まほろばの島詩

50年ぶりに帰ってきた故郷の風景写真

暑さを吹き飛ばせ! 6 山寺の夏祭り 2

正覚院の住職さんが着座され、本堂では夏祭りの≪加持祈祷≫が始まりました。
提灯にある  南無聖宝理源大師  は、この地で誕生され、後に京都の「醍醐寺」を創建された高僧です。
この祭壇の背後には若い姿の≪聖宝理源大師坐像≫が安置されていました。
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住職さんの座る横では≪熱湯加持≫で用いられる湯が、大きな釜の中で音を立てて煮え始めました。
いよいよ始まります。僕にとってこの≪熱湯加持≫は初めての体験です。
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住職さんは、≪熱湯加持≫や≪理源大師さん≫のお話を、時にユーモラスに、時に熱く、
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又或る時は声を詰まらせながら、信者さんや参拝者に優しく語りかけておりました。
中には、その法話に涙する信者さんの姿もありました。 (煙が目にしみてたりして・・・バシッ!今日は真面目にやりなさい!)DSC05311 (600x451)


いよいよ、無病息災を願う≪熱湯加持≫の始まりです。
煮えたぎる熱湯に榊(さかき)の葉を浸し、患部につけると理源大師さんのご加護で病も癒えるといわれています。
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皆、住職さんたちの手を借りて、理源大師さんが産湯に使ったといわれる井戸水を沸かした湯に一瞬触れ、
(一人ではなかなか勇気が出ず、皆、住職さんたちの手を借りて人差し指を煮えた湯の中に入れます。熱さは感じませんでした) 
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その湯に浸けた人差し指を自分の体の悪い箇所に触れ、一心に大師さんの御加護を願うのです。
僕の事は、いつも父母や弘法大師さんが守ってくれていると(一人で勝手にww)思っていましたが、
初めて身近に感じた理源大師さんにもお願いをし、幾つかの病魔が巣食っているお腹をさすりながら平癒を祈りました。
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≪熱湯加持≫を終え、≪火渡り≫まで少し時間があるので、薦められるままに理源大師さんが修行されたといわれる岩屋に行ってみることにしました。
裏山から見た瀬戸内らしい本島の景色です。どことなく粟島の城の山から眺める景色と似ています。
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山道を10分程行くと、目の前に理源大師さんが修行されたという大きな岩屋が現れました。
岩の下には細い隙間(空間)が出きています。願い事を唱えながらこちらの大きな入り口から入り、
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こちら側の小さな出口に抜けることが出来たら、願い事が叶うと言われています。
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誰でも潜り抜けられそうですが、欲深く、善行を積まない人は通り抜ける事ができないそうです。  あらら・・・、
どうやらこの人はお腹がつかえて抜けられない様子。きっと欲深く要らぬ物までお腹に溜め込んでいるのでしょう。wwwDSC05324 (600x399)


この人が苦し紛れに「南無大師遍照金剛」と唱えると、摩訶不思議、お腹がするりと抜けて無事出てきました。
きっと、岩の壁面に刻まれたお不動さんが哀れに思い、救いの手を差し延べられたのだと思います。
たまたま行った良い事を、お不動さんはちゃんと見ていたのかもしれません。 (バシッ!それじゃあ『くもの糸』のカンダタだ~) 
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不動明王のご加護を頂いた我々粟島の善男たち?は、八ヶ峰の山道を山寺の本堂へと戻りました。
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途中、本尊・聖観世音菩薩(国指定重要文化財、33年に毎に開扉されるという秘仏)の祀られている観音堂まで来ると、
下の方から法螺の音が一斉に聞こえて来ました。
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木々の間から下を覗くと、山伏やお坊さんたちが本殿の前に姿を現しました。
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いよいよ呼び物の≪御護摩焚き≫~≪火渡り≫の始まりです。僕は急いで本殿前に駆け下りて行きました。
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暑さと疲れと年のせいで、息も絶え絶えです。≪火渡り≫の荒行を紹介しようと思っていましたが、
息が切れて、とても出来そうにありませんので、すみません。次回に・・・。
それでは、また。

※お知らせ
 粟島がNHK≪鶴瓶の『家族に乾杯』≫と言う番組で二週にわたって放送されます。

 受信料を払っておられる方のみ見ることができます。www是非見てください。
 尚、僕の出演ですが・・・ギャラが高くてNHKさんは支払えないとの事で出演はありません。悪しからず。wwww
  『家族に乾杯』 予告  ←クリックして見て下さい

************************************************
■お坊さんの呼び方・・
この寺は真言宗ですから住職さんを≪和尚(わじょう)≫とお呼びすればよいのでしょうが、何か仰々しいので
粟島風に「おじゅっさん」「おっさん」と記そうかと昨夜から悩み続けました。www
でも、これでは少々砕けすぎなので悩んだ末に、一般的な「住職さん」と記しました。
尚、「和尚」と書いても宗派によって読み方はそれぞれ違いがあるようです。
因みに、真言宗と浄土宗は:和尚(わじょう)、 天台宗は:和尚(かしょう)、 臨済宗は:和尚(おしょう)だそうです。
それぞれの地方や宗派によってはお坊さんの呼び方は違い、興味を持って1時間近く検索し続けました。www
皆さんのところでは何とお呼びしているのでしょうかねえ。

