まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

浦賀の燈明堂 (横須賀市)

久しぶりによく晴れた風の強い日、浦賀(横須賀市)にある【燈明堂跡】に立ち寄りました。
今日は、その時の様子をお伝えします。
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11月27日の朝、窓の外を見たら「横浜みなとみらい」の街がよく見えます。
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いつもは靄がかかっている事が多い東京湾だけれど、この日は「東京スカイツリー」もよく見えていました。
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今日は一日天気も良さそうだし、体調も良いので三浦海岸の方へでも行って見ようかなと思いました。
※「三浦の風物詩・大根干し」の情報も頂いた事だしネ。そんな身近な情報を貰うのは嬉しいけれど、
「大根」そのものだったらもっと嬉しかったなと思います。ねっ、〇〇さん。バシッ !
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海は冬らしく群青色です。風も強く波も騒いでいます。《あそこ》はもっと波立っているだろうなと胸騒ぎがします。
(バシッ!又、《あそこ》ですか。クイズはもう嫌ですよ。www)分かっています。
珍しく昼になっても東京スカイツリーが見えていました。船のおもて(船首)に辛うじて見えています。
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珍しく遠くの(直線≒120km)【筑波山】まで見えました。うっすら見えているのが見えますか? 
いえ、筑波山じゃなくて、その上空を飛んでいる飛行機です。 バシッ! 右の船は自動車専用の運搬船です。
どうして学園都市のビル群や《筑波山麓ガマの油売り》が見えないかって? 難しいけど・・・
地球は丸いって事ですかね。水平線から現れる船は、先ずマストから見え出す・・・あれですね。
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《あそこ》は、風もきつく波も高いくてきっと寒いだろうなと迷いましたが、
極寒の富士山頂に比べたら大した事も無いだろうと決心しました。www見にくいですが一応、富士山です。
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で、意を決し家を出た僕が最初に向かったのはここ浦賀港西岸の先端にある【燈明堂跡】です。
ここに来たのは、家から見たタンカーなどが狭い浦賀水道を通過する様子を見てみたいと思ったからです。
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ここ浦賀は、嘉永6年(1853年)にペリーが四隻の黒船を率いてやって来た港です。いわゆる「黒船来港」です。
最初、久里浜沖にやって来ましたが、当時久里浜の港は砂浜で大きな黒船が停泊できなかった為、幕府はこの浦賀に誘導したのです。
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資料■
慶安元年(1648年)、江戸幕府は浦賀港入り口の岬に和式灯台である燈明堂を建設した。燈明堂は篝火ではなく堂内で油を燃やすことによって明かりを得ており、堂内には夜間は燈台守が常駐していた。当時は夜間に明かりがほとんどなかったこともあって、燈明堂の明かりは対岸の房総半島からも確認できたと言われている。
明治2年(1869年)日本初の洋式灯台である観音埼灯台が建設されたことによって、燈明堂はその使命を終え、
明治5年(1872年)に廃止となった。

ここ【燈明堂跡】は三浦海岸へ行く途中にあり、家からも近いので直ぐに着きました。
待っている大きなタンカーもまもなくやってくる頃だろうと思います。
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ほらね、やって来たでしょ。
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■浦賀には江戸に出入りする船を検める「奉行所」もあり、この近くに船舶関係の罪人達を処刑した《首切り場》もありました。今でもこの辺りを《首きり場》と言う人もいます。
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この浦賀水道は水路も狭く、その上、東京湾の奥には横浜、川崎、東京、千葉の港に出入りする船舶や
横須賀を母港とする米海軍、日本の自衛隊の船が行き来するので航行する船舶数の数は日本一です。
そのためここは非常に危険な水域でもあります。
船はのんびりそうに見えますが、見てる間に通り過ぎて行きます。
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対岸(千葉県富津市)の丘に建つのは高さ56mもある「東京湾観音」  です。昭和36年に建立されました。
海は内心期待していた甲板を洗うようなすごい波ではありませんが結構波立っているようです。
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この波はタンカーが通った後に押し寄せてくる波でしょうか?
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こんな波を見るとちょと怖いなあと思いますが、
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船の板子一枚抱えて、飛び込んでみたいなという気持ちも心の隅にあります。www
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勿論実際にはやるはずもありませんが、こんな波を見ると心が昂ぶってきます。www
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見ている間にタンカーは遠くなり、久里浜沖辺りに行ってしまいました。
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今日のお話はこれでお終いです。続きは次回に。
それでは、又。元気でお会いいたしましょう。
****************************************************
■資料1、 「黒船来港 」 
■資料  「浦賀の歴史とふれあう散策」  9番《船番所跡》、14番《燈明台跡》参照
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  1. 2012/12/05(水) 00:00:30|
  2. 横須賀
  3. | コメント:5
<<「浦賀の燈明堂跡」   波濤 | ホーム | 「東京スカイツリー」>>

