まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

鎌倉散歩  《東慶寺 ①》

10月1日。台風一過爽やかな秋空が広がった。
思うところもあり、友とも暫く会っていなかったので久しぶりに鎌倉の寺に出かけて行った。
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ここ「縁切り寺」の名で知られる 「東慶寺」  は、花の寺としても人気があるが、
今は咲く花の種類が少ない為か、混雑するシーズンに比べ嘘のように静かだ。
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鎌倉の寺の花は、奈良の寺同様、総じてこれ見よがしに植え飾られていないところが良い。
それでいて、良く手入れもされている。この‘何気無さ’が心地良い。
ちょいと花好きな隣の爺さんが、ひょっこり現れて「やあ、こんにちは」と出てきそうな、そんな自然体の庭だ。
この「蓼」も「紫苑 」も自分の好き放題に伸びているが、それでいて妙に周りと同調している。
このように野趣豊かな庭は、高名な庭師による透きの無い庭園とは又違った趣があって好きだ。
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未だ酔いの回らない「酔芙蓉」が高い青空に向かって咲いていた。
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※咲き始めた白い花弁は、時間の経過とともにピンクに変色するのが「酔芙蓉」。
白~ピンク色が変わる様子を、酔って顔が赤くなることに例えて「酔芙蓉」の名がついた。
僕も「不要」「不用」「扶養」などと言われないようにしっかりしなくてはと思う。 バシッ!


この気高い純白の花を見ると、僕はいつの時も=新田次郎著=『芙蓉の人』の千代子婦人を思い出す。
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昨日の嵐にも良く耐えて、「萩」も心地よく揺れていた。それを見るのも又楽しい。
ただ、写真を撮る時ぐらいは静止して欲しかったけれど・・・。 (バシッ!三脚を持たぬお主が悪いのだ。)
僕には未だ揺れている花を撮る技術は無い・・・。それにしても、
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この寺の黒塀は、「萩」のような小さな花も良く際立たせてくれる。
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その黒塀のところにある小さな門を潜って中に入ると、「十月桜」が一生懸命咲いている。
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この花は、こんな小春日和の空が良く似合う。
十月桜 (2169x2892) (450x600)


奥を覗くと、庫裏の入り口に「シャジン」が揺れていた。 ・・・「看脚下(かんきゃっか)」 
《古希》も近い。今更だが、生き方を見直さねば。
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さて、何から話をしようか・・・玄関の吊るし鐘を小さく打って中へ入った。
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何はともあれ、互いの無事を喜び合おう。
最近は直ぐに息切れをしてしまう。二人とも年をとったものだ。・・・www
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※玄関の書画は今年4月、円覚寺管長になられた「横田南嶺」禅師によるもの。


昨夜は、またしてもPCの具合が悪く、午前1時まで頑張りましたが根切れして・・・今朝仕上げました。www 
続きは次回に。それでは、又。お元気で。

  *******************************
■「東慶寺」については当ブログ・リンク一番下にある『まつがおか日記』『松岡山 東慶寺HP』をご覧ください。
特に、写真好きな方は『松岡山 東慶寺HP』のフォトギャラリ-の覗いて見えください。
東慶寺を訪れた方が撮られた写真の数々です。(僕の写真はありませんから安心してください ・笑・)
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  1. 2012/10/05(金) 09:20:00|
  2. 鎌倉
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

>この気高い純白の花を見ると、僕はいつの時も=新田次郎著=『芙蓉の人』の千代子婦人を思い出す。
富士山の冬期高層気象観測を自費で始めた野中到氏の千代子夫人・・・
報知新聞などに掲載された夫人の日記の題号「芙蓉日記」に由来すると新田次郎が記していましたが、名峰・富士はその姿から芙蓉峰(芙蓉峯)と呼ばれていたのも一因でしょうかねぇ~・・・???
  1. 2012/10/05(金) 12:38:39 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

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  1. 2012/10/05(金) 15:12:00 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

北さん、こんばんは^^

日本の仏教界は、言葉だけという感が強いでしょうか。
禅宗の中には、実践的な僧侶もいるようですが……。

それでも北さんの自然を愛する歌は、聞こえて来ます。
こちらでは温度差から朝露が美しいこの頃です。

鎌倉は僕も何度も行きました。風情のある街ですね^^
  1. 2012/10/05(金) 18:52:23 |
  2. URL |
  3. すーさん #dSgqtt7g
  4. [ 編集 ]

