まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

天空の郷

国道32号線を香川県と徳島県を結ぶ猪ノ鼻トンネルを抜け、ゆるやかなカーブを下っていくと、いきなりこのような山を切り開いた美しい集落が目の飛び込んできます。
20091112133435ca0_20101129203332.jpg
※ この写真は昨年のものです。



いつの日にか訪ねてみようと思っていましたが、四国の尾瀬と言われる「黒沢湿原」に向かう途中、急遽この集落を訪ねてみることにしました。カーナビには「西山」と記されていました。
20100109235030042_20101129203405.jpg
手前の橋を右に渡り、雲辺寺方面への道を途中左に入って行くと、夢のような「天空の郷」に着きます。 
※ この写真は昨年のものです。


集落の真ん中に青い屋根の民家が見えていたのがこの場所です。
NIKON 012


↑去年写真を撮った場所から、↓今年は逆にはるか遠く下のほうを走る国道32号線方面を撮ってみました。
NIKON 013


こちらは、同じ場所から箸蔵寺方面を見た景色です。
NIKON 009


集落を横断するように作られた車道を進んでいくと、急斜面には野菜や果物等が植えられ、民家は手積みされた立派な石垣の上に寄り添うように建っていました。
NIKON 019


徳島の山間部で栽培されているものはと言えばやはり「ソバ」が連想されますが、
そのソバは刈り取られていましたが、花の頃は周りの景色と相まって素晴らしい光景だと思います。来年はソバの花の頃に是非訪れてみたいと思いました。

NIKON 018


それぞれの家は、このような急坂の細い道で結ばれています。
NIKON 022


遠い昔からの生活道路です。この坂道を汗をかきながら登っていくと、
NIKON 024


見事な石垣の上に建つ青い屋根の家に出ました。
NIKON 028


この集落も、年々過疎化されていくとの事でした。
NIKON 023


数少なくなったという民家の軒下では、干し柿や、
NIKON 026


輪切りにした大根が弱い秋の日に照らされていました。NIKON 025


帰りに、畑仕事をしていたおばあさんといろいろな話をしていたら、帰り際に車だったら荷物にならないだろうと、大きな大根を5本も抜いてくれました。
NIKON 032
暖かい人情にほろりとしながら、天空の郷を後にしました。
この続きは木曜日に。それでは、又。
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  1. 2010/11/30(火) 00:00:00|
  2. 徳島
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

一枚目の私の好きな「天空の郷」何回見てもいいですね。
その郷にはどうやって行くんだろう。
仙人のような人達が住んでいるのかな、とか思っていましたが・・・
海と山の違いはありますが、粟島の人達と何ら変わらぬ人情味豊かな生活をしているのですね。
手軽で便利な生活があたりまえの私は、その写真の石垣や坂道を見るとついつい、
「お医者は?食料は?救急車はくるのかな、コンビニは?」と考えてしまいがちですが・・・
やはりそれらに勝るいいものがあるんでしょうねぇ~~
  1. 2010/11/30(火) 09:03:05 |
  2. URL |
  3. ふうちゃん #-
  4. [ 編集 ]

確かに国道32号線を走っていると
毎回天空の郷気になりますがこの様に
写真に撮った事がないです流石目の付け所が
違いますm(__)m
ちゃんと大根ゲット、ちなみに私は吊るしてる柿
大好きです、ほしいーーー(笑)
  1. 2010/11/30(火) 09:36:05 |
  2. URL |
  3. wako #-
  4. [ 編集 ]

おぉ~正に天空の郷!!!
まるでへ池の落人部落ですねぇ~・・・
あっ!それなら目駄無い所に作るか・・・
日当たり良さそう・・・
昼寝に行きたいなぁ~・・・

金魚椿、葉っぱが金魚の尻尾みたいなのです!!!
粟島に植えていましたかぁ~!!!
残念!!!
  1. 2010/11/30(火) 14:51:13 |
  2. URL |
  3. 我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

ふうちゃん
どうしても気にかかって一度行ってみたいと思う場所ってありますが、ここもその一つです。
ガードレールが見えていましたから車でいけるだろうなとは思っていました。
関係ないですがここの景色を見るたびに「天空の城・ラピタ」を連想してしまいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
wakoさん
1,2枚目の写真を撮った傍にある、あの橋の傍の山小屋風の「茶屋」・・今の時期が最高かも。
いつも感じいいな~って思っていますが、ついつい天空の郷のほうへ気が行ってしまって・・・。
今週~来週あたりは紅葉真っ盛りでいいと思います。
時間的にも訳ない事ですから三人組でどうですか。
僕は今週末帰りますから参加できませんが・・・。

大根、思いも寄らなかったことですから嬉しかったです。
吊るし柿も美味しいですよねえ。炬燵に入ってミカンや干し柿食べてる時は幸せです。

来年の10月頃、ソバの花を是非撮りに行きましょう。道案内だけならOKです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多さん
確かに平家の落人部落と思わせるような場所ですが、言われる通り目立ち過ぎます。(笑)
薪を焚く煙にも気を遣った平家の公達があのような場所に隠れ郷を作るわけがありません。