コメント

こんにちは 北さん

綺麗に対岸の風景がみえるんですね 
スカイツリーまではっきりと見えて最高の
ロケーションじゃないですか 毎日色々な船が
行き来して飽きませんよね でも風が吹く日は
凄いことになるようですね
  1. 2012/12/05(水) 13:26:41 |
  2. URL |
  3. yoreyoreman #-
  4. [ 編集 ]

良い処ですねぇ~・・・
色んな季節や気象条件の時に、色んな船が見られるのは羨ましいです・・・
でも、こんな内海でデッキを洗うような波が立つようなら船舶の航行は見合わせるんじゃぁ~???
>船の板子一枚抱えて、飛び込んでみたいなという気持ちも心の隅にあります。www
北さんはサーフィンの心得もあるんですねぇ~・・・
  1. 2012/12/05(水) 13:28:06 |
  2. URL |
  3. 我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

素晴らしい写真の数々

先生は、驚くべき広範囲の分野で、凡人を寄せ付けない腕前を発揮されていらっしゃいます。
写真もその一つと確信しました。
写真の素晴らしさをほのぼのとする語り口で煙幕を張られる手法は、(こう言っては、本当はいけないのでしょうが・・・)
某小学校での〇長の時のお振舞と一緒です。
  1. 2012/12/05(水) 21:04:58 |
  2. URL |
  3. eyts #H.7Ae43M
  4. [ 編集 ]

子どもたちが小さい頃、近場で眺めの良い場所を求めて燈明堂跡を時々訪ねました。
いつも決まって季節は夏でしたが、冬にはこうした荒涼とした景色に出会えるんですね。
インク色の海と波しぶき、冬の海には緊張感がありますね。
久しぶりに家族と訪ねてみようと思いました。
  1. 2012/12/06(木) 00:24:00 |
  2. URL |
  3. さちたけまむ #-
  4. [ 編集 ]

yoreyoreman さん
ありがとうございます。
天気によって、よく見えたり見えなかったりです。
朝起きて、「今日はどうかな」と景色を見るのは楽しみです。
東京湾の船と粟島で見る船の種類はまるで違いますから飽きません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多写楽さん
ありがとうございます。
瀬戸内を走る運搬船は少しの波でも甲板を洗っていますね。
いつだったか尾道で転覆しそうになりながら航行している砂利運搬船を
ハラハラしながら見たことがあります。
東京湾でもたまに見かけますが怖いですね。
ここは横須賀ですから、やはり艦船が多いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
eyts さん
ありがとうございます。
と言いつつ・・・「どちら様のお話ですか?」の世界に片足突っ込んでおりますゆえ、失礼を。
本当は、いい写真を2,3枚を何気に出して寡黙に構えていたいのですが、それが出来ないので、
下手な写真を沢山並べて、その上、口でごまかしています。www ←(・笑・の意味です)
今夜は、「はて、eytsさんは・・・」と眠れそうにありません。www

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さちたけまむ さん
ありがとうございます。
「燈明堂跡」界隈も随分変わりましたね。
海を眺めたり、間近に船を眺めたり、砂遊び、磯遊びをするのには絶好です。
孫達も今年の夏、BQを楽しんできたみたいです。
  1. 2012/12/06(木) 21:19:39 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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