我楽多写楽さん
ありがとうございます。
山男の写楽さんだから新田次郎の山岳小説もよく読まれていますねぇ。
そういえば、映画「岳」は思いの他人気は今一でした。
愛車《やさごろう》には秋~冬用のシュラーフを用意されたようですから
スタンバイOK。この秋から楽しみですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメさん
ありがとうございます。
嬉しいですね~。そうおっしゃって頂いたからには精一杯頑張らなくちゃあ・・・。www
途中で息切れしない程度に・・・ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すーさん さん
ありがとうございます。
どの世界においても壇上から物言う時代ではありません。
五十六ではありませんが《やってみせる》実践力が人の心を動かします。

すーさんさんも自然保護の大切さを実をもっておしえてくれています。
この寺の前住職だった友人の父も、大仏次郎、小林秀雄等とともに鎌倉の自然保護を訴え、
ついには市政を動かし貴重な自然の谷戸を守った実践家です。
すーさんも実生活を通して自然保護を訴えていらっしゃる。
憂うだけのノンポリ爺さんは恥ずかしいですね。体力も弱るはずです。
食生活ももう一度見直さなくては・・・。




  1. 2012/10/06(土) 09:40:55 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは!
人の姿がないお寺の境内は何かを感じるには
いい所、何かとは・・・自分なりに考えてみたいです
生涯 心の炎を燃やせ・・(心の整理をする、したいこと、にはいいかも)
  1. 2012/10/06(土) 15:33:16 |
  2. URL |
  3. 尾張小牧 #-
  4. [ 編集 ]

尾張小牧さん
ありがとうございます。
寺や神社、教会等で自己を見つめたり、加えて図書館等静かな環境の中で考え事をしたりするのは良いかもしれませんねぇ。
でも、全く人の気配がしないところだと何か落ち着けない気もします。
考え事をするには、人の気配を感じながらも誰からも干渉されない・・・
そんな空間が良いですね。
  1. 2012/10/06(土) 22:31:51 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

鎌倉良いですね~
自分も行って写真撮ってみたいです
この頃、撮る意欲が減ってるもんで^^;
  1. 2012/10/06(土) 23:24:01 |
  2. URL |
  3. あきゅら #-
  4. [ 編集 ]

あきゅらさん
ありがとうございます。
いつでも来てください。
寺社ガイドは道案内くらいなら出来ますよ。
こちらに帰ってきてから全くカメラを持つ気にもなれず憂鬱な気分ですごしていました。
これじゃあいかんと、友人に会いに行きました。
いったら、気分も晴れて、花にもカメラを向けるようになり、帰りは他所へも寄ってみました。
家の中でばかりいるのは、自分にとっては毒のようです。www
  1. 2012/10/07(日) 11:28:58 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

「鎌倉散歩 《東慶寺①》」に和す

〇  講釈をたらたら垂れての寺参り?男要らずの縁切り寺で!
〇  「壇上から物言う時代ではありません?」何を申すか講釈じじい!
〇  講釈も君も不要だ花の名は見れば分かるぞ知ったかぶりするな!
〇  粗大ごみ寝て喰うだけの不要物そこの辺りを認識しろよ!
〇  「ありがたい何はともあれ生かされて!」活かされてとはちゃうではないか?
  1. 2012/10/09(火) 09:07:09 |
  2. URL |
  3. 鳥羽省三 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

「鎌倉散歩 《東慶寺①》」に和す(補追)

〇  石段(きざはし)の見上ぐるほどの高さかな山門へのみち花は少なし
〇  石段のこれ見よがしの高さかなそれに比べて山門優し
〇  山門と謂ひ得るほどの門ならず頭上を照らす灯りも侘し
〇  花好きなノスタル爺さん訪れて「和尚居るか!」と吊るし鐘打つ
〇  物好きなノンポリ爺さん現れて「井上居るか!」と流石に云へず
〇  秋なれば女郎花など欲しからむ縁切寺とあれば尚更
〇  秋なれば薄穂波も宜しきに酔芙蓉のみ艶やかに咲く
〇  竹籠に枯れ酸漿の二個寄りてひそひそ話をしているらしい
〇  庫裏の前シャジンの花が揺れていた看脚下との諭し厳しく
〇  看脚下とは足下を見よとの意にあらむ足下見ずに橋下のみ見む
〇  五十六で「やってみせる!」と云ったとて凄く元気な男と言へぬ
〇  妄想は七欲の他の罪なれどここいら辺で筆を擱きます       
  1. 2012/10/10(水) 04:28:55 |
  2. URL |
  3. 鳥羽省三 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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