まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

★★★★YOKOHAMA  3  異国の丘 ②

「山手234番館」を後にした時は既に日は西に大きく傾いていました。 急げ!
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山手通りから目指す「岡村」は昼間なら20分程で着きますが、既に夕刻のラッシュ時間帯に突入。微妙です。
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休日だったら混雑でとても間に合いません。平日は逆に通勤ラッシュで混み合います。でも、そこはよく知った道。
ラッシュを避ける≪必殺裏道街道≫を抜けてどうにか間に合いました。大急ぎでここへ戻って来たのは、
もう一度この丘からの夕景を見ておきたかったからでした。  ( 山手から岡村まで意外と近く、20分でした。  )R0012374 (600x450)


思えば、小学校6年の春、横浜に転校して友のいない寂しさを忘れる為に毎日のように登って来たこの丘、
当時は遠い山の向うの故郷の事ばかりを思っていました・・・。
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                    「岡村公園」より「横浜みなとみらい」を望む  1/18 17:35


そんな時、望郷の思いに泣きながら口ずさんでいたのが ♪ 「異国の丘」でした。
♪ ≪今日も暮れゆく 異国の丘に  友よ辛かろ 切なかろ・・・・≫
以来、この望郷の想いを歌った「異国の丘」は僕の心の歌であり応援歌となりました。 
R0012373 (600x450)


♪ ≪我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ 帰る日も来る 春が来る≫
このフレーズになると、緩んだこぶしにも自然と力が入り、声も段々大きくなってきました。
幾重にも重なる山々の向うに丹沢が、伊豆の山々が、そして真ん中に富士が高く聳えていました。
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♪ ≪泣いて笑うて 歌って耐えりゃ  望む日が来る 朝が来る≫
小さな声で歌いながら、丘の下の「天神様(岡村天神)」に手を合わせ、愛犬と家路を急ぐ日が多くなりました。
DSC07610 (600x398)


♪≪今日も昨日も異国の丘に 重い雪空日が薄い 倒れちゃならない祖国の土に たどりつくまで その日まで≫
中学二年の頃になると、力一杯僕の手を握り「頑張れ!」の激励をくれた恩師のような大きな人となって、
いつの日にか、故郷に帰ろうと強く心に決めるようになりました。
R0012384 - コピー (600x450)


今は住宅地の立ち並ぶ町ですが、当時この辺りは「ゆず」が歌うように(↓資料参照)何も無い小高い雑木林でした。
中学時代、毎朝のように走った4kmのマラソンコース辺りは、今では立派なマンション等が立ち並んでいます。
DSC07651 (600x398) - コピー


≪瀬戸内の小さな島の教師となって、島の子ども達と心豊かな日々を重ねよう≫そんな夢は叶わなかったけれど、
所は違え、多くの子どもたちとの出会いに恵まれた半生の原点は、この丘からの眺めにあったなと思いました。
これが見納めになるかもしれない・・そんな思いで懐かしい夕景をしばらく眺め、脳裏に焼き付けて帰って来ました。
DSC07658 (600x398)


それでは、また。

**************************************************
資料■  「二木紘三うた物語」  ♪「異国の丘」♪ 

資料■ ゆず ♪「岡村ブギブギ」♪  
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  1. 2013/02/15(金) 00:00:00|
  2. 横浜
  3. | コメント:12
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コメント

素敵な建物が一杯有りますね、撮って楽しそうです。\(^o^)/
  1. 2013/02/15(金) 09:35:18 |
  2. URL |
  3. wako #-
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  1. 2013/02/15(金) 11:20:03 |
  2. |
  3. #
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ん~何とも切ない少年時代でしたねぇ~・・・
私が小学生の頃は、理科クラブで作った鉱石ラジオに夢中でした・・・
何故聞こえるのか?その事を学校の図書館で一生懸命に調べて考えていました・・・
  1. 2013/02/15(金) 13:24:11 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
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Wakoさん
ありがとうございます。
今日は又寒くなりました。
山手通りは異国情緒漂う通りで、素敵な建物も一杯です。
本当はゆっくり歩きながら撮れば良かったのですが、例によって駆け足で・・・・www。
この界隈は有名な私立女子学校が三校もあって、何れも絵になる歴史ある後者がありますが、
何れも高校時代の憧れの聖地でwww・・・しかし、田舎者、貧乏者の僕には眩しすぎて・・・
未だにカメラは向けられません・・・。wwww