景色、日当たりは(多分風当たりも)抜群ですからのんびりするのには最高です。


  1. 2010/11/30(火) 17:57:33 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは

陸にあっても島ですね、これは。

案内に従って地図を探すことしばし・・・。
ここでしょうか?
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=34.054259,133.831522&spn=0.013262,0.027466&t=h&z=16&brcurrent=3,0x35522a68ef89b601:0x9e75790f74792c01,0
やや左下に見られる『山神ノ上』なんて地名もスゴイですね~!
  1. 2010/11/30(火) 18:56:22 |
  2. URL |
  3. pispofp #/.OuxNPQ
  4. [ 編集 ]

pispofpさん 
興味を持たれて、地図まで・・・感激です。
Googleの地図、感動しました。
僕が「天空の郷」と呼んでいるのはこの地図上では「木屋床」と言われる集落で、地図では未だ道が記されていないようです。
5枚目の箸蔵寺方面の写真はまさに『山神ノ上』です。
流石の道案内人もこの新しい開拓地?は分からずびっくりしていました。
途中、真っ直ぐ吉野川には下りず、気になっていた「西山小学校」を回って、池田ダムに下りてきました。

 
  1. 2010/11/30(火) 20:04:57 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

石垣が。

天空の郷 言葉だけでロマンを感じます。
石垣もしくは築地ですか? とても素人が積んだ
とは思えませんが?石工の仕事に見えますのは
私だけでしょうか?お城の石垣にも勝るとも
劣りませんし、名称は判りませんが角の曲線は
実際にみたことは有りませんが熊本城みたい
ですね。 石は何処から?工事日数は?
夢の郷ですね。関東では見られません。
  1. 2010/12/01(水) 19:42:56 |
  2. URL |
  3. king of tukui  #-
  4. [ 編集 ]

まさに天空…

1枚目の写真を見て唖然…
石垣の写真を見て再び唖然…

いったいこの地に人が住み始めて、何年という月日が流れているのでしょうか。
水はどうしているのですか?こんな山の上でも井戸が?それとも小川が流れているのでしょうか?
こんな素敵な集落が過疎化していくなんて…残念でなりません。
  1. 2010/12/01(水) 22:30:56 |
  2. URL |
  3. 横須賀のぴょん吉 #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは。

文字通り天空の郷ですね!
山深い中にひっそりとある集落・・・映画に出てきそうな雰囲気ですね。

計算されたかの様なな石垣には驚かされました
是非一度実際に見に行ってみたい所ですね。
私の知らない場所がまだまだいっぱいあり
とても楽しみに拝見させていただいてます!
  1. 2010/12/01(水) 23:21:38 |
  2. URL |
  3. gappo #rRqh6Cps
  4. [ 編集 ]

king of tukui  さん
ありがとうございます。
≪天空の郷≫は最初に見た時の印象をそのまま表現したものです。
民家の石垣は見事と言うほかありません。
まさに石工の仕事のようですよね。ほとんどの家がそうでした。
萱を葺く時と同じように、村人総出で仕上げていったのだろうと思われます。

石は詳しく分からないので何ともいえませんが、
全体が写真の通り青色っぽい色をしていましたから
阿波の青石(緑泥片岩)ではないかと思います。
改めて9枚目の写真を見ると、やはり「青石」のような気がします。
吉野川流域は色も美しく加工しやすい石で「青石」の産地として有名です。

青石(緑泥片岩)は、「アルミニウム、鉄、マグネシウムの含水ケイ酸塩鉱物を主成分とする緑泥石が、地中深くで地殻変動などによる「動力変性」を受け出来上がったもの」とされています。  
この吉野川流域はまさにその地殻変動の顕著な所ですから多分そうではないかと思います。

すいません、知った振りしてくどくどと・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
横須賀のぴょん吉 さん
元気ですか。金曜日に帰ります。
この集落、素敵でしょ。集落の歴史等は分かりません。
原始時代の遺跡があるようですから太古の時代から人は住んでいたようです。
江戸時代の庄屋の家が現存しています。
こんな高地に・・・と驚いてしまいます。交通の要所でもあったのだと思います。
人が住むという事は近くに水があるという事。
つい最近までは井戸水だったのだと思います。
今は楽にポンプで上げられるので水道も大丈夫です。
粟島と同じように、中に入って住む分はいいですが、町へ出るのは大変だとおもいます。
まして、雪の降る冬ともなれば尚更です。
小学校は走水にある小学校と同じくらいの大きさで、鉄筋の立派なものが建っていました。
  1. 2010/12/01(水) 23:55:37 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

gappo さん
ありがとうございます。
本当に夢のような感じの集落です。
まるで映画のセットのようです。
この集落の谷の途中には鉄道ファンなら大層喜びそうなひなびた木造の駅舎があります。
土讃線の香川と徳島の県境近くにある【坪尻駅】です。
僕は写真でしか見たことないので、
春になったらその駅舎を撮ろうかなと考えています。
  1. 2010/12/02(木) 00:09:23 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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