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  1. 2013/09/04(水) 00:30:00|
  2. 香川のお寺や神社
  3. | コメント:8
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コメント

こんにちは。

私も腹が邪魔して抜けれそうもありません。(泣)
NHK放映は平日で仕事のためビデオを撮っておきます。(または日曜日の再放送)
出演なしで残念!!
  1. 2013/09/04(水) 12:56:57 |
  2. URL |
  3. masa #-
  4. [ 編集 ]

お坊さんの呼び方って余り意識していませんでしたが、周波によって色々あるんですねぇ~・・・
我が家は浄土真宗ですが「おじゅっさん」って呼んでますねぇ~・・・
何故って聞きましたが、昔からそうなんだそうです・・・
  1. 2013/09/04(水) 14:02:12 |
  2. URL |
  3. @我楽多 #kTvoSsVA
  4. [ 編集 ]

masa さん
ありがとうございます。
≫私も腹が邪魔して抜けれそうもありません。(泣)

こればかりは努力しなくても直ぐ身につきますからね~。www
NHKのお姉さんと一緒にラジオ体操(・・テレビ体操かな?)しましょう。
閻魔大王に取って貰うより楽そうです。www

≪鶴瓶の『家族に乾杯』≫ありがとうございます。
僕は観光誘致を意識してwwwきれいな景色ばかり紹介してきたので、
たまにはそのまんまの島を見て貰うのも良いかなと思います。
一寸気恥ずかしさはありますが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我楽多写楽さん
ありがとうございます。
普段何気に使っている言葉も、いわれや語源を調べると面白いですね。
粟島では(真言宗)我楽多写楽さんと同じ「おじゅっさん」です。
横須賀では(寺は逗子の真言宗)「御住職」です。
  1. 2013/09/05(木) 10:55:21 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんにちは

いろんな行事があるんですね
北さんの身体がさらに良くなりますよう!^^
きっとご利益があると思いますよ

家族に乾杯は 9日の夜ですか・・・
その日は 越後片貝の花火大会に出かけていると思います
またまた花火撮影ですww
私も録画して後で拝見しますね
楽しみです^^
  1. 2013/09/05(木) 16:08:23 |
  2. URL |
  3. ユウスケ #ZvWJaGwQ
  4. [ 編集 ]

ユウスケ さん
ありがとうございます。
≪熱湯加持≫や≪火渡り≫は初めての体験でした。
何か良い事があるように思います。www
疑ってかかるより信じる方がきっと良い方向に向くと思いますからね。

あちこち花火大会も多いですね。≪晴れ≫を祈っています。

鶴瓶の「家族に乾杯」ありがとうございます。
鶴瓶さんは、粟島に来て少し歩いてから隣の「志々島」に行かれたそうです。
ゲストの藤井フミヤさんは思い出の場所をあちこち回られたと聞きました。
本当は、お二人とも≪粟島の夕日≫を見て頂きたかったのですが残念でした。

  1. 2013/09/05(木) 18:34:31 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは~♪

私もお腹が閊えて前に進めない方に属しそう(笑)
欲を溜め込んでますからね~♪そうそう!そろそろ
『家族に乾杯』が・・・。風呂から上がって一服し、返事を書いて。。。
さあ~!拝見いたします~~♪台風に、竜巻等の被害はありませんか?!
日本も物騒な環境になってきてますね、いや!地球がでしょうか!
どっちにせよ!異変続きの日々ですので、ご用心!ご用心。。。
気をつけて下さいね。
  1. 2013/09/05(木) 19:59:45 |
  2. URL |
  3. ken #-
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2013/09/05(木) 20:03:38 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

Kenさん
ありがとうございます。
やっと念願の雨が降りましたよ。
柄になく砂埃のアレルギーなので乾燥は天敵なのでほっとしました。
不満とストレス溜め込んで・・・でっぷり太っていましたがこの夏5キロ痩せました。

≫竜巻等の被害はありませんか?
お陰様で40年近く住んでいますが所謂災害と言われる被害は一度も経験していません。
強いて言えば、こちらに引っ越してまもなく、大雪が降った時、枝垂れ桃の枝が幹からボッキリ・・・。
それくらいです。
竜巻・・・孫が二人同居してますから毎日竜巻みたいな騒ぎに巻き込まれています。www

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鍵コメさん
ははは、そんな事、僕など毎日の事です。
  1. 2013/09/05(木) 23:21:56 |
  2. URL |
  3. 北さん #-
  4. [ 編集 ]

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Author:喜多さん
瀬戸内海と東京湾、二つの故郷を行ったり来たりの根無し草。
瀬戸内の小さな島や三浦半島の風景、生活等を中心に描いています。
又、折々に咲く身近な草花や、旅先で出合った風景等も織り交ぜながら、好き勝手な事を綴っています。

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