今日は、他のイカリソウと一寸変わった
「ホザキイカリソウ(穂咲き錨草)」です。

例年は他のイカリソウに先駆けて咲く「ホザキイカリソウ」ですが、何故か、
今年は遅く、未だ蕾で先端の葉も広がっていません。ですが・・・、

翌日には咲き始め、後は順次先端に向けて咲き揃っていきました。
バックの黒い網目模様は、太陽光を調節する園芸用《遮光ネット》です。

この「穂咲き錨草」は、中国原産で日本の山野には自生していないそうです。

日本へは、天保年間
(1830-1843年)に入り、薬用として栽植される様になり、今では主に製薬会社や一部大学の植物園や各地の野草園等で栽培されているとのことです。

他のイカリソウよりも大型で高さ30~40cm程もあり、葉も大型ですが、

花は5mm程の大きさしかなく、他のイカリソウに比べ極めて小型で、目立ちません。
(上の紫の蕾と黃色の花がホザキイカリソウ。右下の花がキバナイカリソウ)

キバナイカリソウ(黄色の円)と比べるとホザキイカリソウ(紫色の円)は、
葉も花の大きさもこんなに違います。ホザキイカリソウの葉がこんなに大きいと、薬草にするには好都合ですね。

こう見ると、やはりキバナイカリソウは可愛い子どものイメージですが、
ホザキイカリソウは妖艶な大人のイメージです。


因みに、がく片は8枚、内外2列になり、 花弁は4枚、黄色で蜜槽状、短い距があります。


名の由来は、大きな円錐花序をつくる花穂の姿に基づくものです。
根気も意欲も徐々に薄くなって同じような写真ばかりの羅列で失礼しました。


尚、今年咲かなかった
(植え替えた時に紛失したか?)白い「トキワイカリソウ」」(常盤錨草)は下記資料を御覧ください。《錨草の記事》としては良いと思います。
バシッ!自分で言うか www)



それでは、今日も明日も 穏やかな良き一日でありますように




******************************

「イカリソウ」の関連記事⇒
「☆『花皆輝きて・・・イカリソウ』2020,04,10UP
※ 白いトキワイカリソウの写真もあります。

イカリソウの種類 ⇒
こちら
スポンサーサイト
- 2023/04/01(土) 07:40:00|
- 庭の花
-
-