まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

湯の丸高原の「レンゲツツジ」

湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、長野県東御市と群馬県吾妻郡嬬恋村にまたがる標高1,800~2,000mの高原地帯です。
約60万株もあると言われるレンゲツツジの大群落は、国の天然記念物にも指定されています。
湯の丸高原のレンゲツツジ





姫木平を下り、とうとうと流れる千曲川を越え、湯の丸高原への登り口までやってきました。
  昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ
    この命なにをあくせく 明日をのみ思ひわづらふ

藤村の『千曲川旅情の歌』を思い出しながら道々に祀られている観音さん(※百体観音)を数えているうち車はいつの間にか地蔵峠に着きました。
SONY 129
「准胝観音」(じゅんていかんのん)さんに、もうすぐ生まれてくる二人目の孫の無事を祈りました。


地蔵峠に着いた僕たちは、休みも取らずレンゲツツジの大群落地である「ツツジ平」まで一気に登りました。
登ったって?リフトに乗ったんじゃん。 はい、リフトで空中散歩ね。
藤村も言ったでしょう。「この命なにをあくせく」 無理しない。無理しない。
♪無理はよそうぜ身体に悪い~♪ もう若く無いんだから、これが一番!
湯の丸高原リフト


上見れば≪鳥追い人≫の二人、下見れば無理をしてない牛三頭。人牛やや疲れ気味ですな~。
モ~ 駄目だ~、動けない。」なんて言ってないで、牛さん達若いのだから。
そ~れ、fight!
Nikon 078


「ツツジ平」に着いて見ると、fight!の≪檄≫が効いたのか、牛たちも登って来たようです。
バシッ! 違う牛ジャン。  ・笑・笑・ ばれちゃいましたか。モー牛訳ない。バシッ!
この辺り全体が放牧地らしく、牛たちは自由に歩き回っていました。
Nikon 091
「善光寺さん」ではありませんが、それでは牛に引かれて、ゆるり辺りを歩いてみましょう。


ツツジたいら2


見事なレンゲツツジに言葉もありません。
ツツジ平3


言葉を失う・・・って、喋ってるジャン。 ・笑・笑・だね~。
ツツジ平4


ツツジ平に咲く小さな高原の花達はもう終わりに近い状態でした。
ツツジ平・アザミ1


「イワカガミ」は既に咲き終わり、「コケモモ」も殆どが花を落としていました。
左の朱色は「レンゲツツジ」の花びらです、「コケモモ」の可憐さが分かると思います。
コケモモ1


「ショウジョウバカマ」のピンクの花はどこにも見当たらず、
ショウジョウバカマ1


みんな緑の姿に変わっていました。でもしゃんとして、なかなか粋な花です。
ショウジョウバカマ2


我々もかくありたいなと思います。・・・それにしても、見事な群落ですね~。
ツツジ平5


ずっと向こうの山の方まで埋め尽くされています。
まるで我々の為に作られた天国、極楽への花道・・・バシッ!まだ、まだ。
「そうだね。○○○者、世に憚る】って言うからね~。」
ツツジ平6


こんな豊かな自然の美しさを、多くの子ども達や若者達にも見せてあげたいなと思いました。
ツツジ平7


二日間の楽しい高原の旅を終え、僕たちはもと来た観音道を降りてきました。
ツツジ平8


この地は横綱・雷電為衛門の生まれた土地。知人ではありませんよ。江戸の人だから。
ふれ太鼓を叩く高い櫓のあるドライブインで「雷電丼」なる昼定食を喰らい、
空いた腹を満たしました。ごっつぁんでした。ドスコイ、ドスコイ!
な、具合で、小諸ICから関越道に乗って帰って来ました。
遠く、浅間の山からは三筋の煙が・・・見えませんでした。 
でも、僕の体の中には【美ヶ原・霧が峰】、【姫木平】、【湯の丸高原】三つの心地良い風が吹いていました。
浅間山遠望


