

源頼朝の旗揚げの戦いで
(結果は負け、岩陰に逃れていた所を助けられ、“命辛々”敗走)破れた本陣跡はというと・・・見えません。
(バシッ!)
尚、伊豆半島はずっと左側、鎌倉はずっと右側です。

余談はさて置き、東を見れば間近に
東京湾が見えます。ここは津久井浜海岸。
東光寺のある所です。遠方に黒く見えるのは房総半島。(⇐鋸山・館山⇒)

これらは、12月下旬、所用で友人宅に行く途中、ふらっと寄り道をした時の写真です。
「こんな景色を見ながら仕事ができるのは良いですね~」と声をかけると、

「眺めは良いけど、景色ばっかり見てたら銭にならんよwww」
と大笑いしながらも、手を休めず、キャベツを収穫していました。

遠く霞んで見えるのは房総半島の先端、館山の洲崎。洲崎と言えば、
まっ先に思い出すのは
『南総里見八犬伝』でしょう。www

次いで(半島の一番先に見える)房総半島の最西端にある
「洲崎灯台」。
ここから三浦半島の最南端の東端にある剱埼灯台と結んだ線が東京湾と太平洋の境界線になります。

この日は天気もよく、多くの人が畑に出てキャベツの収穫や、収穫後の始末等に忙しそうでした。

こちらは親子総出で(父親は車)でキャベツの収穫中です。

青年は丁度遊びたい盛りなのに偉いな~と感心しながら挨拶を交わし、先を急ぎました。

少し行くと、大きなパラボラアンテナがニョッキリ顔を見せました。

ここは、《短波帯電波監視業務と宇宙電波監視業務》を行っている我が国で唯一の施設の三浦電波監視センターらしいです。
と言っても相手は“電波”。解った振りをしていますが爺様は“ちんぷんかんぷん“。

この監視センターは、東京湾と相模湾が一望できるこの三浦台地の中央部にあって電波を監視しているとか。
過日も「電波法違反」で検挙・逮捕されたというニュースがありましたが、調べてみると、その検挙数の多いことに驚きました。
この写真撮も「逮捕されないかなあ~」な~んて思いながら撮りました。www

逃げるように監視センターを抜け、三浦海岸に逃げ落ちました。www
(バシッ! 三浦武士か!)浜に出て冬の三浦の風物詩の「大根の浜干し」を見て帰って来ました。

この「三浦の大根干し」については次回に紹介します。
長い話を最後までありがとうございました。

それでは、皆様にとって今日も明日も、穏やかな良き一日でありますように


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⬛※
「石橋山合戦」 治承8年(1180)、源頼朝公旗揚げの戦いの戦場跡⬛「石橋山合戦」で有名な三浦氏一族の佐奈田与一義忠討死の様子
⬛※①
「三浦半島(南部)の地形」⬛
「三浦半島ってどんなところ」⬛【千葉県の三灯台】①「洲崎灯台」房総半島南部で最も西にある灯台
②
「野島埼灯台」房総半島の最南端にある灯台
③
「犬吠埼灯台」房総半島の最東端にある灯台
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- 2022/01/22(土) 00:00:00|
- 三浦半島
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