まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

「佐島」の夕景

七日、お墓参りに行った日に見かけた夕景です。夢幻か?はたまた西方浄土か・・・。
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今年の正月三ヶ日は一歩も家を出ず、テレビの番をしながら駅伝観戦と年賀状書き。
四日、初めて家を出て近くの神社に初詣。直ぐに帰って再び大つごもり。ww
そして七日、逗子にある 【延命寺】  へお墓参りに行ってきました。
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ここは「逗子」という地名の起源となったとされている【逗子大師・延命寺】。
我が家の菩提寺です。
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墓参りを済ませ、家に帰って休憩した後、体調も良かったので相模湾に面した友人の勤務する職場を訪ねました。
一年ぶりになるだろうか気の置けないとても良い友で、あれこれ話などして帰って来ました。
「海へ出て、きれいな夕景でも眺めながらお帰り下さい。」と薦められるままに「佐島港」を回って帰って来ました。
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 「佐島港」と「佐島マリーナ」


この浜にある人気の海鮮食堂「海辺」からの夕景。沖の島は「笠島」。
今日の表紙絵(一枚目の写真)は、この食堂のテラスのからの写真でした。
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食堂「海辺」は、地魚料理の美味しい店として知られていて何回か来たことがあります。
魚が苦手な僕が何故?と思うでしょう。安心あれ。僕が注文するのはいつも好物の《天婦羅定食》です。www
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以前はこじんまりした和風の食堂でしたがいつの間にか隣にリゾートレストラン風に拡張していました。
そういえばこのテラスの右の方に富士山が高く望める筈ですが、・・・・・
あっ、見えました!頂上が少しだけ・・・。見えますか?雲が邪魔していますがほんの一寸だけ見えています。
雲のない時の風景は、なかなかのものですが、今日は残念です。
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富士山に雲と言えば、正月四日は一寸青みを帯びたこんな雲(碧雲?)が出ていました。
ふと、清少納言の『枕草子』の一説が脳裏をよぎりました。冬と春の箇所を拾い繕うと
《冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。
やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。》
という風情と言えなくも無い。www
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あ~あ、そんな事を言ってる間に今年の正月も終わってしまいました。
それでは、また、来年。 バシッ !

****************************************************
■資料 1、 「逗子」という地名の起源
当山は奈良時代、天平年中 行基菩薩が開基せられ御自作の延命地蔵菩薩像を安置し本尊とされたのが延命寺の由来である。平安時代に入り、弘法大師(空海)が下野の国、二荒山(現在の栃木県)に登山の折、この地に立寄り、当山の地蔵尊を安置する厨子を設けられました。 以来、住民尊信の的となりいつしか当山所在のこの地一帯を往時は「厨子」と呼び、近時より「逗子」という地名の起源となったとされている。
■資料 2、清少納言『枕草子』 ※ Wikiquote
春はあけぼの
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて    行くもをかし。雨など降るもをかし。
秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

(現代語訳) 春は、あけぼのの頃がよい。だんだんに白くなっていく山際が、少し明るくなり、紫がかった雲が細くたなびいているのがよい。 夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。蛍が多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながら蛍が飛んでいくのも面白い。雨など降るのも趣がある。 秋は、夕暮れの時刻がよい。夕日が差して、山の端がとても近く見えているところに、からすが寝どころへ帰ろうとして、三羽四羽、二羽三羽などと、飛び急ぐ様子さえしみじみとものを感じさせる。ましてや雁などが連なって飛んでいるのが小さく見えている様は、とても趣深い。日が沈みきって、風の音、虫の音など、聞こえてくるさまは、完全にいいようがない。 冬は、朝早い頃がよい。雪が降った時はいうまでもない。霜がとても白いのも、またそうでなくても、とても寒い時に、火を急いで熾して、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒さがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白い灰が多くなってしまい、よい感じがしない。
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  1. 2013/01/09(水) 00:00:00|
  2. 横須賀
  3. | コメント:7
<<平和なはずの庭なのだが・・・ | ホーム | 心に残る風景>>

コメント

はんま、ええ色が出てますね、ちょっとアチラえ行って来たんですか?こらーーーすいませんm(__)m
イルミも自然の色に負けますね。(@_@)
寒いおり、体に気おつけて下さい。┐(´ー`)┌
  1. 2013/01/09(水) 10:32:49 |
  2. URL |
  3. wako #-
  4. [ 編集 ]

おぉ~!!!北さん、彼方へ旅行にでも行って来ましたか・・・
しかし、良い色の対比ですねぇ~!!!
西方浄土はこんなに撮影スポットが多いのかな???

>冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、
こう言った文章は冬の良さを良く表していますねぇ~・・・
  1. 2013/01/09(水) 11:35:50 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

Wakoさん
ありがとうございます。
はい、そろそろかなと思って下見に行って来ました。道を覚えるついでに
e-343《酒は美味いし姉ちゃんはきれいかな?》って・・・。
遠いと思っていたすぐそこだったので焦って逃げ帰って来ました~。www
危なかったです。e-351
もう少しこちらの方で頑張ってみようかなって気になりました。www

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多写楽さん
ありがとうございます。
六文銭持って下見に行って来ましたが、
交通費の値上がりで途中下車させられてしまい戻って来ましたwww。

>冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、
写楽さんの、池の畔や畑の野菜の霜のついた写真を見ているとそう思いますね~。
こちらは、暖かいので霜が降りません。e-260

  1. 2013/01/09(水) 12:44:19 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは~♪

夕景がやけに綺麗ですねえ~!こんな時は、ガ~デン
のテ~ブルでワイン片手に~って!寒くてムリ!
なるほど、そうですね。風邪引いちゃいますよ(笑)
しかし、綺麗な夕陽に、綺麗なロケ~ション。。。
いい色だしてますねえ^^/ 
  1. 2013/01/09(水) 22:58:35 |
  2. URL |
  3. ken #-
  4. [ 編集 ]

Kenさん
ありがとうございます。
佐島は昔と随分変わりました。
僕が若かった頃は長閑な漁村って感じだったですが
今では湘南のマリンレジャーの拠点地にもなっています。
》いい色だしてますねえ^^/ 
いい仕事してるでしょ~。www
ここに、ダルマ朝陽が出ると最高でしょうねえ。
本当は、富士山に江ノ島も見えるのですがこの日は残念でした。
  1. 2013/01/09(水) 23:30:04 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

延命寺が菩提寺だったんですね。
すぐそばに美味しい和菓子屋さんがあって・・・
母が横須賀市逗子村時代からこの地で仕事を続けて来たので、
私も馴染みのある大好きな地域です。
「逗子」の地名の由来を初めて知りました。
ここは「裕次郎さん」ゆかりの地でもありますね。
この町を長い足で闊歩したんでしょうか・・・
東京人じゃないところが、意外でかえってカッコイイ!
そう思います。
  1. 2013/01/11(金) 00:01:12 |
  2. URL |
  3. さちたけまむ #-
  4. [ 編集 ]

さちたけまむ  さん
ありがとうございます。
粟島にも墓は残してありますが、今後の事を考え父が亡くなった際に移しました。
裕次郎・・・そうですね。高校が直ぐ傍ですからねぇ。
》すぐそばに美味しい和菓子屋さんがあって・・・
気になりますね~。www


  1. 2013/01/11(金) 00:23:35 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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喜多さん

Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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