な~んちゃって、きざなせりふを残して今回の山旅の報告を終わります。
それでは、又。

 「湯の丸高原のレンゲツツジ」 

■「百体観音」
東部町新張から湯の丸高原地蔵峠を越え、更に鹿沢温泉に至る山道は、昔「 湯の道」と呼ばれていました。
その道の傍らには1町(※約109m)毎に合計百体の石造観音が祀られています。鹿沢の湯泉は、体を丈夫にするということで昔から多くの人々の湯治場となっていたそうです。この峠越えの険しい山道「湯の道」を観音様を拝みながらそのお力にすがり、さらにお湯に入って体を丈夫にしようとしてつくられたものだそうです。
※尺貫法の長さの単位。1町=60間(けん)=360尺≒109.09m。

【ニュース】
今年のプロ野球ドラフト会議で西部ライオンズから3位指名された秋山翔吾選手がフレッシュオールスター戦に4番で出場。2安打3打点と大活躍、優秀選手賞に輝きました。
 「秋山翔吾」 

今年1月、地元横須賀で行われた秋山選手の「激励会」の様子です。
 「秋山翔吾選手激励会・前編」 
 「秋山翔吾選手激励会・後編」 
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  1. 2011/07/23(土) 00:00:44|
  2. お出かけ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

向こうに見える山々が、うっすら紅色に見えるのはヤマツツジのせいでしょうか。
だとしたら、すごいですよね。
「この命 なにをあくせく・・」この藤村の詩がぴったりの年齢になりました。
気の合った仲間と、気ままに行きたい所へ行き、見たいものを見、食べたいものを食べ、残りの人生を楽しでいますね~~。
どうかその「生き方」、H君にもご指南ください。
  1. 2011/07/23(土) 08:22:21 |
  2. URL |
  3. ふうちゃん #-
  4. [ 編集 ]

H君あとわずかですね。

ふうちゃん
ずっと山の上までツツジです。
駐車場横からリフトがありますから、
ツツジ平までは殆ど歩かなくていけます。e-257
ツツジ、今年はもう終わりですから来年はH君やお母さん連れて登ってください。
クロガネ屋往復ぐらいですから大丈夫ですよ。WWW
H君、あと少しですね。嬉しいような寂しいような・・・。
でも、その日を指折り数えている事だと思います。
  1. 2011/07/23(土) 22:38:41 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは

見事なレンゲツツジの群生ですね!
これだけの数が咲き誇るところは
滅多に無いでしょうね・・・
素晴らしい光景です

リフトで上まで 楽ちんでしたね
そうそう 無理は禁物ですよねーww

今夜も 北さんのブログで楽しい旅をご一緒させていただいた気分です
文章のまとめ方も 引き込まれてしまうようで
さすが北さんですね!
楽しかったです ありがとうございました^^
  1. 2011/07/24(日) 01:31:10 |
  2. URL |
  3. ユウスケ #ZvWJaGwQ
  4. [ 編集 ]

北さん節炸裂ですねw
標高高いから涼しいんでしょうね

行きたいですw
  1. 2011/07/24(日) 10:47:53 |
  2. URL |
  3. あきゅら #-
  4. [ 編集 ]

ユウスケさん
ありがとうございます。
写真等で知って実際行ってみると、あれ~??
見たいな所は時々ありますが、この湯の丸高原の「レンゲツツジ」は評判通りでした。
少し盛りを過ぎていましたが、まだまだ見ごたえがあり「ツツジ祭り」も行われていました。

全く歩かなくてもその場に立てる・・・
若かった時は少々抵抗のあったリフトも何の躊躇も無く乗りました。・笑・笑・
もう、見栄やツッパリも無く楽なもんです。WWWW
楽しかったです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あきゅらさん
ありがとうございます。又暑くなりましたね~。
又、あの高原の涼しさが欲しくなりました。
最もこの暑さが無かったら、日本中、米作が大変な事になるので我慢我慢です。

こちらに帰ってくると、あちこち誘惑が多く
おかげさまで毎日楽しい日々を送っています。・笑・
  1. 2011/07/24(日) 12:19:58 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんにちは~♪

信州の旅、お疲れ様でした。
山は、良いですよね。大自然の中でこうして
ツツジの咲き誇る高原を歩く、行きたくなりますね。
緑の中に居ると、癒されますよね。
しかし、凄いツツジの数ですね~!
  1. 2011/07/26(火) 11:03:51 |
  2. URL |
  3. ken #-
  4. [ 編集 ]

Kenさん
ありがとうございます。
海には海の、山には山の良さがありますね・・・。
このツツジの大群落には驚きました。

  1. 2011/07/26(火) 13:26:18 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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