まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

★★★ふらっと道草 ③ 高野山 壇上伽藍

高野山で「根本大塔」に次いで良く知られているのがこの「御影堂」だと思います。
高野山と言えば何とはなしに伽藍も男性的なイメージがありますが、この「御影堂」は女性的な美しい建物です。
きっと桧皮葺の屋根のゆったりした大らかな平安の香りのする勾配の美しさがそう思わせるのだと思います。
壇上伽藍の中で僕の最も好きな建物で、「雪の御影堂」を撮るのは永年の夢です。
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その 「御影堂」 は、「大塔」「金堂」と同じ壇上にあり「奥の院」とともに最も聖域とされる場所に建っています。
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「三鈷の松」は、弘法大師(空海)が唐から帰国の途中、唐の明州の浜で「伽藍建立の地を示し給え」と持っていた三鈷を空中に投げると、その三鈷はたちまち空中を飛び空に消え、大師が帰国し伽藍建立の地を探してこの地に来た時この山の松の木に懸かっていた。その為この高野の地に壇上伽藍を建てたと言い伝えられている松で、特別大事にされている松です。
この松葉は縁起物のため、僕も二本拾って帰り仏壇に供えています。
DSC02056 - コピー


「高野山金堂」 は弘仁10年(819)に創建され、以来高野山の総本堂として重要な宗教行事等が行われてきました。
その後、度重なる災禍で貴重な文化財等も多く焼失しましたが、その都度再建され現在に至っています。
現在の金堂は昭和元年6度目の災禍に遭った後(7度目の再建で)昭和7年(1932)に完成したものです。
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こちらは「御影堂」より見た 「六角経蔵」 です。
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「六角経蔵」の建つ壇上伽藍の西の方へ行くと 「山王院」 があます。ここはそのすぐ奥に建つ御社の拝殿です。
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■「御社」は弘法大師が高野山を開創された際に高野山の真言密教の守り神として、右から丹生都比売明神(一の宮)、中央の高野明神(二の宮)、左にその眷属である十二王子百二十伴神を祀る総社となっています。
丹生都比売明神・・・そうです。「三鈷の松」の在り場所(壇上伽藍創建の地)を弟に案内させたあの神様です。
だから弘法大師にとっても大切な山の神様だったので大事に御祀りしたのだと思います。
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この「御社」と「山王院」の向こうに見えるのが 「西塔」 です。
DSC02035 - コピー


高野山のシンボルである悠久の時を思わせる苔むした高野槙や杉の木立をぬって元来た道を急ぎます。
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朝の短い散歩では十分に壇上伽藍を案内できません。
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この後「奥の院」にも行かなければなりませんから急ぎ足で「蓮池」を回り宿に帰りました。


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蓮池の上には4歳の誕生日を迎えられたばかりの秋篠宮家悠仁親王の≪お印・高野槙≫が植えられていました。
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それでは先を急ぎ、宿に帰って朝食を摂り「奥の院」に向かいます。
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「金堂」横から「不動堂」越しに見た「東塔」です。
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それでは又。涼しい「奥の院」でお会いしましょう。お元気で。
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  1. 2012/09/07(金) 00:00:57|
  2. 高野山・京都
  3. | コメント:8
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コメント

雪の高野山は私も撮りたいテーマですが、いざ行ってみると広大すぎて何処をどう撮れば良いのか迷ってしまいます・・・
オマケに時間が掛かると足跡等で雪にも乱れが出てしまい、折角の早起きがおじゃんになってしまいます・・・
手足は悴むし、ご利用は計画的に・・・
  1. 2012/09/07(金) 12:27:47 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

お詫び

北さん  様

 「北さん様」なんて、のっけからの皮肉交じりのコメントかともお思いになられ、必ずや、「怒髪天に達す」というご心境かとも存じ、先ずはお詫び申し上げます。
 ところで、本日記載の「一首を切り裂く」の叙述の中で、ご迷惑かも知れませんが、筆が走り過ぎて、貴殿の御ブログ「まほろばの島詩」のPR方、これ努めさせていただきました。
 つきましては、「あの憎き鳥羽めの親友のブログだ!」とされた面々から、匿名の迷惑コメントが続々と寄せられ、削除するのに手間取るかも知れませんが、その旨、宜しくご手配賜りたくお願い申し上げます。
 万が一、善意のコメントが続々と寄せられ、ほくほく顔をなさるんでしたら、その時はその時の事とさせて頂きます。
 何分、失礼の段、宜しくご許容賜りたくお願い申し上げます。
 PRの詳細は、拙ブログをご点検なさって上で、宜しくご教導下さい。
  1. 2012/09/07(金) 16:28:19 |
  2. URL |
  3. 鳥羽省三 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

我楽多写楽さん
ありがとうございます。
雪の御影堂・・・これは誰でも撮りたくなると思います。
足跡が・・・・なるほど言われるとその通りです。
難しいですね。
そうなったら、逆に足跡を強調して・・・メッセージ性の強い写真にするとか・・・。
写楽さんなら出来そうな気がしますが僕では到底無理でしょう。(笑)

足跡の無い雪景色・・・
粟島ならわけない話ですが、肝心な雪が降らない・・・。e-260

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鳥羽省三さん
ありがとうございます。
大丈夫ですよ。《怒髪天を衝く》怒りは日教組相手に使い果たしました。(笑)
もっとも今では冠を突き破るほど硬い毛もありませんがね。(笑)

拙いブログの宣伝にこれ努めて頂きありがとうございます。
誹謗、中傷の類のご心配まで頂き恐縮です。
私のブログを訪問いただいているのは
皆紳士淑女の方々ばかりですから大丈夫です。
・・・・・・・
あっ、お一人例外が居りました。良しなに・・・。(笑)
  1. 2012/09/07(金) 22:25:10 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

 コンピューターが復旧したそうで、よかったですね。
 高野山は、広くてたくさんの建物があるのがよくわかりました。でも、まだ奥の院があるのですね。空海の偉大さが改めてしのばれる気がします。
  1. 2012/09/08(土) 22:49:25 |
  2. URL |
  3. ラムダ #-
  4. [ 編集 ]

ラムダさん
訪問頂き、ありがとうございます。
高野山の見どころは、建物の集まった「壇上伽藍」
とこちらの「奥の院」です。
参道の墓所は歴史好きなラムダさんが歩いたら楽しくて面白くてなかなか前に進まないだろうと思います。(笑)
近しいところでは、大津の丘(白樺保育園の裏手住宅地)に大きな墓がある「向井家」の墓所もありましたよ。

※ 今、横須賀に帰っています。 今月下旬島に戻り、10月下旬再び横須賀に帰ってきます。

  1. 2012/09/08(土) 23:14:28 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

年が高齢に達すると

お寺などが心和むようになりました
正直 親戚に不幸があり なかなかコメントが出来ないで すみません
明日が葬儀なので それを過ぎたらコメント出来ると思います 
  1. 2012/09/08(土) 23:34:43 |
  2. URL |
  3. ユウスケ #ZvWJaGwQ
  4. [ 編集 ]

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  1. 2012/09/16(日) 20:25:01 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

鍵コメさん
コメント拝読しました。
ご依頼の件、勿論快諾です。
皆さんの何らかのお役に立てれば私も大変嬉しく思います。
お力を落とされませんよう、皆様にもお伝えください。

Nさん、7月15日のブログ(拙いブログですが)を見られ大層喜ばれていたと奥様からお聞きしており、元気になられるのを信じてお帰りを待っていました。
悲しく、辛く、残念です。
  1. 2012/09/16(日) 21:44:08 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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