空港ロビーでは「現在羽田空港は強風の為、着陸できない事も予想され、
高松空港に引き返すか、福岡空港へ向かう事もある」旨の館内放送が
何度も流れていましたが、幸いな事に?羽田に向け機は動き始めました。

高松空港へ引き返すのはともかく、福岡へ向かうのは勘弁して欲しいなあ
と思いながら外を見ると、どこかで見た事のあるような機体が見えます。
「機体番号N555MZ」.最近宇宙へ行った人の初代プライベートジェットのようです。

機は、ゆっくり、誘導路から滑走路に向かいます。
「羽田まで無事飛んでくれよ・・・」と只々祈るばかり。

左、第二次世界大戦後初めて日本のメーカーが開発した旅客機
「YS11機」
が見えています。右後方の建物は
「さぬきこどもの国。

滑走路に入ると直ぐに爆音を轟かせ、雲の中に飛び立ちました。
離陸直後は厚い雲の間から高松市内がチラホラ見えて来ました。

機は直ぐにJR高松駅のある高松港上空を通過。右(東)の山地が
「屋島」。

更に高度を上げながら白雲の連なる屋島上空へ。
下方に目立つ競技場は
「屋島レクザムフィールド」
更に、屋島を挟んで東側へ。真下には庵治石の産地、五剣山の麓にある
「志度湾」です。源平の戦いの
《屋島の戦い》の舞台となった細い湾です。
沖の島は、国立の「ハンセン病療養所
《大島青松園》」のある大島。

その後、機は厚い雲の中。機は時折ガクン、ガクンと音を立てて下降します。
その都度機内放送で「雲の中に入り、揺れますが安全です」の放送があります。

慣れている人は平気かも知れないが、慣れない爺様には・・ねえ。

「やはり車で高速走る方が良い~!」と、下を見てそう思います。www

海岸近くにこんなゴルフ場があったかな?ここは何処かなと思っている間に、
機は着陸態勢に入り、立ち歩きやシートベルト装着等の注意喚起の放送があり、

程なくすると、羽田飛行場が足元に見えてきました。あとは着陸時の心配だけです。www

そんな心配を他所に、機は何事もな無かったかのように静かに着陸しました。

二昔前なら
(自分が若かった頃は,離着陸の際 )乗客から自然と拍手が湧いていましたが、www
今は子どもでさえ拍手する姿は見かけません。ちょっと寂しい気がします。www

飛行機のデザインも随分と変わりました。写真を撮ってはみましたが、
孫に見せても“鼻で”笑われるだけですから、見せていません。www

それでは、今日も明日も 穏やかな良き一日でありますように
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- 2023/06/08(木) 09:49:06|
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