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメさん
いつも暖かなコメントありがとうございます。
老いの身になると、そのような正直な感想を頂けると何よりの生きる糧となります。(w 爆 w)
冗談はさて置き、
離島の生活の一番不便な所ですね。
粟島には高校がありませんから(男子は海員養成の学校は在りましたが)、
皆本土の高校に船に乗って通っていました。
しかし、時間的なこともあり、学生寮がありませんから、親戚に世話になったり、下宿をしたり、
部活等の制約もあって、子どもの教育を考え、年々本土に居を構える家が増え、
結局島の過疎化に拍車がかかる状態になってしまいました。
TV等で島を離れていく子どもの番組等を時々放送していますが、
やはり見ると抱えている切実な現実が分かるだけに泣けてきますね。

今日は又、馬鹿に寒いです。風もようやく良くなって来ました。
やはり年ですかね。日にちがかかりました。
暖かな地とは故、油断なさらないように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多写楽さん
ありがとうございます。
温国讃岐でも雪ですか・・・北西の方から下りて来るものはろくなもんじゃないですね。
砂も寒気も煙まで・・・。その上、反日咳までも・・・www

僕の少年時代・・・?はい、いじけた暗い少年期でしたね。www
鉱石ラジオ・・・懐かしい響きです・・・。www
でも僕はコイルの巻く方向を間違えてモーターが回らず・・
以来理科の勉強となると妙に身構えて、緊張の余り脳まで逆回りしてさっぱりでした~。www
未だに電気関係は全て電気屋さんに頼むものと決めています。www

  1. 2013/02/15(金) 14:38:45 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
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  1. 2013/02/16(土) 08:43:17 |
  2. |
  3. #
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鍵コメHKさん
ありがとうございます。
皆それぞれに思い出の地、思い出の風景があります。
私にとってはこの風景は生涯忘れ得ぬ風景となって心の中に残っています。
偶然にもこの写真に写っている所に30代に勤めた勤務先があるんですよ。www

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメKさん
ありがとうございます。
毎日が忙しいですね~。
特に今月は大変だと思いますが風邪など引かれませんように。
人それぞれ重い荷物を背負いながら懸命に生きています。
熟慮の末に自分の選ばれた道です。
振り返えるよりしっかり前を見つめていく方が良いように思います。(自分の経験から)
「人間万事塞翁が馬」共に楽しくやっていきましょう。
  1. 2013/02/16(土) 23:04:43 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

初めて投稿します。

先生の原点となる景色綺麗ですね。自分にとっての走水の風景だなと思いました。小学生の時、またいつか再会しようと言って眺めた景色を、大学時代には様々な感情を込めて見てました。一年時はきつさで九州に帰りたい一念、二年・三年は学校にも慣れ、休日にあの綺麗なネオンの下に行くぞ~早く休み来んかな~という余裕の気持ちで、四年はいよいよ次のステップへの旅立ちということで緊張と不安の中で。
今だに走水に行くと幼少時代と大学時代の素晴らしい思い出が蘇ります。まさに私の原点です。
先生との出会いで私の人生の転機が来て、今まで遠慮がちで前に出なかった自分を、積極的に前に出して頂いていろんな経験をさせて頂き、それ以降、自分の意志で前向きに生きて来れました。
今回の先生の幼少期の思い出を知り、私が受けた愛情溢れる指導の意味がわかりました(^^)。
先生がたまに投稿される走水の風景は、携帯の壁紙にしてますw
  1. 2013/02/17(日) 07:25:26 |
  2. URL |
  3. tegerege #-
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走水の景色、懐かしいですね~。

tegeregeさん
ありがとうございます。
仲の良い友達や住み慣れた所から見知らぬ土地へ引っ越すのは大人でも心寂しいもの。
ましてや子どもであれば尚更です。
個人差もありますが受け入れ側の周りの者達は、
不安や寂しさを少しでも少なくしてあげなければね。
みんなでよく遊び、走水の夕景をよく見ましたね~。
元博や佐藤兄弟、宋君たちも未だに走水に行って見たいと言っています。
みんなと出会えて僕も本当に良かったと思っています。
いつの日か、みんなで又あの夕景を眺めてみたいですね。
ははは、その時は皆子ども連れだね!
お父さん、お母さんによろしくお伝え下さい。
元気だとも伝えてくださいね。
風邪など引かぬようにね。それでは。
  1. 2013/02/17(日) 20:27:01 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

北さんの目に光る!!!!!

涙、涙、涙

涙というものは人には見せないものだというけれど、ぐっとこみあげてくるものがあると、つい目頭があつくなり頬を伝うものですよね。

北さんのこどもへの思いは、ご一緒させていただいたころから強く感じるものがありました。

こんなふうに、振り返ってみたことを読ませてもらうと「なるほど!!」と合点のいくところが。

寂しくつらい思いをしたときに流す涙と同じ涙ではあるけれど、暖かさに囲まれやり遂げた嬉しさから出る涙をこどもたちに流してもらいたいです。そのためには、自分がエネルギッシュにこどもたちと一緒に活動し、時を空間を共有していくことが大切ですよね。そんな大人になりたいです。(まだまだ、北さんに比べたら道半ばかな?)

私事ですが、2月は数十年ぶりにインフルエンザにかかり、その影響かややネガティブになっていました。(自分にもこんな一面があったのかとびっくりです。)
北さんブログに「もっと前を見ないと!こどもに寂しい思いをさせるなよ!!まずうっちゃんが元気を出さんと!!!」と励まされましたよ。本当にありがとうございます。

投稿もたつきご容赦くださいね。
  1. 2013/02/25(月) 23:04:17 |
  2. URL |
  3. うっちゃん #-
  4. [ 編集 ]

うっちゃん さん
ありがとうございます。
いやいや、危うく「どちらさま?って聞くところでしたwww。
横浜、磯子、岡村から眺めた景色・・・。
そこで自らに誓ったことが、38年間、一生懸命走り抜けてきた原点ですからね。
それがなかったら、多くのすばらしい子ども達や仲間たちとの出会いもないわけですからね~。
感慨無量です。

インフルエンザですか~。流行っていましたからね~。
以前に比べたら抵抗力もかなり落ちていますから気をつけてくださいね。

≫「もっと前を見ないと!こどもに寂しい思いをさせるなよ!!まずうっちゃんが元気を出さんと!!!
良くご存知で。www  いつまでも気力は青年でね。
機会を作って又、お会いしましょう。
3月下旬頃まではこちらに居る予定です。
  1. 2013/02/26(火) 20:01:55 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

久しぶりの温かい涙、

喜多さん こんばんは、
少年の日の喜多さんを見守ったお母さま お二人を思い描き互いの思い遣りが自然な尊い人生への道標としての日常だったと思います 異国の丘を謳った 沁み入ります
お手本の先生以上の教師として活躍なさり多くの人々のお手本と慕われて素晴らしい人生を歩まれてお見事です
ご紹介の写真・コメントに惹かれ和めるのもお人柄からと頷け ご縁でお邪魔できる倖に感謝 くれぐれも 健康に留意為されこれからも宜しく願います。
  1. 2016/01/18(月) 21:42:13 |
  2. URL |
  3. umi925 #18Xn5xjA
  4. [ 編集 ]

umi925さん
暖かい応援のお言葉、ありがとうございます。
岡村天満宮の丘、旧家跡、中学校、そして、山手界隈を訪ねたのは、
香川の病院から思わぬ病の宣告を受け、この景色を見るのも
これが最後になるかも知れない・・・という思いからでした。
その為、自然にセンチメンタルな構成になったのだと思います。
》お手本の先生以上の教師として活躍なさり
》多くの人々のお手本と慕われて素晴らしい人生を歩まれて・・・
僕自身は幸せな人生だったと思っていますが、
《手本の先生以上の教師》には程遠いし、e-351 
《お手本と慕われて》は甚だ気恥ずかしく、疑問です。www
ただ、良い子たち、良い保護者、良い先輩・同僚に支えられながら
一生懸命やって来た事だけは確かです。

「異国の丘」、その頃は自分を単に勇気付ける為に口ずさんでいたのですが、
大人になるにつれ、過酷な外地から、親や子、恋人、戦友、そして故郷を想う人たちの心中を察し、
ますます自分の中に深く入り込んで行きました。

体調の方、ご心配頂きましてありがとうございます。
10日に、二俣川の病院から「多分大丈夫でしょう」のお墨付きを頂きました。
その嬉しさもあって、帰りに「みなとみらい」へ足を運ばせたのです。
単純で恥ずかしいです。wwww

  1. 2016/01/19(火) 17:46:05 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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